東邦ガスの電気のおすすめプランは？プランごとの料金や特徴を解説！

「東邦ガスでおすすめのプランは？」
「中部電力ミライズよりも安い？」
「解約金や違約金はあるの？」

東邦ガスについて、このような疑問があるのではないでしょうか。

中部電力ミライズからの乗り換えを検討している場合、どちらが安いのか気になる方もいるでしょう。

柴田 今日子

東邦ガスでおすすめのプランは、ガスとのセット契約で適用される「ファミリープラン」です。

中部電力ミライズよりも安いため、乗り換え先としておすすめです。

この記事は、東邦ガスの電気を解説します。

各プランの料金や中部電力ミライズとの比較も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

東邦ガスの電気はファミリープランがおすすめ

	シンプルプラン	ファミリープラン
100kWh （30A）	3,640円	3,610円
200kWh （30A）	6,673円	6,643円
300kWh （40A）	10,039円	9,984円
400kWh （40A）	13,309円	13,254円

東邦ガスの電気の中でおすすめなのは、ガスとのセット契約で適用される「ファミリープラン」です。

「ファミリー」と付いていますが、東邦ガスの電気とガスをまとめて契約すれば誰でも利用できます。

シンプルプランよりも基本料金が安く、大きな差はありませんが数十円程度お得になります。

元々東邦ガスを使用している方や、電気とガスをまとめて乗り換えたい方にぴったりでしょう。

光熱費をまとめて管理できるのも、ファミリープランに乗り換えるメリットです。

東邦ガスの家庭向け電気プラン

東邦ガスの基本的な電気プランは、ガス契約なしの「シンプルプラン」とガス契約ありの「ファミリープラン」です。

ほかにも、夜間料金が安い「トクトクタイムプラン」や、再生可能エネルギーを利用する「グリーンエコプラン」があります。

料金に応じて提携ポイントが付与されるプランもあり、dポイント、Amazonギフトカード、PayPayポイントの3種類から選択可能です。

ここでは、東邦ガスの家庭向け電気プランについて解説します。

シンプルプラン

シンプルプランは、東邦ガスのガス契約がなくても利用できる電気プランです。

契約アンペアは10A～60Aまであり、基本料金は10A・15A・20Aで共通です。

電力量料金は一般的な3段階制ではなく10段階に分かれていて、使用量に応じて細かく単価が設定されています。

30A以下の契約の場合、第2段階から第4段階までの料金単価が40A以上に比べてやや安く設定されており、一人暮らしや電気使用量が少ない家庭にも向いています。

必要な分だけ電気を使いたい方や、まずは電気だけ東邦ガスに切り替えたいという方に適したプランです。

ファミリープラン

ファミリープランは、東邦ガスのガス契約がある家庭向けの電気プランです。

「ファミリー」という名前が付いていますが、東邦ガスのガスを契約していれば誰でも契約可能です。

ファミリープランはセット割があるのではなく、シンプルプランよりも基本料金が安く設定されています。

基本料金はシンプルプランと同じように、10A・15A・20Aで共通です。

シンプルプランと同じで、電力量料金は一般的な3段階制ではなく10段階に分かれていて、使用量に応じて細かく単価が設定されています。

また、30A以下と40A以上で料金が異なり、特に30A以下では第2段階から第4段階の料金がやや安く設定されています。

ファミリープランのもうひとつの特徴が、ガス機器の使用状況に応じた割引があることです。

ガス暖房なら基本料金5％オフ、床暖房なら8％オフ、エネファームなら10％オフと、家庭でのガス利用に応じて電気代がさらに安くなります。

家族世帯や電気使用量の多い家庭におすすめのプランです。

ポイントでんきプラン

ポイントでんきプランは、電気料金に応じてdポイントが還元されるプランです。

契約アンペアは10A〜60Aまであり、10A〜30Aまでは基本料金が共通です。

電力量料金は3段階制で、シンプルプランと比べるとやや高めに設定されていますが、その分毎月の電気料金に応じてdポイントがもらえます。

類似プランとして、Amazonギフトカードがもらえる「ギフトでんきプラン」や、PayPayポイントが付与される「ボーナスでんきプラン」もあります。

ギフトでんきプランとボーナスでんきプランの料金体系は、ポイントでんきプランと同じです。

東邦ガスのポイントではなく、普段使用している提携ポイントを貯めたい方におすすめのプランです。

トクトクタイムプラン（夜トク）

トクトクタイムプラン（夜トク）は、夜間の電気代が割安になるプランです。

基本料金は契約アンペアに関わらず一律1,738.44円ですが、電力量料金は使用時間に応じて3つの単価があります。

中でも22:00から翌日8:00にかけた「ナイトタイム」の単価が安いです。

深夜から早朝までのナイトタイムに電気を多く使うと、通常よりも電気代を抑えられます。

夜勤で働いていて夜型の生活をしている方におすすめのプランです。

グリーンエコプラン

グリーンエコプランは、再生可能エネルギー由来の電気を利用できるプランです。

グリーンエコプランでは、二酸化炭素の排出が実質的にゼロになるよう電気を供給しています。

例えば1ヶ月に300kWh使用した場合、スギ約100本が1年間に吸収する二酸化炭素量に相当する環境効果があります。

契約アンペアは30A〜60Aに対応していて、基本料金はシンプルプランと同額です。

電力量料金は10段階に細かく分かれており、シンプルプランよりもやや高めに設定されています。

再生可能エネルギー由来の電気でも品質は通常と変わりませんが、環境負荷を減らしたい方や、持続可能なエネルギーを選びたい方におすすめのプランです。

東邦ガスと中部電力ミライズを比較

東邦ガスの電気プランと中部電力ミライズの従量電灯Bを比較すると、東邦ガスの電気プランの方が安いです。

どちらのプランも、少ない使用量でも中部電力ミライズより安く、300kWh以上の家庭でさらにお得になります。

中部電力ミライズから電気を乗り換えようか迷っている方には、東邦ガスの電気がおすすめです。

ここでは、東邦ガスと中部電力ミライズを比較します。

2025年5月5日 【2025年5月】中部地方で電気代が安い電力会社を比較

シンプルプランと中部電力ミライズを比較

料金 項目	シンプルプラン	従量電灯B
100kWh （30A）	3,640円	3,691円
200kWh （30A）	6,673円	6,777円
300kWh （40A）	10,039円	10,273円
400kWh （40A）	13,309円	13,743円

東邦ガスのシンプルプランと中部電力ミライズの従量電灯Bを比較すると、東邦ガスの方が電気料金が安いです。

電気使用量が少ない100kWh～200kWhの家庭でも、1ヶ月あたり数十円程度安くなります。

300kWh以上の家庭では1ヶ月あたり数百円安くなるため、電気使用量が多い方やファミリー世帯にもおすすめです。

電気だけ東邦ガスに乗り換える場合でも、メリットは十分あります。

ファミリープランと中部電力ミライズを比較

料金 項目	ファミリープラン	従量電灯B
100kWh （30A）	3,610円	3,691円
200kWh （30A）	6,643円	6,777円
300kWh （40A）	9,984円	10,273円
400kWh （40A）	13,254円	13,743円

東邦ガスのファミリープランと中部電力ミライズの従量電灯Bを比較すると、ファミリープランの方がお得です。

電気使用量が少ない100kWh〜200kWhの家庭でも1ヶ月あたり数十円ほど安く、300kWh以上使う家庭なら数百円ほど安くなります。

ファミリープランなら暖房や床暖房などのガス機器の使用状況に応じて、さらに割引も適用されます。

電気とガスをまとめて東邦ガスに乗り換えられる場合は、ファミリープランがおすすめです。

東邦ガスの電気と人気の新電力会社を比較

中部エリアで人気の新電力会社のひとつがLooopでんきで、市場連動型プランのスマートタイムONEは条件次第では安くなるケースもあります。

東邦ガスよりも安い新電力会社はオクトパスエナジーで、再生可能エネルギー電気を安価で提供しています。

大きな差はないものの、シン・エナジーのきほんプランは電気使用量が多いと東邦ガスの方がやや安い傾向です。

ここでは、東邦ガスの電気と人気の新電力会社を比較します。

Looopでんき

料金 項目	ファミリープラン	スマートタイムONE
100kWh （30A）	3,610円	3,812円
200kWh （30A）	6,643円	7,625円
300kWh （40A）	9,984円	11,437円
400kWh （40A）	13,254円	15,250円

東邦ガスのファミリープランとLooopでんきの「スマートタイムONE」を比較すると、基本的には東邦ガスの方が安いです。

スマートタイムONEは、市場価格に連動し30分ごとに電力量料金単価が変動するプランです。

タイミングによってはさらに安くなる場合もありますが、価格変動のリスクも伴います。

一方、東邦ガスのファミリープランは料金設定が一定で、市場によって変動するリスクが比較的低いです。

特に200kWh以上使用する家庭は、Looopでんきよりも月1,000円前後安くなる可能性があります。

Looop でんき	詳細情報
提供エリア	全国 離島など一部除く
電気料金	エリア毎の料金確認
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード
解約費用	0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由

• 燃料費調整額が0円
• 安い時間に使えば節約できる
• 最大10,000円分プレゼント実施中

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

＼新電力におすすめ／

Looopでんき

2025年5月6日 Looopでんきのデメリットとは？使い方次第でお得に使える理由

シン・エナジー

料金 項目	ファミリープラン	きほんプラン
100kWh （30A）	3,610円	3,670円
200kWh （30A）	6,643円	6,761円
300kWh （40A）	9,984円	10,207円
400kWh （40A）	13,254円	13,504円

東邦ガスのファミリープランとシン・エナジーの「きほんプラン」を比較すると、基本的にはファミリープランの方が安いです。

大きな差はありませんが、電気使用量が300kWhを超える家庭では1ヶ月あたり数百円程度安くなるケースもあります。

電気代の安さを重視する場合は、東邦ガスのファミリープランがおすすめです。

シン・エナジー	詳細情報
供給エリア	全国 離島など一部除く
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード 口座振替
解約費用	0円

シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。

シン・エナジーがおすすめな理由

• JALマイルが貯まる
• 毎月の電気代が安い
• プランが豊富にある

他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。

シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。

＼最安クラスに安い／

シン・エナジー

2025年5月20日 シンエナジーの料金プランを比較！選び方のポイント

オクトパスエナジー

料金 項目	ファミリープラン	グリーンオクトパス
100kWh （30A）	3,610円	3,548円
200kWh （30A）	6,643円	6,502円
300kWh （40A）	9,984円	9,827円
400kWh （40A）	13,254円	13,105円

東邦ガスのファミリープランとオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」を比較すると、グリーンオクトパスの方が安いです。

電気使用量が少ない家庭でも多い家庭でも、1ヶ月あたり数百円程度安くなる可能性があります。

新電力会社に抵抗がなく電気代の安さを優先したい方には、オクトパスエナジーがおすすめです。

オクトパスエナジー	詳細情報
提供エリア	全国 沖縄と離島を除く
電気料金	料金確認
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード 口座振替 コンビニ払い
解約費用	0円

オクトパスエナジーは、もともとイギリス発の電力会社で、2021年に東京ガスと合弁でTGオクトパスエナジー株式会社が提供する新電力サービスです。

オクトパスエナジーがおすすめな理由

• 月額料金が安い
• 実質再生可能エネルギー100％
• サポート体制が評判が良い

オクトパスエナジーは、実質再生可能エネルギーを100%使用しながらも新電力で最安値クラスです。

＼料金が安い／

オクトパスエナジー

2025年5月6日 オクトパスエナジーを電気のプロが徹底レビュー！どんな人におすすめ？

東邦ガスの電気プランの特徴

東邦ガスの電気プランの特徴は、ガス機器の利用に応じた割引があることです。

電気料金に応じて貯まる「がすてきポイント」は、商品や提携先のポイント、電子マネーなどに交換できます。

ほかにも、違約金がない点や、支払方法が3種類用意されている点も魅力です。

ここでは、東邦ガスの電気プランの特徴について解説します。

ガス機器の利用に応じて割引が適用される

東邦ガスの特徴は、ガス機器の利用に応じて割引が適用されることです。

電気とガスの同時契約で適用される「ファミリープラン」には、ガス機器の利用状況に応じた割引特典があります。

ガス暖房を使用している家庭なら5％、ガス温水床暖房なら8％、さらに家庭用燃料電池「エネファーム」を導入している場合は10％の割引が適用されます。

ファミリープランは電気のみの契約で適用される「シンプルプラン」よりも基本料金が安く、割引が適用されるとさらに安いです。

がすてきポイントというポイントがある

東邦ガスには、「がすてきポイント」という独自のポイントサービスがあります。

これは東邦ガスの会員サービス「Club TOHOGAS」に登録すると利用できるポイントで、電気やガスの利用料金200円（税込）ごとに1ポイントが貯まる仕組みです。

貯まったポイントは、東邦ガスが用意する商品や提携先のポイント、電子マネーなどに交換できます。

1ポイント1円相当として100ポイント単位で利用でき、光熱費の支払いに応じてお得にポイントを貯められるのが魅力です。

アンケート回答やコンテンツの利用でもポイントがもらえるので、日常生活の中で無理なく貯められます。

違約金がなく自由に解約できる

東邦ガスの電気プランは契約期間の縛りがなく、違約金も発生しません。

電力会社によっては契約期間内の解約で違約金がかかるケースもあります。

例えば0円でんきでは、契約から1年未満で解約すると違約金として一律3,000円がかかります。

引っ越しや他社への乗り換えを考えている場合でも費用負担を気にせず手続きできるため、東邦ガスならいつでも自由に解約できます。

支払方法は3種類ある

東邦ガスの電気料金の支払い方法は、口座振替、クレジットカード払い、払込票払いの3種類です。

電力会社によっては支払い方法が限定されていることがあり、希望の方法を選択できないケースもあります。

例えばしろくま電気は、支払方法をクレジットカード払いに限定しています。

自分に合った方法を選べるので、以前と同じように光熱費を管理できるのが嬉しいポイントです。

東邦ガスの電気プランでよくある質問

東邦ガスの電気プランで、よくある質問をお答えします。

「中部電力ミライズより本当に安いのか」「解約時の違約金はあるのか」などの疑問がある方は、よくある質問の内容を確認してから契約に進みましょう。

疑問点を事前に確認することで、自分に最適なプランを選べます。

まとめ

最後に、東邦ガスの電気プランをおさらいしましょう。

東邦ガスの電気は、ガス契約ありのファミリープランがおすすめです。

シンプルプランよりも安いため、お得に電気を使用できます。

中部電力ミライズの従量電灯Bよりも東邦ガスの電気の方が安く、シンプルプランへ乗り換えても節約可能です。

まずは電気だけ乗り換えたいという方は、シンプルプランを選ぶと良いでしょう。

東邦ガスの電気プランには違約金がなく、契約後も自由に解約ができる点が大きなメリットです。

東邦ガスの電気プランが気になる方は、ぜひ気軽に乗り換えてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。