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「60アンペアの基本料金は?」
「60アンペアに向いている世帯人数は?」
「エアコンは何台使える?」
電気の60アンペア契約は大容量契約に分類されますが、基本料金がいくらなのか気になりますよね。

大手電力会社の場合、60アンペアの基本料金は約2,000円です。
本記事では基本料金のほか、60アンペアに適した世帯人数や家庭環境を詳しく解説します。
家電のアンペア数目安も紹介するので、契約アンペアに迷っている人もぜひ参考にしてください。
\60アンペアでおすすめ/
60アンペア基本料金は約2,000円

大手電力会社 従量電灯B | 60Aの基本料金 |
---|---|
東京 | 1,870.50円 |
北海道 | 2,415.60円 |
東北 | 2,217.60円 |
中部 | 1,926.84円 |
北陸 | 1,815.00円 |
九州 | 1,897.44円 |
平均 | 2,023.83円 |
大手電力会社のうち、従量電灯Bプランを最大容量の60アンペアで契約できる6社の基本料金平均を算出すると、2,023.83円です。
6社のうち最安の北陸電力は1815円ですが、北海道電力は2415.60円と最も高く、両社に約600円ほどの差があります。

60アンペアで安い電力会社を探しているなら、新電力も検討しましょう!
電気の基本料金は「10アンペアあたりの料金×契約容量÷10」で算出され、10アンペアごとに一定額が増えていくシステムです。
例えば東京電力の従量電灯Bは311.75円/10Aのため、契約容量が10アンペアの場合は311.75円、20アンペアの場合は623.50円になります。
ただし、関西電力の従量電灯Aのように最低料金制を採用しているプランは、基本料金ではなく規定の最低料金が一律で発生します。
60アンペア契約に適した世帯は?
家庭環境 | おすすめの契約アンペア |
---|---|
4人~暮らし (二世帯住宅) | 50~60A |
オール電化住宅 | 60A~ |
60アンペアは、世帯人数が多い家庭やオール電化住宅に適した契約容量です。

ほとんどの電力会社は30アンペアを標準的な容量に設定しているため、60アンペアは大容量契約の部類に入ります。
自身の家庭環境と照らし合わせて、60アンペアが最適かどうか判断してみましょう。
4~5人以上の大家族
世帯人数 (非電化住宅) | おすすめの 契約アンペア |
---|---|
1人 | 20~30A |
2~3人 | 40~50A |
4人~ | 50~60A |
世帯人数が4~5人以上の家庭や二世帯住宅は電力使用量が多く、複数の家電を同時に使用する機会も多いため、60アンペア契約が向いています。
3~4人世帯だと50アンペア契約で充分なケースもありますが、別々の部屋で複数の家電を同時に稼働させる機会が多い場合は、余裕をもって60アンペアを選ぶのがおすすめです。

基本料金を安くしたい場合は、50アンペア契約も検討してみましょう。
オール電化住宅
世帯人数 (オール電化住宅) | おすすめの 契約アンペア |
---|---|
1~2人 | ~60A |
3~4人 | 60~80A |
5人~ | 80~100A |
オール電化住宅の場合、1~2人世帯またはエコキュートやIHクッキングヒーターをあまり使わない家庭なら、60アンペアでも快適に生活できるケースが多いです。
3人以上の世帯や消費電力が多い家庭は60アンペアだと容量不足となる可能性が高いため、オール電化プランを検討しましょう。
オール電化プランは60アンペアを超える契約ができ、夜間の電力量料金が安いので、深夜に稼働する機器が多いオール電化住宅との相性が非常に良いです。

オール電化プランを提供しているおすすめの新電力もチェックしてみてください。
契約アンペア変更の注意点
60アンペアから契約容量を下げる際は、アンペアが不足してブレーカーが落ちやすくならないか、チェックしておきましょう。
また、70アンペア以上で契約したい場合はプラン変更が必要になるケースがあるため、プラン料金や手続き方法を確認しておく必要があります。
50アンペア以下だと容量不足の可能性
大手電力会社 従量電灯B | 基本料金 (平均) | 4~5人世帯の 契約容量 |
---|---|---|
50A | ||
60A |
契約容量を60アンペアから50アンペアに変更すると、基本料金は月330円ほど下がりますが、家庭環境によっては容量不足になる可能性があるので注意しましょう。
具体的には、エアコンや電子レンジなどの電力消費量が多い複数の家電を同時に使用した場合、60A契約時と比べてブレーカーが落ちやすくなります。

ブレーカーが落ちると家の中が停電し、ブレーカーを手動で上げたり、自動復旧を待つ必要があります。
特に電力使用量の多い大家族の場合、50Aだと足りない可能性があるため、契約変更前に家電のアンペア数目安をもとにシミュレーションしてみましょう。
70アンペア以上はプラン変更が必要
項目 | ![]() 従量電灯B | ![]() 従量電灯C |
---|---|---|
契約容量 | 10~60A | 6kVA~ |
基本料金 | 311.75円/10A | 311.75円/1kVA |
契約容量を60アンペアから70アンペア以上にする場合は、従量電灯Bをはじめとするアンペア契約のプランから、従量電灯Cのようなキロボルトアンペア(kVA)契約のプランに切り替える必要があります。
標準プランの契約容量は最大60アンペアで、70アンペア以上に対応していないためです。

1kVAは10Aに相当するので、70A契約したい時は従量電灯Cで7kVAの契約容量を選びましょう。
また、アンペア契約からkVA契約に変更する際はスマートメーターの交換や、利用者負担で電気工事が実施されるケースもあります。
60アンペアで使える家電

家電 | 必要アンペア目安 |
---|---|
エアコン | 5.8~20A |
電子レンジ | 15A |
ドライヤー | 12A |
掃除機 | 2~10A |
テレビ | 2.1A |
スマホ充電 (iPhone急速充電) | 2A |
家電の中で最も消費電力の多いエアコンは最大20アンペア必要なため、60アンペアで契約すれば、エアコンと他の家電を使用してもブレーカーが落ちる心配はまずありません。
ただし、オール電化住宅はエコキュートやIHクッキングヒーターなどアンペア数の多い機器を利用するため、家電の同時使用には注意が必要です。

家電の必要アンペア数は、「消費電力(W)÷100」でおおよその数値が分かります。
エアコン2~3台の同時使用が可能

エアコンの アンペア目安 | 暖房 | 冷房 |
---|---|---|
通常運転時 | 6.6A | 5.8A |
運転開始直後 | 20A | 14A |
エアコンは運転開始直後のアンペア数が非常に大きく、暖房は20アンペア、冷房は14アンペアほど必要です。
しかし、60アンペア契約なら2~3台のエアコンを同時に起動できるため、夏や冬でも快適に生活できます。

エアコン稼働中のアンペア数はそれほど大きくないので、電子レンジや掃除機などの家電も余裕をもって使用できます。
オール電化用機器はアンペア数が高め
オール電化機器 | アンペア目安 |
---|---|
エコキュート | 20A |
IHクッキングヒーター | 30A |
オール電化用機器は他の家電より必要アンペア数が高く、エコキュートは20アンペア、IHクッキングヒーターは30アンペアが目安です。
そのため、オール電化住宅でエアコンや電子レンジを同時に使用すると、60アンペアでは容量不足になる可能性が高いです。
エコキュートの稼働時間を深夜帯に限定したり、IHクッキングヒーター使用中はなるべく他の家電の使用を控えて、アンペア数の超過を防ぎましょう。
大容量契約は新電力がおすすめ
電気の契約アンペア数が大きくなるほど基本料金は高くなるため、60アンペア以上の大容量契約をする場合は、大手より安い新電力への乗り換えがおすすめです。
現在は多数の新電力が存在しますが、中でも楽々でんきは料金の安さと充実したサービスを両立させており、電力会社選びに迷ったときにおすすめです。
電力使用量の多い家庭は、300kWhまで定額でお得に使えるプランがあるCDエナジーも検討してみましょう。
オクトパスエナジーは基本料金と電力量料金が格安なため、料金重視で電力会社を選びたい人に向いています。
楽々でんき
楽々でんきは全プランで大手より料金設定が安いうえ、基本料金0円のプランもあるため、どのような家庭でもお得に使えます。
楽々でんきは、株式会社エクスゲートが運営する新電力で、電気代が業界最安級に安いサービスです。
電気代がお得なだけでなく、水道・ガス・電気のトラブル時の「かけつけサービス」も無料で利用できます。
当サイトからの申し込み限定で
デジタルギフト5,000円分プレゼントされます。
楽々でんきは、U-NEXTやオンライン診療などサービスも充実しているため、特典重視の方にもおすすめです。
\新電力におすすめ/

CDエナジー
CDエナジーのファミリーでんきプランは電力使用量300kWhまで定額、以降は東電より割安料金で使えるため、世帯人数が4人以上の大家族におすすめです。
CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。
電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。
CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。
料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。
電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。
\首都圏で人気/
オクトパスエナジー
オクトパスエナジーは基本料金、電力量料金ともに大手より格段に安いため、電気代を安くしたい全ての人におすすめです。
オクトパスエナジー | 詳細情報 |
---|---|
提供エリア | 全国 沖縄と離島を除く |
電気料金 | 料金確認 |
初期費用 | 0円 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 コンビニ払い |
解約費用 | 0円 |
オクトパスエナジーは、もともとイギリス発の電力会社で、2021年に東京ガスと合弁でTGオクトパスエナジー株式会社が提供する新電力サービスです。
オクトパスエナジーは、実質再生可能エネルギーを100%使用しながらも新電力で最安値クラスです。
\料金が安い/
60アンペアの基本料金でよくある質問
60アンペアの基本料金で、よくある質問にお答えします。
基本料金や同時に使用できる家電を把握して、アンペア契約をする際の参考にしてください。
50アンペアとの料金差やおすすめの新電力も解説するので、電気代を下げたい人もぜひチェックしてみましょう。
- 60アンペアの基本料金はいくら?
- 大手電力会社の従量電灯Bで60アンペアの基本料金平均を算出すると、2,023.83円です。そのため、大手以外の電力会社と60アンペアで契約する際は、基本料金が2,000円より安いかどうかを1つの判断基準にしましょう。なお電気の基本料金は、「10アンペアあたりの基本料金×契約容量÷10」でも算出できます。
>> 60Aの基本料金を詳しく見る
- 60アンペア契約の世帯数目安は?
- 60アンペアは、4人以上の世帯やオール電化住宅に最適な契約容量です。世帯人数の多い家庭は電力使用量が多く、複数の家電を同時に使用する機会も多いため、大容量契約がおすすめです。また、全てのエネルギーを電気で賄うオール電化住宅は、1~2人世帯でも60アンペア契約が適しています。ただし、3人以上の世帯だと70アンペア以上が望ましいので、オール電化プランも検討しましょう。
>> 60A契約に適した家庭環境を見る
- 50アンペアにすると基本料金はいくら安くなる?
- 契約容量を60アンペアから50アンペアに下げると、基本料金は1ヶ月で約330円、1年で約4,000円安くなります。少しでも電気代を抑えたい人は50アンペアへ変更するのも有効ですが、容量不足になる可能性もあるため注意が必要です。家電のアンペア数は「消費電力(W)÷100」で算出できるため、契約変更前に同時に使用する家電を確認しておきましょう。
>> 50アンペアの基本料金を見る
- 60アンペアで同時に使用できる家電は?
- 60アンペア契約の場合、エアコン2~3台を稼働中に他の家電を使用しても、ブレーカーが落ちる心配はまずありません。家電の中で最も消費電力の多いエアコン(暖房)のアンペア数目安は、起動時は20アンペア、通常運転時は6.6アンペアです。そのため、エアコン2台を同時に起動しても20アンペアほど余裕がある計算になり、他の家電も余裕をもって使用できます。ただし、エコキュートやIHクッキングヒーターはエアコン以上にアンペア数が高いので、オール電化住宅の場合は家電の同時使用に気を配る必要があります。
>> 家電のアンペア数目安を見る
- 基本料金が安い新電力は?
- 楽々でんきは全プランで大手より基本料金が安く、オプションやサービスも充実しているため、様々な人におすすめの新電力です。現在東京電力の従量電灯Bやプレミアムプランを利用中の人は、割安な類似プランがあるCDエナジーも検討してみましょう。電気代を大幅に下げたい場合は、基本料金と電力量料金が格安なオクトパスエナジーが最適です。大容量契約をすると基本料金も高くなるため、大手より安い新電力への乗り換えがおすすめです。
>> おすすめの新電力を見る
まとめ
最後に、60アンペアの基本料金をおさらいしましょう。
- 60アンペアの基本料金は約2,000円
- 4~5人以上の大家族やオール電化住宅は、60アンペア契約が最適
- 大容量契約をするなら大手より新電力がおすすめ
60アンペアは一般的な電気契約において最大の契約容量で、基本料金は1ヶ月約2,000円です。
4人以上の世帯や、1~2人暮らしのオール電化住宅なら、60アンペア契約をすれば日常生活で困ることはまずありません。
ただし、60アンペア以上の大容量契約は基本料金も高くなるため、大手より安い新電力の利用がおすすめです。

新電力に乗り換えても電気の質は大手と変わらず、電気代だけを下げられます。
低価格でサービスも充実している楽々でんきのほか、東電エリアに住んでいる人はCDエナジー、大幅に電気代を抑えたい人はオクトパスエナジーも検討してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。