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「二人暮らしの電気代の平均は?」
「高くなる理由は?」
「節約方法が知りたい」
二人暮らしを始めたばかりの人は、電気代の平均や節約方法が気になりますよね。

二人暮らしの電気代は12,008円です。二人暮らしで節約したいなら、新電力への乗り換えがおすすめです。
この記事は、二人暮らし世帯の電気代の平均を解説します。
電気代が高くなる原因や節約方法、さらに二人暮らしに最適な新電力も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
二人暮らしの電気代の平均は12,008円

二人暮らしの平均的な電気代は、約12,000円です。
総務省統計局のデータによると、2024年の二人暮らし世帯の電気代は12,008円で、直近3年間はおおむね12,000円台で推移しています。

つまり、二人暮らしで月13,000円を超えているなら、平均より高めと判断できます。
自分の家庭の電気代と照らし合わせ、平均を上回っているようであれば、家電の使用方法の見直しや新電力会社への切り替えを検討しましょう。
勤労者世帯の平均電気代は11,940円
季節 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
---|---|---|---|
1~3月 | 14,790円 | 17,929円 | 13,123円 |
4~6月 | 11,898円 | 11,232円 | 11,165円 |
7~9月 | 11,590円 | 9,622円 | 11,859円 |
10~12月 | 12,485円 | 9,958円 | 11,613円 |
年間平均 | 12,691円 | 12,185円 | 11,940円 |
勤労者世帯に限定すると、2024年の平均は月11,940円で、全体の平均である12,008円と比べると68円安い結果でした。
差はわずかですが、日中に仕事で外出している時間がある分、やや電気代が抑えられていると考えられます。
一方で、2022年や2023年のデータを見ると、ほぼ差がなかったり、逆に勤労者の方が高くなる年もありました。

二人暮らしの場合は、そもそも二人とも勤労者であるケースが多く、全体平均と勤労者世帯の平均に大きな違いはないと考えられます。
二人暮らしの電気代を参考にする場合は、勤労者に限らず月12,000円前後を目安として考えましょう。
二人暮らしの電気代は夏と冬が高くなる
季節 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
---|---|---|---|
1~3月 | 14,847円 | 17,723円 | 13,265円 |
4~6月 | 11,911円 | 11,354円 | 11,125円 |
7~9月 | 11,662円 | 9,885円 | 11,984円 |
10~12月 | 12,293円 | 10,099円 | 11,657円 |
年間平均 | 12,678円 | 12,265円 | 12,008円 |
二人暮らしの電気代は、冷暖房を多く使用する夏と冬に高くなる傾向があります。
例えば、2024年の電気代を見ると、冷暖房を多く使う冬は13,265円、夏は11,984円で、他の季節より高いです。
一方、冷暖房をあまり使わない春は11,125円、秋は11,657円と夏と冬よりは安い結果でした。

冷暖房による電気代は負担が大きいものの、裏を返せば対策次第で節約しやすい部分でもあります。
冷暖房の使い方を見直すだけでも、年間の電気代を抑えられるでしょう。
二人暮らしの電気代が高くなりがちな理由

二人暮らしになると、生活スタイルや部屋の数が変わるため一人暮らしの時より高くなりがちです。
例えば、照明の数が増えたり、別々の部屋で過ごす時間が増えたりすることで、家電の使用量も自然と増えます。
さらに、在宅ワークや新しい家電の導入によって、思っている以上に電気代がかさむケースも少なくありません。

ここからは、二人暮らしで電気代が高くなりやすい具体的な理由を紹介します。
使用する照明の数が増えた
照明の種類 | LED 6.9W | 白熱灯 54W |
---|---|---|
8時間 | 1.5円 | 12.1円 |
1ヶ月 | 46円 | 363円 |
1年間 | 564円 | 4,415円 |
二人暮らしになると、使う部屋数や照明数が増えるため、電気代が高くなります。
特に、照明で白熱灯を使っている場合は、電気代に大きく影響します。
例えば、LED照明を1日8時間使うと月に約50円ですが、白熱灯なら約363円です。

年間で換算すると約4,000円の差になり、照明が増えるほど電気代も高くなります。
もしも、白熱灯を使っている部屋があるなら、LEDに買い換えるだけで手軽に節約できます。
別々の部屋で過ごす時間が長い
二人が別々の部屋にいる時間が長いと、電気代が高くなります。
照明やエアコン、テレビなどそれぞれが使えば、電力使用量は倍です。
例えば、1日8時間エアコンを使用すると、1ヶ月の電気代は約3,000円です。

仮に、二部屋それぞれで稼働させた場合、エアコンだけで約6,000円の電気代がかかります。
可能な限り同じ部屋で過ごすことで、光熱費を節約できます。
在宅ワークで日中も冷暖房を使用
使用部屋数 | 1日の電気代 | 1ヶ月の電気代 |
---|---|---|
1部屋 | 約248円 | 約7,440円 |
2部屋 | 約496円 | 約14,880円 |
在宅ワークで、日中にエアコンを使う機会が増えると、電気代は高くなります。
例えば、エアコンを1部屋で1日9時間使うと約248円、仕事部屋とリビングの2部屋で使えば、倍の約496円がかかります。
1ヶ月に換算すると、エアコンだけで1部屋あたり約7,440円、2部屋なら約14,880円が必要な計算です。

さらに、パソコンや照明なども使うため、実際の電気代はさらに高くなります。
快適な作業環境は大切ですが、エアコンの電気代を節約したい場合は工夫が必要です。
新たな家電を導入した
家電 | 電気代 | 月額目安 |
---|---|---|
食洗機 | 約30円 | 約2,000円 |
洗濯乾燥機 | 約40円 | 約2,000円 |
空気清浄機 3台 | 約1.2円 | 約36円 |
二人暮らしになると、一人暮らしの時と比べて、洗い物や洗濯物が倍になります。
今までは手洗いしていた食器も、二人分になると手間が増えるため、食洗機を導入する世帯もあると思います。

例えば、食洗機を毎日2回程度使だけでも、月に約2,000円の電気代が必要です。
新しい家電を取り入れることで暮らしは快適になりますが、それに応じて電気代も高くなることを理解しておきましょう。
二人暮らしの電気代を節約する方法

二人暮らしの電気代を抑えるには、二人揃っての節約意識が大切です。
例えば、使っていない家電の電源をこまめに切る、なるべく同じ部屋で過ごして冷暖房の効率を上げるといった工夫だけでも、無駄な電気代を抑えられます。

さらに、同時に使う家電を減らしたり、省エネ性能の高い家電に買い換えることも手段の一つです。
ここからは、二人暮らしにぴったりの節約テクニックを具体的に紹介します。
二人で話し合ってこまめに電源を切る
機器 | 待機電力 |
---|---|
モデム・ルーター | 6.6W |
デスクトップPC | 2.4W |
冷暖房エアコン | 2.4W |
温水暖房便座 | 2.4W |
空気清浄機 | 1.7W |
液晶テレビ | 0.4W |
電子レンジ | 1.1W |
炊飯器 | 1.1W |
複合プリンター | 1.2W |
据え置き型ゲーム | 1.4W |
電気のつけっぱなしは、電気代が高くなる原因です。
特に二人暮らしでは、「相手がやってくれるだろう」という油断から、電気をつけっぱなしにしてしまうこともあるでしょう。

1つあたりの待機電力はわずかでも、積み重なると年間で数千円単位の電気代にが発生します。
「不要な家電のコンセントを抜く」といったルールを二人で作り、手軽なところから節電を意識してみましょう。
一緒の部屋で過ごし冷暖房コストを抑える
使用部屋数 | 1日の電気代 | 1ヶ月の電気代 |
---|---|---|
1部屋 | 約248円 | 約7,440円 |
2部屋 | 約496円 | 約14,880円 |
冷暖房は電気代がかかる一方で、節約しやすい家電でもあります。
例えば、26度に設定した冷房を1日8時間使用すると、一部屋では約248円、二部屋では約496円の電気代がかかります。
これを1ヶ月続けた場合、それぞれ約7,440円と約14,880円です。

ただし、設定温度を1度上げたり、サーキュレーターで隣の部屋に風を送ったりするだけで、冷暖房の電気代を抑えられます。
冷暖房を使う時は、一緒の部屋で過ごしたり、サーキュレーターを活用したりするだけでも、月に数千円の節約が可能です。
同時に使う家電を減らす
契約A数 | ![]() 月額基本料金 |
---|---|
30A | 935円25銭 |
40A | 1,247円00銭 |
50A | 1,558円75銭 |
同時に使う家電を減らすことで、基本料金を抑えられます。
家電を同時に使うとブレーカーが落ちるリスクがあるため、契約アンペア数を上げる必要があります。
契約アンペア数を上げると、その分だけ基本料金が高くなります。

例えば、30Aと50Aを比較すると、月々の基本料金に600円以上、年間で約7,500円の差です。
ドライヤーを使うときは電子レンジの使用を控える、食洗機と洗濯乾燥機の稼働時間を朝と夜に分けるだけでも効果があります。
日常的な使い方を見直すことで、無理なく固定費を削減できます。
二人暮らしに最適な省エネ家電に買い換える
家電製品 | 10年前の 家電と比較 | 年間節約額 |
---|---|---|
冷蔵庫 | 約35% | 約4,340円 |
エアコン | 約19% | 約4,650円 |
テレビ | 約42% | 約1,890円 |
家電を最新の省エネ性能の高い機種に買い換えるだけで、電気代は大きく節約できます。
例えば、10年前のモデルと比べると、冷蔵庫は約4,340円、エアコンは約4,650円、テレビは約1,890円も年間で電気代を節約可能です。

特に冷蔵庫やエアコンのように使用時間が長い家電ほど、買い替えによる節電効果は大きいです。
二人暮らしなら大型すぎる家電は不要なので、省エネでコンパクトなモデルを選ぶと、本体価格も抑えつつ効率よく電気代を節約できます。
二人暮らしに合った電力会社に乗り換える
電気使用量 | ![]() きほんプラン | ![]() 従量電灯B |
---|---|---|
30A 200kWh | ||
40A 300kWh | ||
40A 400kWh |
手軽に電気代を節約したいなら、新電力会社への乗り換えもおすすめです。
二人暮らしに合った電力会社に乗り換えるだけで、電気代を節約できます。

例えば、自分たちのライフスタイルに合った新電力会社を選べば、年間10,000円以上の節約も可能です。
定期的に契約内容を見直すことで、電気の使い方を変えず、手軽に節約できます。
二人暮らしで節約するなら電力会社の切り替えがおすすめ
新電力会社 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
---|---|---|---|---|---|
東電と比較 | |||||
付帯サービス | |||||
基本料金 | |||||
ガスセット | |||||
ポイント | |||||
特徴 | かけつけサービス無料 即日開通にも対応 | 電気代が安い 昼夜プランもある | 一人暮らし向け プランがある | 30分おきに 電力量料金が変動 | 東京ガスと セットにできる |
おすすめな人 | 一人暮らしが初めて 新生活スタートする人 | 安さにこだわる人 | 使用量別でお得な 電気を契約したい人 | 電気代が安い時間帯で 集中して電気を使える | 大手で安心できる 新電力を選びたい人 |
電気の使い方を変えずに、節約したい場合は電力会社の変更がおすすめです。
大手電力会社から、新電力に乗り換えるだけで、安く電気が使えます。
基本料金や電力量料金が割安なプランを用意している会社が多く、最適なプランを選べば、年間で1〜2万円の節約も可能です。

ここからは、おすすめの新電力会社を紹介します。
楽々でんき
楽々でんきは、株式会社エクスゲートが運営する新電力で、電気代が業界最安級に安いサービスです。
電気代がお得なだけでなく、水道・ガス・電気のトラブル時の「かけつけサービス」も無料で利用できます。
当サイトからの申し込み限定で
デジタルギフト5,000円分プレゼントされます。
楽々でんきは、U-NEXTやオンライン診療などサービスも充実しているため、特典重視の方にもおすすめです。
\新電力におすすめ/

シン・エナジー
シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。
他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。
シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。
\最安クラスに安い/
CDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。
電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。
CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。
料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。
電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。
\首都圏で人気/
Looopでんき
東京ガスの電気
東京ガスは、ガス屋のイメージがありますが、自社で大規模発電所を持ち、電気の販売にも本格的に取り組んでいます。
新電力では全国No.1の販売量※1で、多くの人から選ばれています。
※資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2023年11月時点)におけるみなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値
供給エリアは、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、静岡(富士川以東)です。
電気代を節約したいなら、東京ガスの電気「基本プラン」にしておけば間違いありません。
\新電力におすすめ/
二人家族の電気代でよくある質問
二人暮らしの電気代で、よくある質問をお答えします。
二人暮らしの電気代は、一人暮らしの時よりも高くなりがちです。
二人で協力することで、安く抑えることはできますが、限界があるため、新電力への乗り換えも節約の一つとして検討しましょう。
新電力会社の契約に不安がある人や、契約に際しての疑問点が残っている人は、よくある質問の内容をしっかり確認してから契約に進みましょう。
- 二人暮らしの平均電気代は?
- 2024年の全国平均では、二人暮らし世帯の電気代は月約12,008円です。勤労者世帯の場合は、11,940円と若干安くなります。二人暮らしの場合は、そもそも二人とも勤労者であるケースが多く、全体平均と勤労者世帯の平均に大きな違いはないと考えられます。二人暮らしの電気代を参考にする場合は、月12,000円前後を目安にしましょう。
>> 平均の電気代をくわしく見る
- 二人暮らしの電気代はどの時期が高い?
- 二人暮らしの電気代が最も高くなるのは冬です。冬に電気代が高くなる原因は、冷房より電気代が高い暖房を利用すること、追い焚き機能を使う家庭が増えるなど、寒さに影響するケースがほとんどです。逆に言うと、対策次第で節約しやすい時期でもあるため、冬は特に節約意識を持つことが大切でしょう。
>> 季節別の電気代をくわしく見る
- 二人暮らしの電気代が高くなる原因は?
- 照明やエアコンを別々の部屋で同時に使ったり、生活を豊かにするために家電が増えたりすることで一人暮らしの時よりも高くなりがちです。例えば、別の部屋でリモートワークをすると照明や冷暖房代が倍になります。さらに、生活を豊かにするために、食洗機や洗濯乾燥機を導入すると、その分の電気代も高くつきます。照明のLED化や冷暖房機器の使い方を工夫して、できる対策から始めましょう。
>> 電気代が高くなる原因をくわしく見る
- 二人暮らしの電気代を節約するには?
- 電源のつけっぱなしやコンセントの挿しっぱなしをなくすだけでも、年間数千円の節約につながります。他にも、別々の部屋で冷暖房を使うと1ヶ月で約14,880円かかりますが、一緒の部屋で過ごすだけでその半額以下に抑えられます。さらに、同時使用する家電を減らせば契約アンペア数を抑えられ、基本料金も節約可能です。家電の買い替えも効果的で、10年前の冷蔵庫やエアコンを省エネ型に変えると年間1万円近く電気代が減ります。手軽に節約したいなら、電力会社の見直しもおすすめです。
>> 電気代を節約する方法をくわしく見る
- 二人暮らしにおすすめの電力会社は?
- 二人暮らしには、シン・エナジー・TERASELでんき・CDエナジーダイレクト・Looopでんきの4社がおすすめです。それぞれの会社は、電気の使い方やライフスタイルに応じて選べる多様なプランを提供しています。例えば、シン・エナジーはきほんプランをはじめ、日中の在宅時間が長い人には「昼フィットプラン」、夜の在宅が長い人には「夜フィット」プランがあります。それぞれの特徴を比較して、二人のライフスタイルに合った電力会社を選びましょう。
>> おすすめの電力会社をくわしく見る
まとめ
最後に、二人暮らしの電気代をおさらいしましょう。
- 二人暮らしの平均の電気代は約12,000円
- 二人暮らしで電気代を節約するなら新電力への乗り換えがおすすめ
- エアコンの使い方を見直すことで節約できる
二人暮らしの平均的な電気代は、全体でも勤労者世帯に絞っても月約12,000円程度です。
自分の電気代と比較して、約12,000円より高い場合は、節約の余地があります。

例えば、別々の部屋で過ごす時はエアコンを1台だけ稼働させ、サーキュレーターで風を送ることで冷暖房効率を上げられます。
また、使っていない家電の電源を切ったり、コンセントをこまめに抜いたりすることも有効です。
さらに、ライフスタイルを変えずに節約したいなら、新電力に切り替えるだけで、年間1万円以上の節約につながるケースもあります。
二人で相談しながら、無理なくできるところから取り組んでみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。