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「30アンペアの基本料金は?」
「1人暮らしは30アンペアが最適?」
「30アンペアで使える家電は?」
電気契約において、30アンペアは最も標準的な契約容量ですが、基本料金がいくらなのか気になりますよね。

大手の場合、30アンペアの基本料金は約1,000円です。
本記事では基本料金のほか、30アンペアに適した世帯人数や、家電の使い方を解説します。
大手電力会社より割安な新電力も紹介するので、基本料金を抑えたい人もぜひ参考にしてください。
\30アンペアでおすすめ/
30アンペア基本料金は約1,000円

大手電力会社 従量電灯B | 30Aの基本料金 |
---|---|
東京 | 935.25円 |
北海道 | 1,207.80円 |
東北 | 1,108.80円 |
中部 | 963.42円 |
北陸 | 907.50円 |
九州 | 948.72円 |
平均 | 1,011.92円 |
従量電灯Bプランを30アンペアで契約できる大手6社で、基本料金の平均額を算出すると、約1,000円です。
電気の基本料金は「10Aあたりの基本料金×契約容量÷10」でも求められるので、計算の参考にしてください。
例えば、東京電力の従量電灯Bの基本料金は311.75円/10Aのため、30アンペア契約だと「311.75×30÷10」で935.25円です。
関西電力の従量電灯Aなど「最低料金制」採用のプランは、契約容量に応じた基本料金は発生せず最低料金が必要です。

30アンペアあたりの金額安い電力会社を探しているなら、電力量料金も含めたトータルでお得な電力会社もぜひ検討しましょう!
1~2人世帯なら30アンペアが最適

世帯人数 | おすすめの契約アンペア |
---|---|
1人暮らし (在宅短め) | 20アンペア |
1~2人暮らし | 30アンペア |
2人暮らし (在宅長め) | 40アンペア |
30アンペアは、基本的に1~2人世帯に向いている契約容量です。

ほとんどの電力会社は30アンペア契約を基準としており、賃貸住宅でも30アンペアを初期設定にしているケースが多いです。
ただし、1~2人暮らしでもライフスタイルによっては20アンペアや40アンペアが最適な場合もあるため、自身の環境と照らし合わせて契約容量を選びましょう。
節約志向の1人暮らしは20アンペアがおすすめ
必要最低限の家電のみを使い、複数の家電を同時に使用する機会が少ない場合は、20アンペア契約で充分な場合があります。
そのため、あまり電気を使わず、1人暮らしで節約志向の人は20アンペアがおすすめです。

30アンペアから20アンペアに変更すると、基本料金は月300円ほど安くなります。
1人暮らしの人は家電の必要アンペア数も参考に、20アンペアで問題なく生活できるか確認してみましょう。
2人暮らしなら40アンペア契約も検討
2人世帯だと1人暮らしより家電の使用時間が長く、複数の家電を同時に使う機会も増えるため、30アンペアでは容量が足りないケースが出てきます。
例えば、2つの部屋で同時にエアコンを稼働させながら掃除機や電子レンジを使うと、30アンペアだとブレーカーが落ちる可能性が高いです。
また、過去に頻繁にブレーカーが落ちて停電している場合も容量不足と考えられるため、40アンペアへの変更を検討しましょう。
30アンペアで使える家電は?

家電 | 必要アンペア目安 |
---|---|
エアコン (暖房) | ・通常時:6.6A ・起動時:20A |
エアコン (冷房) | ・通常時:5.8A ・起動時:14A |
電子レンジ | 15A |
ドライヤー | 12A |
洗濯機 | 3~5A |
テレビ | 2.1A |
スマホ充電 (iPhone急速充電) | 2~3A |
家電のうち最も消費電力の多いエアコン(暖房)は、起動時に約20アンペアが必要となるため、30アンペア契約ならほぼ全ての家電を問題なく使用できます。
ただし、消費電力の多い複数の家電を同時に使用する場合は、30アンペアで足りるか考慮する必要があります。
例えば東京電力が公開しているデータで計算すると、エアコンの稼働中に電子レンジとドライヤーを同時に使用すると32.8~33.6アンペアとなり、30アンペアを超えます。
家電のアンペア数は「消費電力(W)÷電圧(V)」で求められるので、自宅にある家電がどれくらいのアンペア数で稼働するのか確認してみましょう。

日本の家庭用電圧はほぼ全てが100Vのため、アンペア数を計算する際は「消費電力÷100」で問題ありません。
30アンペアから契約変更する際の注意点
30アンペアから契約容量を変更する際は、基本料金がどれくらい変わるのか事前に確認しておき、電気代に与える影響を試算してみましょう。
電力会社によっては20アンペア以下の契約ができない場合もあるので、アンペア数を下げたい場合は電力会社の乗り換えも検討してみてください。
また、契約アンペアの変更は基本的に1年に1回しかできないため、変更するタイミングにも注意しましょう。
20アンペア以下は非対応の電力会社がある
電力会社 | 契約容量 |
---|---|
![]() 新スタンダードプラン | 30~60A |
![]() きほんプラン | 30~60A |
エルピオでんきやシン・エナジーなど、新電力の中には30アンペア以上でしか契約できない会社やプランがあります。
30アンペアから20アンペア以下に変更する場合は、電力会社の公式サイトで、対応している契約容量を確認しておきましょう。

TERASELでんきの超TERASELプランなど、契約アンペアが20~60Aに限定されているケースもあります。
40アンペアにすると基本料金が上がる
大手電力会社 従量電灯B | 基本料金 (平均) |
---|---|
30A | |
40A |
30アンペアから40アンペアに変更すると、複数の家電を同時に使用してもブレーカーが落ちなくなり快適に生活できますが、基本料金は約330円上がります。
年換算で電気代が約4,000円高くなるため、生活の利便性と電気代の値上げ分を考慮して契約アンペアの変更を決定しましょう。

アンペアを上げる前に、家電の同時使用を控えたり節電対策をして、30アンペアで生活できないか検討してみましょう。
アンペア変更は原則1年に1回のみ
契約アンペアの変更は原則1年に1回のみとなっているため、頻繁に変更ができません。

頻繁な変更は電力会社にとって人件費や管理費がかかり負担が増すため、年1回としている会社がほとんどです。
季節ごとにアンペアを変えるような契約はできないため、基本的に最も電気代が高くなる冬の使用量を基準に、契約アンペアを決めるのがおすすめです。
なお自宅の電気メーターがスマートメーターの場合は、電力会社が遠隔から操作できるため、アンペア変更の工事は実施されません。
基本料金が安いおすすめの新電力
電気代を安くしたい場合は、アンペア数を下げるより、大手電力会社と比べて割安な新電力への乗り換えがおすすめです。
なぜなら、大手で契約アンペア数を下げても基本料金が数百円安くなるだけですが、新電力へ乗り換えれば基本料金に加えて電力量料金も安くなるためです。

まずは新電力に乗り換えてから、契約アンペアの変更を検討しましょう。
新電力の中でも、楽々でんきとオクトパスエナジーは基本料金0円のプランがあるため、40アンペアに変更したい人や電力使用量の少ない人に向いています。
東京エリアに住んでいる人は、東電より安く使えるCDエナジーも検討してみてください。
楽々でんき
楽々でんきのライトシンプルプランは基本料金が0円で、電力量料金も一律のため、料金の安さはもちろん分かりやすいプランを求める人にもおすすめです。
楽々でんきは、株式会社エクスゲートが運営する新電力で、電気代が業界最安級に安いサービスです。
電気代がお得なだけでなく、水道・ガス・電気のトラブル時の「かけつけサービス」も無料で利用できます。
当サイトからの申し込み限定で
デジタルギフト5,000円分プレゼントされます。
楽々でんきは、U-NEXTやオンライン診療などサービスも充実しているため、特典重視の方にもおすすめです。
\新電力におすすめ/

CDエナジー
CDエナジーは基本料金、電力量料金ともに東京電力より安く、東電から乗り換えればほぼ確実に電気代を下げられます。
CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。
電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。
CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。
料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。
電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。
\首都圏で人気/
オクトパスエナジー
オクトパスエナジーは、基本料金と燃料費調整額が0円のプランを1年間限定で利用できます。
1年後は自動的に大手より割安なプランへ移行するため、そのままお得に使い続けられます。
オクトパスエナジー | 詳細情報 |
---|---|
提供エリア | 全国 沖縄と離島を除く |
電気料金 | 料金確認 |
初期費用 | 0円 |
支払方法 | クレジットカード 口座振替 コンビニ払い |
解約費用 | 0円 |
オクトパスエナジーは、もともとイギリス発の電力会社で、2021年に東京ガスと合弁でTGオクトパスエナジー株式会社が提供する新電力サービスです。
オクトパスエナジーは、実質再生可能エネルギーを100%使用しながらも新電力で最安値クラスです。
\料金が安い/
30アンペアの基本料金でよくある質問
30アンペアの基本料金で、よくある質問にお答えします。
おおよその基本料金や、世帯人数ごとにおすすめの契約容量を把握して、アンペア数を変更する際の参考にしてください。
30アンペアで使える家電や、契約変更する際の注意点も再度解説するので、あわせて確認しておきましょう。
- 30アンペアの基本料金はいくら?
- 大手電力会社の従量電灯Bプランで計算すると、30アンペアの基本料金は平均1,011.92円です。最も高い北海道電力が1,207.80円、最安の北陸電力は907.50円と幅があるため、居住エリアと照らし合わせて確認してみましょう。なお、基本料金は「10アンペアあたりの料金×契約アンペア÷10」で求められます。
>> 30Aの基本料金を詳しく見る
- 30アンペアに適した世帯数は?
- 30アンペアは、1~2人世帯に適している契約容量です。世帯人数が少ない家庭なら、30アンペアで契約して日常生活で困ることはまずありません。ただし、2人暮らしでも在宅時間が長かったり、電力使用量が多い場合は40アンペアに変えた方が快適に生活できる場合があります。また、あまり電気を使わない1人暮らしの人は20アンペアで充分な可能性もあるため、ライフスタイルに合わせて最適な契約容量を決めましょう。
>> 30Aがおすすめの世帯人数を見る
- 30アンペアだとどのような家電を使える?
- 契約容量が30アンペアの場合は、エアコンや電子レンジなど消費電力の多い家電も、比較的余裕をもって使用できます。ただし、複数の家電を同時に使用する場合は、各家電のアンペア数を考慮する必要があります。例えば、エアコンと電子レンジとドライヤーを同時に使うと30アンペアを超える可能性が高いため、使用時間を分散させる等の工夫が必要です。家電のアンペア数は「消費電力÷100」でおおよその数値が分かるので、参考にしてください。
>> 30Aで使える家電を見る
- 40アンペアに変更すると基本料金はいくら高くなる?
- 契約容量を30アンペアから40アンペアに変更すると、基本料金は平均で月337.31円高くなります。1年に換算すると4,000円近く電気代が値上がるため、契約アンペアを上げる前に電気代のシミュレーションをしてみましょう。また、アンペアの変更は原則1年に1回に制限されているので、契約変更するタイミングにも注意が必要です。最も電気代が高くなる、冬の使用量をもとに契約アンペアを決めるのがおすすめです。
>> 40Aの基本料金を詳しく見る
- 基本料金が安い新電力会社は?
- 楽々でんきは全てのプランで大手より基本料金が安く、オプションや特典も充実しているため最もおすすめの新電力です。基本料金0円のライトシンプルプランもあり、電力使用量の少ない人にも向いています。オクトパスエナジーも、1年間限定ですが基本料金と燃料費調整額が0円のプランがあり、1人暮らしでもお得に使えます。東京エリアに住んでいる人は、CDエナジーも検討してみましょう。東京電力より基本料金と電力量料金が割安に設定されているため、東電を契約中の人に最適です。
>> おすすめの新電力を詳しく見る
まとめ
最後に、30アンペアの基本料金をおさらいしましょう。
- 30アンペアの基本料金は約1,000円
- 1~2人世帯なら30アンペアが最適
- 30アンペア契約は、大手より基本料金が安い新電力がおすすめ
30アンペアはほぼ全ての電力会社が基準としている契約容量で、基本料金は平均で約1,000円です。
1~2人世帯なら30アンペア契約で困ることはまずありませんが、電力使用量やライフスタイルによって最適な契約容量は異なります。
契約アンペアを下げて基本料金を抑えるのも1つの方法ですが、より電気代を安くしたい場合は、新電力会社への乗り換えを検討してみてください。
格安料金の新電力へ乗り換えれば基本料金だけでなく電力量料金も下げられるため、契約アンペア数を変えずに電気代を節約できます。

基本料金を0円にしたいなら楽々でんきやオクトパスエナジー、東電からの乗り換えならCDエナジーがおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。