電気はつけたり消したりすると電気代がかかる?節約方法も解説

電気付けたり消したり

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「電気はつけたり消したりすると電気代がかかる?」
「つけっぱなしの方が安い?」
「照明を節約する方法は?」

電気代を節約したい方には、このような疑問があるのではないでしょうか。

電気をつけたり消したりするのと、つけっぱなしにするのとでは、どちらが安いのか知りたい方もいるかもしれません。

柴田 今日子
柴田 今日子

基本的には、電気はこまめに消す方が電気代が安いです。

ただし、一部の照明や家電はつけっぱなしにする方がお得です。

この記事は、電気をつけたり消したりすると電気代がかかるかどうかを解説します。

照明の節約方法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

電気はつけたり消したりするのとつけっぱなしではどちらが安い?

電気つけたり消したりとつけっぱなしはどっちが安い?

基本的には電気を点けっぱなしにするよりも、こまめに消す方が電気代を節約できます。

電気の消費電力は、点灯中はほぼ一定で、点けた瞬間に大きく跳ね上がることはほとんどありません。

そのため、電気代を節約したい人は、こまめに電気を消す習慣を付けましょう。

ここでは、こまめに消すと電気代が抑えられる場合と、例外について解説します。

電気をこまめに消すと電気代が抑えられる

家電使用時間を1時間短くした場合
LED照明
(7.5W)
年間で約113円の節約
テレビ
(液晶)
年間で約895円の節約
※電力料金単価を31円/kWhとした場合

照明や家電などの電気は、基本的にはこまめに消した方が電気代を節約できます。

一部の機器を除き、電源を入れる瞬間に消費する電力はごくわずかで、つけっぱなしによる消費電力の方が高くつくのが一般的です。

例えば、LED照明は使用時間を1時間短くするだけで年間約113円、テレビなら約895円の節約効果があります。

照明や家電は使わない時はこまめに消す習慣をつけると、無理なく電気代を節約できます。

電源ONで最も電力を使うのは一部の家電のみ

電源を入れる瞬間に多くの電力を使う家電がある一方で、照明器具の多くは起動時にそれほど電力を消費しません。

エアコンなどは「つけ始めに電力を多く使う」イメージがありますが、照明にはあまり当てはまらないため、基本的にはこまめに消す方が節電効果は高いです。

ただし一部例外もあり、例えばグロースタータ式蛍光灯は点灯時にグローランプを使うため、短時間で何度もオンオフを繰り返すと余計な電気代が発生します。

照明の多くはこまめに消すのが基本ですが、照明の種類に応じた使い方が必要です。

電気をつけっぱなしにした場合の電気代

電気をつけっぱなしにした場合の電気代
電気代LED蛍光灯白熱電球
1時間約0.3円約1.2円約1.9円
1日
(24時間)
約7.4円約29.8円約44.6円
1ヶ月
(30日)
約223.2円約892.8円約1,339円
※電力料金単価を31円/kWhとした場合

電気代が一番安いLEDの電気代は、24時間つけっぱなしにすると約7.4円で、蛍光灯よりも約22円、白熱電球よりも約37円安いです。

1ヶ月使用し続けた場合、LEDと白熱電球では1,000円以上の差が出るケースもあります。

ただし、製品によって消費電力は異なるため、正確な電気代を知りたい場合は自宅で使用している器具のワット数を確認しましょう。

ここでは、照明ごとの電気代を解説します。

LED

項目LED
消費電力の目安10W
1時間の電気代約0.3円
1日の電気代
(24時間)
約7.4円
1ヶ月の電気代
(30日)
約223.2円
※電力料金単価を31円/kWhとした場合

LED照明の消費電力の目安は10Wと非常に少なく、1時間あたりの電気代は約0.3円と経済的です。

24時間つけっぱなしにしても1日あたり約7.44円、1ヶ月では約223.2円に抑えられ、蛍光灯や白熱電球と比べて圧倒的に安く済みます。

LEDは寿命が長く、熱もほとんど発しないため、安全性やメンテナンス面でも優れています。

照明を節電するなら、LEDに切り替えるのが最も効果的です。

蛍光灯

項目蛍光灯
消費電力の目安40W
1時間の電気代約1.2円
1日の電気代
(24時間)
約29.8円
1ヶ月の電気代
(30日)
約892.8円
※電力料金単価を31円/kWhとした場合

蛍光灯の消費電力の目安は約40Wで、1時間あたりの電気代は約1.2円です。

24時間つけっぱなしにした場合、1日で約29.8円、1ヶ月では約892.8円の電気代がかかります。

蛍光灯の電気代はLEDよりも高いですが、白熱電球と比べると大幅に安いです。

ただし、2027年末までに一般照明用の蛍光灯は製造・輸出入が終了するため、今後は入手や交換が難しくなる見込みです。

コスト面や長期的な使用を考慮すると、LEDへの切り替えをおすすめします。

白熱電球

項目白熱電球
消費電力の目安60W
1時間の電気代約1.9円
1日の電気代
(24時間)
約44.6円
1ヶ月の電気代
(30日)
約1,339円
※電力料金単価を31円/kWhとした場合

白熱電球の消費電力の目安は60Wと高く、1時間あたりの電気代は約1.9円です。

24時間つけっぱなしにすると1日で約44.6円、1ヶ月では約1,339円となり、LEDと比べて1,000円以上も高くなります。

白熱電球は発熱量が多くエネルギー効率も低いため、電気代だけでなく安全面や寿命の面でも効率が悪いです。

白熱電球を使用している場合は、省エネで寿命が長いLED照明への切り替えを推奨します。

照明の電気代を節約する方法

照明の電気代を節約するには、消費電力の少ないLED照明へ交換するのが効果的です。

調光機能やセンサー付き照明なら、さらに余計な消費電力を抑えられます。

他にも、照明器具を定期的に掃除したり、古くなった器具を新しいものに買い替えたりする工夫も効果的です。

ここでは、照明の電気代を節約する方法について解説します。

LED照明へ交換する

節約効果蛍光灯から
LEDに交換
白熱電球から
LEDに交換
1ヶ月
(30日)
約669.6円約1,116円
1年
(365日)
約8,147円約13,578円
※電力料金単価を31円/kWhとした場合

LED照明は白熱電球や蛍光灯に比べて消費電力が少なく、寿命も長いため電気代の節約に役立ちます。

LEDに交換すると1ヶ月あたりの節約効果は、蛍光灯で約670円、白熱電球で約1,100円以上です。

蛍光灯の製造・輸出入は2027年末までに終了する予定なので、今後ますますLED照明が主流になると考えられます。

故障や買い替えのタイミングを見計らい、計画的にLED照明へ移行するのが最適です。

調光機能を活用する

調光機能付きの照明は、部屋の明るさやシーンに応じて光の強さを調節できるため、無駄な電力消費を抑えられます。

例えば、調光機能で明るさを50%にするとその分消費電力が抑えられるため、電気代もおよそ半分になります。

製品によってはBluetooth機能が備わっており、外出先から照明の消し忘れの確認や操作が可能です。

調光機能があればシーンごとに最適な明るさに調整し、つけっぱなしによる無駄な電気代も抑えられるため、節電におすすめの機能です。

センサー付き照明を導入する

センサー付き照明は人の動きや周囲の明るさを感知し、自動で点灯・消灯する便利なアイテムです。

無人時には自動で消灯するため、電気の消し忘れを防ぎ、無駄な電力消費を抑えられます。

特に玄関・廊下・トイレなど、頻繁な出入りがあるものの滞在時間が短い場所に適しています。

センサー付き照明は自動で点灯するため、夜間に帰宅する時や荷物で手がふさがっている時にも役立つ照明です。

使用しない照明の主電源をオフにする

長期間使わない照明や家電は、主電源をオフにすると電気代を節約できます。

リモコンで操作する照明器具は、電源を切っていてもわずかな待機電力を消費するからです。

待機電力とは?

待機電力とは、家電製品が使用されていない時でも、電源プラグがコンセントに差さっているだけで消費される電力のことです。主にリモコン操作やタイマー機能のために常に電力が使われています。

例えば照明の待機電力が1Wある場合、電気代は1ヶ月で約22円、年間で約272円です。

長期間使用しない部屋があったり、外出したりする場合は、主電源を切ると無駄な電気代を抑えられます。

照明の主電源は、壁に取り付けられたスイッチで操作できるケースが多いです。

照明器具を定期的に掃除する

掃除による
節約効果の目安
LEDの場合
1ヶ月
(30日)
約44.6円
1年
(365日)
約543.1円

照明器具はホコリや汚れがたまると明るさが約20%も低下するとされ、照度を補うために無駄な電力を消費する原因になります。

例えばLED照明の場合、掃除によって電気代を年間約500円以上節約できる可能性があります。

ダイニングやキッチンの照明は汚れやすいため、2週間〜1ヶ月に一度の掃除がおすすめです。

照明器具を定期的に掃除すると、明るさを保ちつつ電気代の節約にも繋がります。

古い照明器具を買い替える

使用年数照明器具の状態
10年安全のために交換が必要
15年漏電やショートなどのリスクがあり危険

照明器具が古い場合は、新しいものに買い替えると節電できます。

なぜなら、照明器具は経年劣化により光の効率が落ち、無駄な電力を消費しやすくなるからです。

特に10年以上使用している器具は安全面でも注意が必要で、漏電やショートのリスクもあります。

最新の省エネ型照明器具へ買い替えると、電気代の節約だけでなく、明るさの改善やトラブル防止にも繋がります。

初期費用はかかりますが、寿命の長さや電気代の削減効果を考えると、コストパフォーマンスが高いです。

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新電力会社とは?

新電力会社とは、2016年の電力自由化によって参入した、地域の大手電力会社以外の電力販売事業者のことです。料金プランが多様で、使用量やライフスタイルに合ったプランを選べます。

品質や安定性は従来の電力と変わらず、乗り換えるだけで電気代が安くなる可能性があります。

現在の使用状況に合うプランを選ぶと、同じ電気使用量のまま年間数千円〜数万円の節約が可能です。

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照明器具の節電とあわせて、電力会社の見直しもぜひ検討してみましょう。

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電気や照明の電気代でよくある質問

電気をつけたり消したりした時の電気代で、よくある質問をお答えします。

節電したい方には、「電気はこまめに消した方がいいの?」「つけっぱなしの方が安いの?」といった疑問が多いです。

基本的に電気はこまめに消した方が安いですが、家電や照明の種類によってはつけっぱなしの方が効率的です。

ここでは、電気をつけたり消したりする際によくある疑問を取り上げて詳しく解説します。

電気代はつけたり消したりするのとつけっぱなしではどちらが安い?
電気代は基本的に、つけっぱなしにするよりも、不要な時にこまめに消す方が安くなります。なぜなら、使用時間を短くすればその分だけ使用電力量が減り、電気代も抑えられるからです。例えば、LED照明を1日1時間短く使うだけで、年間約113円の節約になります。ただし、点灯時に電力を多く消費する一部の家電や蛍光灯は、頻繁なオンオフがかえって非効率になる場合もあるため、家電の種類に応じて使い方を工夫しましょう。
>> 電気をこまめに消す理由をくわしく見る
つけたり消したりする方が電気代がかかる電気はある?
つけたり消したりする方が電気代がかかる家電もあります。代表的な家電が、エアコンです。エアコンは起動時に最も電力を使うため、何度も電源を入れ直すより、つけっぱなしにした方が電気代を抑えられます。また、グロースタータ式蛍光灯は点灯時にグローランプを使用し、一時的に多くの電力を消費するため、短時間でオンオフを繰り返すと電気代がかえって高くなります。
>> つけっぱなしが良い家電をくわしく見る
電気をつけっぱなしにした場合の電気代は?
照明の電気代は、種類によって異なります。例えば、24時間つけっぱなしにした場合の電気代は、LEDが約7.4円、蛍光灯が約29.8円、白熱電球が約44.6円です。つけっぱなしの状態が1ヶ月続くと、LEDと白熱電球の電気代の差は1,000円を超える場合もあります。
>> 照明の電気代をくわしく見る
照明の電気代を節約する方法はある?
照明の電気代を節約するには、消費電力の少ないLED照明への交換が最も効果的です。調光機能を活用したり、センサー付き照明を導入したりすると、さらに無駄な点灯時間を減らせます。また、照明器具は定期的に掃除すると明るさを保てるため、省エネ効果が高まります。古くなった器具は効率の悪いものが多いため、10年以上前の照明を使用している場合は買い替えが必要です。
>> 照明の電気代の節約方法をくわしく見る
効率よく電気代を節約する方法は?
効率よく電気代を節約するなら、新電力会社への乗り換えが効果的です。使用量やライフスタイルに合わせて料金プランを選ぶと、同じ電気使用量でも年間数千円〜数万円ほど節約できます。乗り換えはインターネットで簡単に手続きでき、基本的には工事も不要です。照明をLEDに変えたり、こまめに電気を消したりする工夫と併用すると、無理なく大幅な節約が期待できます。
>> 新電力がおすすめの理由をくわしく見る

まとめ

最後に、電気をつけたり消したりした時の電気代をおさらいしましょう。

  • 基本的にはこまめに消す方が電気代は安い
  • 一部の照明や家電はつけっぱなしの方が安い
  • LED照明に切り替えると節電できる

照明や家電の電気代を節約するには、基本的にはこまめに消す方が効果的です。

ただし、グロースタータ式蛍光灯やエアコンなど、一部の機器は起動時に多くの電力を使うため、頻繁にオンオフを繰り返すと逆効果になります。

照明の電気代を節約するには、消費電力が小さいLEDへの切り替えがおすすめです。

調光機能やセンサー付き照明を活用したり、照明器具を掃除・交換したりする工夫も有効な方法です。

電気の使用量やライフスタイルに合わせて電力会社を乗り換えると、大幅に電気代を節約できます。

ここで紹介した節約方法と並行して、電力会社の見直しも検討してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。