Looopでんきとオクトパスエナジーはどっちが安い？使用量・生活スタイル別で徹底比較

「Looopでんきとオクトパスエナジーはどっちが安い？」
「自分の家庭に合う選び方は？」
「オール電化プランの場合はどう？」

新電力で有名なLooopでんきとオクトパスエナジーですが、どちらが自分にぴったりか知りたい人も多いのではないでしょうか。

柴田 今日子

節電派の家庭はLooopでんき、手軽に節約したい家庭はオクトパスエナジーがおすすめです。

この記事では、Looopでんきとオクトパスエナジーの料金やプラン内容を比較し、どちらがよりお得に使えるのかを解説します。

オール電化住宅やキャンペーン情報、支払い方法の違いについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

節電派の家庭はLooopでんき、手軽に節約したい家庭はオクトパスエナジーがおすすめ

比較項目
標準プラン 電気代	安い	高い
オール電化 プラン	高い	安い
電気ガス プラン	一部あり	なし
キャンペーン	無し	有り

節電を意識して電気の使い方を工夫できる家庭はLooopでんき、手軽に節約したい家庭はオクトパスエナジーがおすすめです。

Looopでんきは、30分ごとに電力量料金が変動する「市場連動型」を採用しています。

食洗機や洗濯乾燥機などの家電を、電気代が安い時間帯にタイマーでまとめて稼働させるだけでも、試算以上の節約効果が得られます。

一方、オクトパスエナジーは、大手電力会社と同じ「従量制」を採用しており、電気を使う時間帯に関係なく料金が一定です。

生活スタイルを変えたくない人や時間を気にせず家電を使いたい人にぴったりなプランです。

両社の料金体系は全く異なるため、生活リズムや節約の考え方に合わせて、無理なく続けられるプランを選びましょう。

Looop でんき	詳細情報
提供エリア	全国 離島など一部除く
電気料金	エリア毎の料金確認
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード
解約費用	0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由

• 燃料費調整額が0円
• 安い時間に使えば節約できる
• 最大10,000円分プレゼント実施中

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

＼新電力におすすめ／

Looopでんき

Looopでんきとオクトパスエナジーの料金を比較

Looopでんきとオクトパスエナジーは、エリアや電気の使用量によってお得に使える条件が異なります。

自分の電力使用量やライフスタイルと照らし合わせながら、比較表をチェックしましょう。

100kWhのケース

100kWh 30A/2kw	スマートタイムONE	グリーンオクトパス
東京	45,408円	42,408円
関西	44,952円	33,036円
北海道	48,072円	50,136円

その他のエリア

100kWh 30A/2kw	スマートタイムONE	グリーンオクトパス
東北	46,104円	43,896円
北陸	43,128円	40,764円
中部	44,892円	42,096円
中国	47,472円	36,312円
四国	47,520円	36,072円
九州	45,768円	39,504円

月に100kWh使用する場合、北海道を除くエリアでオクトパスエナジーが安いです。

特に、関西・中国・四国エリアは、年間で1万円以上の料金差があります。

一方、北海道は年間2,000円以上の差で、Looopでんきの方が安く利用できます。

北海道に住んでいる世帯はLooopでんき、それ以外のエリアはオクトパスエナジーの契約を検討しましょう。

300kWhのケース

300kWh 40A/2kw	スマートタイムONE	グリーンオクトパス
東京	122,472円	120,564円
関西	118,008円	110,736円
北海道	124,608円	139,896円

その他のエリア

300kWh 40A/2kw	スマートタイムONE	グリーンオクトパス
東北	124,476円	128,568円
北陸	114,816円	111,120円
中部	121,764円	116,472円
中国	124,020円	112,236円
四国	122,316円	108,036円
九州	120,540円	109,068円

月に300kWh使用する場合、北海道と東北を除くエリアでオクトパスエナジーが安いです。

中でも中国・四国・九州は、年間1万円以上の差があり、オクトパスエナジーの方が電気代を大きく節約できます。

一方、北海道は年間15,000円以上、東北も4,000円以上Looopでんきの方が安く、これらのエリアではLooopでんきがおすすめです。

北海道・東北に住んでいる世帯はLooopでんき、それ以外のエリアはオクトパスエナジーを検討しましょう。

500kWhのケース

500kWh 50A/2kw	スマートタイムONE	グリーンオクトパス
東京	199,524円	207,972円
関西	191,076円	192,696円
北海道	201,144円	236,088円

その他のエリア

500kWh 50A/2kw	スマートタイムONE	グリーンオクトパス
東北	202,836円	210,876円
北陸	186,504円	184,056円
中部	198,636円	197,736円
中国	200,580円	198,204円
四国	197,100円	192,024円
九州	195,324円	187,572円

月に500kWh使用する場合、約半数のエリアでLooopでんきの方が安くなります。

オクトパスエナジーが安い地域でも、差額は月100〜400円程度とわずかです。

電気を使う時間を市場連動型の特徴に合わせて調整できる家庭であれば、Looopでんきの方がお得に使えます。

例えば、食洗機や洗濯乾燥機を深夜にタイマーで稼働させるだけでも節約できます。

電気の使い方を工夫できる家庭は、すべてのエリアでLooopでんきがおすすめです。

Looopでんきとオクトパスエナジーのオール電化プランを比較

Looopでんきとオクトパスエナジーのオール電化向けプランも、使用量やエリアによってお得に使える条件が異なります。

自分の電力使用量やライフスタイルと照らし合わせながら、比較表をチェックしましょう。

300kWhのケース

5kW契約	スマートタイムONE	オール電化オクトパス
東京	132,803円	94,888円
関西	130,648円	108,208円
北海道	139,321円	107,785円

その他のエリア

5kW契約	スマートタイムONE	オール電化オクトパス
東北	134,869円	130,081円
北陸	125,759円	116,525円
中部	131,463円	150,866円
中国	137,829円	111,453円
四国	137,513円	113,327円
九州	133,111円	97,333円

月に300kWh使用するオール電化世帯は、中部エリアのみLooopでんきの方が安くなります。

中部エリアは、Looopでんきの方が年間約19,000円も安い結果です。

一方、それ以外のエリアはオクトパスエナジーの方が割安でした。

中部エリアに住んでいる家庭は、Looopでんきを選ぶと良いでしょう。

500kWhのケース

5kW契約	スマートタイムONE	オール電化オクトパス
東京	209,857円	150,767円
関西	203,712円	161,336円
北海道	215,853円	168,605円

その他のエリア

5kW契約	スマートタイムONE	オール電化オクトパス
東北	213,235円	182,432円
北陸	197,442円	176,414円
中部	208,336円	236,937円
中国	214,379円	169,827円
四国	212,305円	176,641円
九州	207,889円	154,719円

月に500kWh使用するオール電化世帯は、中部エリア以外でオクトパスエナジーの方が安くなります。

東京や九州では年間4万円以上の差があり、オクトパスエナジーを選ぶメリットが大きいです。

一方、中部エリアだけはLooopでんきの方が約38,000円も安いため、Looopでんきがおすすめです。

オール電化で月500kWh使う場合、中部エリア以外はオクトパスエナジーを契約しましょう。

700kWhのケース

5kW契約	スマートタイムONE	オール電化オクトパス
東京	286,913円	206,646円
関西	276,774円	214,465円
北海道	292,391円	229,424円

その他のエリア

5kW契約	スマートタイムONE	オール電化オクトパス
東北	291,597円	234,782円
北陸	269,126円	236,304円
中部	285,211円	323,008円
中国	290,929円	228,201円
四国	287,096円	239,955円
九州	282,670円	212,105円

700kWh使用するオール電化世帯でも、中部エリアを除くすべてのエリアでオクトパスエナジーの方が安くなります。

東京・九州・関西では、年間で5万円以上の差が出ており、オクトパスエナジーを使うだけで大幅に電気代を抑えられます。

一方、中部エリアだけはLooopでんきの方が約37,000円も安い結果でした。

オール電化で月700kWh使う世帯も、中部エリア以外はオクトパスエナジーがおすすめです。

Looopでんきとオクトパスエナジーの違い

項目
料金プラン	スマートタイム ONE（電灯）	グリーンオクトパス シンプルオクトパス オール電化オクトパス ソーラーオクトパス EVオクトパス
特徴	市場連動型	従量制
キャンペーン 紹介割	なし	紹介で 8,000円
セット割	関東のみ ガスセット割	なし
支払い方法	クレジット カード	クレジットカード 口座振替 コンビニ払い
解約金	なし

Looopでんきとオクトパスエナジーは、料金プランやサービス内容が大きく異なります。

それぞれの特徴を把握し、ライフスタイルに合ったプランを選ぶことで、電気代を無理なく節約できます。

ここからは、主な5つの項目の違いを詳しく見ていきましょう。

料金プラン

項目
料金プラン	スマートタイム ONE	グリーンオクトパス シンプルオクトパス オール電化オクトパス ソーラーオクトパス EVオクトパス

料金プランの数は、Looopでんきが1つで、オクトパスエナジーは5つあります。

オクトパスエナジーは、基本の「グリーンオクトパス」に加えて、オール電化向けやEVユーザー向けなど、ライフスタイルに合わせた選択肢が豊富です。

用途に応じて最適なプランを選べるため、無駄のない節約が可能です。

一方、Looopでんきは「スマートタイムONE」の1プランのみで構成されており、非常にシンプルです。

選択肢は少ないものの、迷わず契約できる手軽さがあります。

自分にぴったりフィットするプランを選びたい人には、オクトパスエナジーが向いています。

料金体系

項目
特徴	30分ごとに 料金が変動する 市場連動型	使用量に応じて 変動する従量制

Looopでんきは、30分ごとに電力量料金が変動する「市場連動型」を採用しています。

昼間や深夜など需要が少ない時間帯は電気代が安くなるため、洗濯乾燥機や食洗機をタイマーで稼働させるなど、使う時間を工夫することで電気代を抑えられます。

一方、オクトパスエナジーは、電気の使用量に応じて料金が決まる「従量制」です。

時間帯による変動がないため、生活リズムを変えずに無理なく節約できます。

電気代をより効率的に節約するためには、自分のライフスタイルに合った料金タイプを選びましょう。

キャンペーン

項目
キャンペーン	なし	紹介で 8,000円

紹介特典を活用してお得に契約したい人は、オクトパスエナジーがおすすめです。

オクトパスエナジーは、紹介コードを使って申し込むと8,000円分の割引を受けられるキャンペーンを実施しています。

紹介制度は人数の上限がなく、紹介するたびに特典を受け取れるため、家族や友人にもおすすめしやすいキャンペーンです。

一方、Looopでんきは、過去にAmazonギフト券がもらえるキャンペーンを実施していましたが、現在実施されているキャンペーンは見当たりませんでした。

紹介制度を活用して、契約時からお得に始めたい人は、オクトパスエナジーを検討しましょう。

セット割

項目
セット割	Looopでんき＋ガス 1kWhあたり1円引き （関東限定）	なし

Looopでんきは、関東エリア限定で「Looopでんき＋ガス」のセット割を提供しています。

電気代が1kWhあたり1円引きとなり、月500kWh使う家庭では年間6,000円の割引になります。

他社のセット割と比べても割引額が大きいため、対象エリアに住んでいる人には非常におすすめです。

一方、オクトパスエナジーにはセット割がないため、電気とガスは別々に契約する必要があります。

関東に住んでいて、セット割を活用して節約したい人はLooopでんきを検討しましょう。

支払い方法

項目
支払い方法	クレジットカード	クレジットカード 口座振替 コンビニ払い

クレジットカード以外の支払い方法を希望する人は、オクトパスエナジーがおすすめです。

オクトパスエナジーは、クレジットカードに加え、口座振替やコンビニ払いにも対応しており、新電力としては支払い方法の選択肢が豊富です。

一方、Looopでんきはクレジットカード決済のみです。

ただし、普段からクレジットカードを使っている家庭であれば、支出の一元管理やポイント還元といったメリットを得ながら問題なく利用できます。

支払い方法の自由度を重視する人は、オクトパスエナジーを検討しましょう。

シンプルに節約したい世帯はオクトパスエナジーがおすすめ

今までと電気の使い方を変えずに、できるだけ手軽に電気代を抑えたい人は、オクトパスエナジーがおすすめです。

オクトパスエナジーは、大手電力会社と同じ「従量制」を採用しており、電気を使う時間帯に関係なく料金が一定です。

生活スタイルを変えたくない人や時間を気にせず家電を使いたい人にぴったりです。

また、使用量が少ない家庭や、オール電化住宅で500kWh以上使う家庭でも、地域によってはLooopでんきより電気代が安くなります。

時間に縛られず、安定した料金で電気代を抑えたい人は、オクトパスエナジーを契約しましょう。

オクトパスエナジー	詳細情報
提供エリア	全国 沖縄と離島を除く
電気料金	料金確認
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード 口座振替 コンビニ払い
解約費用	0円

オクトパスエナジーは、もともとイギリス発の電力会社で、2021年に東京ガスと合弁でTGオクトパスエナジー株式会社が提供する新電力サービスです。

オクトパスエナジーがおすすめな理由

• 月額料金が安い
• 実質再生可能エネルギー100％
• サポート体制が評判が良い

オクトパスエナジーは、実質再生可能エネルギーを100%使用しながらも新電力で最安値クラスです。

＼料金が安い／

オクトパスエナジー

電気の使い方が工夫できるファミリー世帯はLooopでんきがおすすめ

電気の使い方を工夫できるファミリー世帯には、Looopでんきがおすすめです。

Looopでんきは、電気使用量が月500kWh以上になると、多くのエリアでオクトパスエナジーよりお得に利用できます。

さらに、スマホアプリ「でんき予報」を使えば、電気代が安くなる時間帯を事前に把握できるため、効率よく節約が可能です。

洗濯乾燥機や食洗機を深夜にタイマーで稼働させるだけでも、電気代の削減につながります。

電気の使用時間を調整できる家庭は、Looopでんきを契約して上手に節約しましょう。

Looop でんき	詳細情報
提供エリア	全国 離島など一部除く
電気料金	エリア毎の料金確認
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード
解約費用	0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由

• 燃料費調整額が0円
• 安い時間に使えば節約できる
• 最大10,000円分プレゼント実施中

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

＼新電力におすすめ／

Looopでんき

Looopでんきとオクトパスエナジーの比較でよくある質問

Looopでんきとオクトパスエナジーの比較で、よくある質問をお答えします。

Looopでんきとオクトパスエナジーの契約に不安がある人や、契約に際しての疑問点が残っている人は、よくある質問の内容をしっかり確認してから契約に進みましょう。

なお、個別契約に関しての詳細は、各電力会社のカスタマーサポートへお問い合わせください。

まとめ

最後に、Looopでんきとオクトパスエナジーの比較をおさらいしましょう。

Looopでんきとオクトパスエナジーを比較すると、電気の使い方やライフスタイルによって選ぶべき電力会社が変わります。

節電を意識して使える家庭は、Looopでんきが特におすすめです。

市場連動型の特徴を活かせば、オクトパスエナジーよりも大幅に節約可能です。

一方で、電気を使う時間を気にせず安定した料金で節約したい人は、オクトパスエナジーがぴったりです。

それぞれの特徴をしっかり比較し、自分のライフスタイルに合う電力会社を選びましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。