シンエナジーの電気代を年額でシミュレーション

シン・エナジー 電気料金をシミュレーション

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「シン・エナジーの電気代はいくら?」
「ここ数年の料金推移は?」
「シン・エナジーと大手はどっちが安い?」

シン・エナジーの公式サイトは詳細な料金シミュレーションができないため、電気代がどれくらいかかるのか、他社と比べて安いのか気になりますよね。

柴田 今日子
柴田 今日子

シン・エナジーは概ね値下げ傾向で、ほとんどのエリアで大手より大幅に安いです。

本記事では、シン・エナジーの料金シミュレーション結果をもとに、直近の料金推移をまとめました。

エリア別に大手電力会社との料金比較も実施したので、ぜひ契約前の参考にしてください。

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シン・エナジーは値下げ傾向で大手より安い

シン・エナジーは値下げ傾向で大手より安い
年間電気代シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
東京電力ロゴ
従量電灯B
2022年120,024円120,369円
2023年116,001円125,292円
2024年112,773円121,062円
  • 30A契約で300kWh/月の電力使用量を想定
  • シン・エナジーは東京エリアの料金で試算
  • 基本料金・電力量料金・再エネ賦課金・調達コストは各年の当時の料金単価で試算
  • 激変緩和措置等の政府による補助金は含まない

一般的な電力使用量をもとにシン・エナジー(東京エリア)の年間電気代を試算すると112,773円となり、2022年当時と比べて7,000円弱下がっています。

また、過去3年間のデータを見ると東京電力より割安な状態が続いており、直近だと年間8,000~9,000円ほどシン・エナジーの方が安いです。

東京以外のエリアでも基本的に大手よりお得な傾向は変わらないため、料金重視で電力会社を選びたい人はぜひシン・エナジーを検討しましょう。

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柴田 今日子(小売電気アドバイザー)
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シン・エナジーは他社より安い

シン・エナジーの「きほんプラン」で2022~2024年の年間電気代を試算すると、東北・東京・中国エリアは2年連続で前年比マイナスになっています。他のエリアも、2022年と比べると電気代が下がっているため、きほんプランは総じて値下げ傾向です。また、大手電力会社の従量電灯プランと比較すると、九州と沖縄以外のエリアはシン・エナジーの方が大幅に安い状態が続いています。夜間の電気料金が安い【夜】生活フィットプランの電気代は、東北と中部エリアで2年連続マイナスになりましたが、きほんプランほど値下げ幅は大きくありません。昼間の電気料金が安い【昼】生活フィットプランも全体的に値上げ傾向で、明確に電気代の値下げが続いているのは東京エリアのみです。生活フィットプランは2023年に2度の料金改定が実施された影響で、きほんプランほどお得とは言えません。そのため、シン・エナジーに乗り換える際はまず格安料金の「きほんプラン」をベースに料金を比較して、昼間や深夜の電力使用量が多い人は生活フィットプランも検討しましょう。

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シン・エナジー
シン・エナジー詳細情報
供給エリア全国
離島など一部除く
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円

シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。

シン・エナジーがおすすめな理由
  • JALマイルが貯まる
  • 毎月の電気代が安い
  • プランが豊富にある

他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。

シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。

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2023年に料金体系を大幅に変更

2023年改定内容
4月全プランの
料金を改定
4月燃料費調整額を廃止、
電源調達調整費を導入
10月生活フィットプランの
料金を改定

シン・エナジーは2023年の4月と10月に料金改定を実施しており、全体的にプラン料金は値上げされました。

改定の理由は、4月は託送料金変動分を料金に反映するため、10月は電力市場における時間帯別価格の変化によるものです。

ただし、2023年は大手を含む他社も相次いで料金改定を実施したため、シン・エナジーだけが値上げされたわけではありません。

また、シン・エナジーは2023年4月に沖縄エリアを除いて燃料費調整額を廃止し、代わりの調達コストとして電源調達調整費を導入しました。

この改定により燃料費高騰の影響を受けにくくなり、より安定して電力を供給できるようになりました。

調達コストとは?

調達コストとは、電力会社が電力を購入する際に発生するコストに応じて、毎月の電気代から加算または減算される費用です。

2024年から容量拠出金が追加

年度単価
2024年度
(2024年4月~2025年3月)
1.65円
2025年度
(2025年4月~2026年3月)
0.64円

シン・エナジーは2024年度から、1kWhにつき1.65円の容量拠出金を導入しました。

容量拠出金は毎月の電気代に加算されますが、単価が低いため値上がり幅はわずかです。

容量拠出金が追加されても、シン・エナジーが他社より安いのは変わりません。

また、2025年度の単価は約1円下がって0.64円となるため、電気代への影響はほとんどなくなります。

容量拠出金とは?

容量拠出金とは、将来の安定的な電力供給を実現するために、電力会社が負担するコストを利用者に転嫁した費用です。

シン・エナジーのプラン別年額シミュレーション

シン・エナジー ロゴ
2024年電気代
きほん
プラン
昼フィット
プラン
夜フィット
プラン
北海道123,300円121,248円123,384円
東北118,485円116,172円111,933円
東京112,773円110,433円108,657円
中部114,114円110,490円108,006円
北陸106,815円108,918円105,411円
関西101,267円107,391円103,803円
中国107,311円112,974円110,898円
四国109,183円113,328円111,000円
九州107,982円104,805円103,497円
沖縄141,577円136,893円137,997円
  • 30A契約で300kWh/月の電力使用量を想定
  • 2024年当時の基本料金・電力量料金・再エネ賦課金・調達コストの料金単価で試算
  • 激変緩和措置等の政府による補助金は含まない

シン・エナジーの2024年の電気代をシミュレーションした結果、きほんプランは関西エリアが最も安く、101,267円でした。

生活フィットプランは昼夜ともに九州エリアが最安で、それぞれ104,805円と103,497円です。

エリアやプランによってシミュレーション結果は大きく異なるので、自身の状況と照らし合わせて契約プランを決めましょう。

きほんプラン

シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
2022年2023年2024年
北海道123,300円
東北122,751円121,188円118,485円
東京120,024円116,001円112,773円
中部115,407円115,665円114,114円
北陸107,559円103,101円106,815円
関西108,928円100,217円101,267円
中国118,437円110,298円107,311円
四国117,016円108,722円109,183円
九州105,273円102,198円107,982円
沖縄135,618円155,565円141,577円
平均116,779円114,773円114,281円
  • 30A契約で300kWh/月の電力使用量を想定
  • 基本料金・電力量料金・再エネ賦課金・調達コストは各年の当時の料金単価で試算
  • 激変緩和措置等の政府による補助金は含まない
  • 北海道エリアは2023年の途中から提供を開始したため、2024年のデータのみ掲載

きほんプランの電気代は、東北・東京・中国エリアは2年連続減少しており、中でも中国エリアは2022年から1万円以上安くなっています。

2022年と比べると2024年の電気代は安くなっているエリアが多く、全体平均が年々安くなっている点も踏まえると、きほんプランはおおむね値下げ傾向にあります。

2022年当時は燃料費調整額を導入していたため、燃料価格高騰の影響をダイレクトに受けていました。

きほんプランは2023年4月に値上げされましたが、他社も同様に値上げを実施しているため、シン・エナジーが最安級の新電力である点は変わっていません。

そのため、格安料金の従量制プランを利用したい場合は、シン・エナジーのきほんプランは特におすすめです。

【夜】生活フィットプラン

シン・エナジー ロゴ
夜フィット
2022年2023年2024年
北海道123,384円
東北115,383円113,304円111,933円
東京110,604円107,913円108,657円
中部110,535円110,490円108,006円
北陸103,935円100,032円105,411円
関西104,136円97,041円103,803円
中国114,942円108,324円110,898円
四国108,444円102,462円111,000円
九州115,707円102,132円103,497円
沖縄131,925円153,504円137,997円
平均112,846円110,578円112,459円
  • 30A契約で300kWh/月の電力使用量を想定
  • 電気の使用時間をデイタイム1時間、ライフタイム2時間、ナイトタイム7時間で試算
  • 基本料金・電力量料金・再エネ賦課金・調達コストは各年の当時の料金単価で試算
  • 激変緩和措置等の政府による補助金は含まない
  • 北海道エリアは2023年の途中から提供を開始したため、2024年のデータのみ掲載

【夜】生活フィットプランの電気代は東北と中部エリアは2年連続で下がっていますが、値下げ幅は「きほんプラン」ほど大きくなく、最大でも前年比マイナス2,000円ほどです。

【夜】生活フィットプランは2023年に2回料金が改定され、2022年以前と比べると割高な料金設定になっています。

ただし、2022~2024年の全体平均額は「きほんプラン」より安いため、深夜~早朝の電力使用量が多い人ならお得に使える可能性が高いです。

共働きの夫婦や夜型の生活を送る人など、電気を使う時間帯が夜間帯に集中している場合はぜひ【夜】生活フィットプランを検討してみましょう。

【昼】生活フィットプラン

シン・エナジー ロゴ
昼フィット
2022年2023年2024年
北海道121,248円
東北115,191円113,736円116,172円
東京114,000円110,898円110,433円
中部109,815円109,761円110,490円
北陸100,515円99,888円108,918円
関西102,372円96,615円107,391円
中国115,014円108,897円112,974円
四国108,744円103,275円113,328円
九州104,907円94,614円104,805円
沖縄131,697円152,400円136,893円
平均111,362円110,009円114,265円
  • 30A契約で300kWh/月の電力使用量を想定
  • 電気の使用時間をデイタイム7時間、ライフタイム2時間、ナイトタイム1時間で試算
  • 基本料金・電力量料金・再エネ賦課金・調達コストは各年の当時の料金単価で試算
  • 激変緩和措置等の政府による補助金は含まない
  • 北海道エリアは2023年の途中から提供を開始したため、2024年のデータのみ掲載

【昼】生活フィットプランの電気代は全体的に値上げの傾向にあり、前年比プラス1万円以上を記録しているエリアもあります。

唯一、東京エリアの電気代は年々値下がっています。

【昼】生活フィットプランも、【夜】生活フィットプランと同様に2023年に値上げされたため、きほんプランと比べてやや割高です。

ただし、そもそも昼間の電気料金が安いプランを提供している新電力がシン・エナジー以外にあまりないため、日中の電力使用量が多い人なら検討する価値は充分にあります。

例えば在宅ワーカーやペットを飼っている人など、夜間より昼間に多くの電気を使う人は、【昼】生活フィットプランを利用すれば電気代が安くなる可能性が高いです。

シン・エナジーと大手の電気代をシミュレーションで比較

2024年
年間電気代
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
大手電力会社
従量電灯
北海道123,300円145,704円
東北118,485円119,946円
東京112,773円121,062円
中部114,114円117,765円
北陸106,815円117,777円
関西101,267円103,851円
中国107,311円116,835円
四国109,183円118,644円
九州107,982円106,275円
沖縄141,577円132,813円
  • 30A契約で300kWh/月の電力使用量を想定
  • 2024年当時の基本料金・電力量料金・再エネ賦課金・調達コストの料金単価で試算
  • 激変緩和措置等の政府による補助金は含まない

シン・エナジーと大手電力会社の電気代を比較すると、九州と沖縄エリアを除いてシン・エナジーの方が安く、最大で2万円以上の差が開いています。

九州電力の従量電灯Bは、2024年の間は燃料費調整額が上限に達していたため、シン・エナジーのような自由料金プランと比べて割安料金でした。

またシン・エナジーは沖縄エリアのみ燃料費調整額を導入していますが、沖縄電力と比べて調整額単価が割高に設定されている影響で、シン・エナジーの方が大幅に高くなっています。

九州や沖縄エリアの人は、シン・エナジーに乗り換える前にしっかり比較検討しましょう。

一方で、東京や関西などの主要エリアはシン・エナジーの方が圧倒的にお得なため、大手電力会社を契約中の人は早めに乗り換えて電気代を下げましょう。

規制料金プランと自由料金プラン

規制料金プランとは、政府により料金設定が規制されているプランで、大手の従量電灯Bなどのプランが該当します。対して自由料金プランは電力会社が自由に料金を設定でき、大手電力会社の一部のプラン及び新電力会社が提供するほぼ全てのプランが該当します。

シン・エナジーの料金シミュレーションでよくある質問

シン・エナジーの料金シミュレーションで、よくある質問にお答えします。

シン・エナジーに乗り換え予定の人は、料金シミュレーションや大手との比較結果を必ずチェックしておきましょう。

公式サイトでは分からない詳細なシミュレーション結果も再度掲載するので、ぜひ参考にしてください。

シン・エナジーの電気代は安い?
シン・エナジーの電気代は概ね値下げ傾向にあり、ほとんどのエリアで大手より安く使えます。例えば東京エリアの年間電気代は2022年に120,024円、2023年に116,001円、2024年に112,773円と3,000~4,000円ずつ値下がっています。また、東京電力の年間電気代と比べても、2024年は約8,000円もの差をつけてシン・エナジーの方が安かったため、料金を重視するならシン・エナジーが断然おすすめです。
>> シン・エナジーの料金を見る
シン・エナジーは値上げされた?
シン・エナジーは2023年に2回料金改定を実施しており、全てのプランが値上げされました。ただし、2023年は競合他社も料金改定を実施した時期であり、シン・エナジーのみが値上げされたわけではありません。また、シン・エナジーは2024年に容量拠出金を導入しましたが、2024年度の単価は1.65円と低く、電気代への影響はわずかでした。2年間で料金改定が相次いだものの、シン・エナジーが他社より安い点に変化はないため、電気代を下げたい人はぜひ乗り換えを検討してみましょう。
>> 料金改定情報を見る
きほんプランの料金シミュレーション結果は?
一般的な電力使用量で「きほんプラン」の2024年の年間電気代を試算すると、平均額は114,281円です。エリアによってシミュレーション結果は異なりますが、最安は関西で、101,267円となりました。また、2022~2024年の料金推移を見ると東北・東京・中国エリアは2年連続で前年より値下がっています。他のエリアも、2022年と比べると2024年の電気代は減少しているため、きほんプランは総じて値下げ傾向です。
>> きほんプランの料金を見る
生活フィットプランの料金シミュレーション結果は?
2024年の年間電気代の平均額は、【夜】生活フィットプランが112,459円、【昼】生活フィットプランが114,265円です。2022年からの料金推移を見ると、【夜】生活フィットプランは東北と中部エリアで2年連続安くなっています。一方で【昼】生活フィットプランで年々安くなっているのは東京エリアのみで、全体的に値上げ傾向です。ただし、昼間がお得なプランを提供している新電力はシン・エナジー以外にあまりないため、日中に多くの電気を使う人なら「きほんプラン」より割安になる可能性が高いです。
>> 生活フィットプランの料金を見る
大手と比べてどれくらいお得?
シン・エナジーの「きほんプラン」と、大手の従量電灯プランの年間電気代を比べると、九州と沖縄以外のエリアはシン・エナジーの方が安いです。特に北海道エリアは、北海道電力が145,704円に対してシン・エナジーは123,300円と、2万円以上の差が開いています。シン・エナジーは調達コストがやや割高ですが、基本料金や電力量料金が大手と比べて大幅に安いため、トータルの電気代もシン・エナジーの方が安くなります。現在大手電力会社を契約中の人は、早めにシン・エナジーに乗り換えて電気代を下げましょう。
>> 大手との料金比較を見る

まとめ

最後に、シン・エナジーの料金シミュレーションををおさらいしましょう。

  • シン・エナジーのきほんプランは値下げ傾向で、大手より圧倒的にお得
  • 生活フィットプランは、夜や昼の電力使用量が多い人におすすめ

シン・エナジーの「きほんプラン」は全体的に値下げ傾向で、大手の従量電灯と比べると大幅に安いため、料金重視の人におすすめです。

【昼】生活フィットプランと【夜】生活フィットプランのお得度合いはエリアによって異なりますが、昼間や夜間の電力使用量が多い人ならお得に電気を使えます。

柴田 今日子
柴田 今日子

シン・エナジーに乗り換える際は、大手より圧倒的に安い「きほんプラン」をベースに検討しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。