auでんきは一人暮らしでもおすすめ？

「auでんきは一人暮らしにおすすめ？」
「電気とスマホセット割はある？」
「auでんきの電気代はいくら？」

電力会社を選ぶとき、auでんきが一人暮らしでも安いのか気になりますよね。

柴田 今日子

UQモバイルユーザーなら、auでんきがおすすめです。

この記事は、auでんきが一人暮らしでもおすすめな人の特徴をわかりやすく解説します。

また、大手電力会社と料金比較、ポイントや割引の注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

UQモバイルーユーザーで一人暮らしならauでんきがおすすめ

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柴田 今日子（小売電気アドバイザー）

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UQモバイルユーザーなら一人暮らしでもauでんきがお得

一人暮らしでUQモバイルユーザーなら、auでんきが大手電力会社よりも電気代をお得に利用できます。auでんきとUQモバイルをセット契約すると月額最大1,100円も割引を受けられます。ただし、スマホセット割はUQモバイルのみで、auは適用されません。一人暮らしの電気代をauでんきと大手を比較すると電気料金自体はほとんど差がありませんが、電気使用量100〜200kWh/程度でスマホセット割が適用された場合、全てのエリアで大手よりもauでんきがお得になります。さらに、auでんきは電気料金に応じて、Pontaポイントが0.5〜1.0％還元されるため、電気を使いながらポイ活もできる点も魅力です。

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auでんき	詳細情報
提供エリア	全国 沖縄と離島を除く
電気料金	料金確認
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード 口座振替 コンビニ払い
解約費用	2,000円 （12ヶ月以内に解約時）

auでんきは、KDDIグループのauエネルギー＆ライフ株式会社が提供する新電力サービスです。

auでんきがおすすめな理由

• Pontaポイントが貯まりやすい
• UQモバイルを契約しているとお得になる
• キャンペーンを定期開催している

auでんきは「でんきM」「でんきL」「eco」「オール電化」の4種類のプランがあります。

auでんきのユーザーはUQモバイルとセットにすることで、家族のスマホ代がおトクになります。

＼Pontaポイントを貯めやすい／

auでんき

auでんきと大手電力会社で一人暮らしの電気代を比較

年間電気代 （30A契約）	でんきMプラン	大手電力会社 従量電灯
北海道	約5.3〜9.8万円	約5.3〜9.9万円
東北	約4.4〜8.1万円	約4.4〜8.1万円
東京	約4.3〜8.1万円	約4.3〜8.1万円
中部	約4.4〜8.0万円	約4.3〜8.0万円
北陸	約4.4〜8.0万円	約4.4〜8.0万円
関西	約3.5〜7.3万円	約3.1〜6.7万円
中国	約3.6〜7.6万円	約3.6〜7.6万円
四国	約3.7〜7.7万円	約3.7〜7.7万円
九州	約4.0〜7.3万円	約3.9〜7.2万円
沖縄	約4.2〜8.6万円	約4.2〜8.7万円

一人暮らしの電気代をauでんきで試算すると、北海道・東京・東北・北陸・中国・四国・沖縄エリアは、大手電力会社よりauでんきが年間最大1,000円ほど安いです。

auでんきの標準プランは、でんきMプランとでんきLプランがあり、大手電力会社より基本料金と電力量料金が安いため、燃料調達費が同じであれば、大手電力会社よりもお得に使えます。

ただし、関西と九州エリアは2024年の燃料調達費が大手よりauでんきが割高なため、電気使用量200kWh/月で比較すると、年間1,000円以上もauでんきより大手電力会社が安いです。

使用量で電気料金の差は変わるため、自分の電気使用量でauでんきと大手電力会社を比較してみましょう。

100kWh/月のケース

年間電気代 30A 100kWh/月	でんきMプラン	大手電力会社 従量電灯
東京	43,060円	43,072円
関西	35,199円	31,408円

その他エリアの料金

年間電気代 30A 100kWh/月	でんきMプラン	大手電力会社 従量電灯
北海道	52,886円	53,677円
東北	43,979円	43,959円
中部	43,792円	43,773円
北陸	43,704円	43,724円
中国	36,247円	36,305円
四国	37,394円	37,409円
九州	39,663円	39,004円
沖縄	41,565円	42,251円

電気使用量100kWh/月でauでんきと大手電力会社を比較すると、東京エリアはauでんきが年間10円ほど安く、関西エリアは3,000円以上も大手が安いです。

100kWh/月は、一人暮らしで家にほとんどいない人の電気使用量です。

仕事で残業や出張が多い人や冷暖房をあまり使用しな人は100kWh/月を目安にしましょう。

auでんきは、基本料金と電力量料金が大手よりも0.1円安く設定されています。

そのため、燃料調達費用が変わらない東京エリアは一人暮らしでもお得に利用できます。

150kWh/月のケース

年間電気代 30A 150kWh/月	でんきMプラン	大手電力会社 従量電灯
東京	61,352円	61,372円
関西	53,462円	48,500円

その他エリアの料金

年間電気代 30A 150kWh/月	でんきMプラン	大手電力会社 従量電灯
北海道	74,648円	75,545円
東北	61,754円	61,723円
中部	61,514円	61,493円
北陸	61,520円	61,545円
中国	55,169円	55,252円
四国	56,501円	56,526円
九州	55,829円	54,836円
沖縄	62,898円	63,919円

電気使用量150kWh/月でauでんきと大手電力会社を比較すると、東京エリアはauでんきが年間20円ほど安く、関西エリアは5,000円以上も大手が安いです。

一人暮らしで在宅時間が長めでエアコンを季節ごとに使う人なら、150kWh/月が平均的な使用量になります。

基本料金・電力量料金に加えて燃料調達費が安い沖縄は、一人暮らしの使用量である150kWh/月でもauでんきが1,000円以上も大手よりお得です。

200kWh/月のケース

年間電気代 30A 200kWh/月	でんきMプラン	大手電力会社 従量電灯
東京	81,236円	81,260円
関西	73,015円	66,884円

その他エリアの料金

年間電気代 30A 200kWh/月	でんきMプラン	大手電力会社 従量電灯
北海道	98,032円	98,918円
東北	81,142円	81,102円
中部	80,312円	80,286円
北陸	80,262円	80,296円
中国	75,690円	75,802円
四国	77,200円	77,230円
九州	73,338円	72,008円
沖縄	85,566円	86,926円

電気使用量200kWh/月でauでんきと大手電力会社を比較すると、東京エリアはauでんきが年間30円ほど安く、関西エリアは6,000円以上も大手が安いです。

200kWh/月は、在宅時間が長く、冷暖房や他の家電を日常的に使う一人暮らしの人に該当します。

関西と九州エリアは、大手の燃料調達費が上限に達している状況が続いるため、auでんきより大手が安いです。

一方で、北海道・北陸・東京・中国・四国・沖縄は年間最大1,300円ほど大手より安くなるため、電気代をを少しでも抑えたいならauでんきがおすすめです。

auでんきはUQモバイルとセットにできる

年間電気代 30A 100kWh/月	でんきMプラン +自宅セット割	大手電力会社 従量電灯
東京	43,060円 29,860円	43,072円
関西	35,199円 21,999円	31,408円

スマホセット割の金額

auでんきとUQセット割 プラン	自宅セット割
トクトクプラン	1,100円
ミニミニプラン	1,100円
くりこしプラン+5G(S/M/L)	638〜858円

※くりこしプラン+5G(S/M/L)は2023年5月31日で新規受付を終了しています。

UQモバイルユーザーなら、auでんきを契約すると「自宅セット割」が適用され、月額最大1,100円の割引を受けられます。

電気とスマホセット割で月額1,100円と大きな割引があるサービスはほとんどなく、非常にお得です。

ただし、スマホセット割はUQモバイルだけで、auユーザーは対象外です。

関西エリアは、電気代だけを比較するとauでんきより大手が安いですが、UQモバイルユーザーなら自宅セット割が適用され、年間実質9,000円以上もauでんきがお得になります。

auでんきはPontaポイントが貯まる

電気代 （基本料金＋電力量料金）	Pontaポイント還元率
8,000円未満	0.5%
8,000円以上	1.0%

auでんきを契約すると、毎月電気代に応じて0.5〜1.0％のポイントが還元されます。

auでんきは、大手電力会社は電気代自体はほとんど変わりませんが、ポイントを貯めてお得に利用できる点が特徴です。

さらに、auでんきアプリで電気代1,000円ごとにガチャが1回引けて、最大1,000Pontaポイントが当たるチャンスがあります。

Pontaポイントはau PAYにチャージができるため、スーパーや飲食店でも利用が可能です。

電気を使用しながら、お得にポイントを貯めたい人にもauでんきがおすすめです。

電気とネット回線の割引は合算できない

スマホ・電気・ネットの3つすべてをまとめても、自宅セット割の割引は合算されません。

UQモバイルユーザーの場合、auでんきやネット回線（auひかり他）と組み合わせると、「自宅セット割」を受けられますが、3つまとめても「インターネットコース」のみが適用されます。

そのため、一人暮らしでスマホ・電気・ネットをすべてまとめて契約しても、割引額は月額最大1,100円です。

サービスをまとめて管理を楽にしたい人には便利ですが、割引が合算されない点は注意しましょう。

電気代重視の一人暮らしはauでんき以外の新電力もおすすめ

UQモバイルユーザー以外なら、auでんきより他の新電力を検討した方が電気代が安くなります。

例えば、シン・エナジーなら東京エリアで比較した場合、auでんきより年間2,000円以上もお得です。

また、電気使用量が少ない人はオクトパスエナジーのシンプルオクトパスを選択すると、関西エリアで4,000円以上もauでんきより安いです。

電気使用量や住んでいる地域によって最適な新電力は異なるため、自分の条件に合ったプランを比較して選びましょう。

業界最安クラスのシン・エナジー

年間電気代 30A 100kWh/月	でんきMプラン	きほんプラン
東京	43,060円	40,283円
関西	35,199円	31,321円
その他エリア	高い	安い 九州・沖縄を除く

一人暮らしの電気使用量100kWh/月でauでんきとシン・エナジー「きほんプラン」を比較すると、シン・エナジーが年間最大2,777円も安いです。

シン・エナジーは、東京エリアの基本料金や電力量料金は10円以上もauでんきより安いため、電気使用量が少ない一人暮らしでも料金差が大きくなります。

また、シン・エナジーは「きほんプラン」以外にも、【昼】や【夜】生活フィットプランも提供されており、ライフスタイルに応じた料金プランを選択できます。

ただし、九州と沖縄エリアはシン・エナジーの燃料調達費がauでんきよりも割高なため、電気代もシン・エナジーよりauでんきが安いです。

シン・エナジー	詳細情報
供給エリア	全国 離島など一部除く
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード 口座振替
解約費用	0円

シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。

シン・エナジーがおすすめな理由

• JALマイルが貯まる
• 毎月の電気代が安い
• プランが豊富にある

他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。

シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。

＼最安クラスに安い／

シン・エナジー

電気使用量が少ない人はオクトパスエナジー

年間電気代 30A 100kWh/月	でんきMプラン	シンプルオクトパス
東京	43,060円	41,272円
関西	35,199円	30,784円
その他エリア	高い	安い

一人暮らしの電気使用量100kWh/月で、auでんきとオクトパスエナジー「シンプルオクトパス」を比較すると、オクトパスエナジーが年間1,500円以上もお得です。

シンプルオクトパスは、基本料金0円で電力量料金は一律単価であるため、電気をあまり使用しない一人暮らしならお得に利用できます。

さらに、燃料調達費が0円で変動リスクがなく、毎月の電気代が安定する点も魅力です。

ただし、シンプルオクトパスは、1年間限定の契約で12ヶ月経過後は自動的に「グリーンオクトパス」へ切り替わります。

グリーンオクトパスは、基本料金や電力量料金が大手よりもやや安めに設定されているため、一人暮らしでも東京や中部エリアなら大手よりも安く利用が可能です。

オクトパスエナジー	詳細情報
提供エリア	全国 沖縄と離島を除く
電気料金	料金確認
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード 口座振替 コンビニ払い
解約費用	0円

オクトパスエナジーは、もともとイギリス発の電力会社で、2021年に東京ガスと合弁でTGオクトパスエナジー株式会社が提供する新電力サービスです。

オクトパスエナジーがおすすめな理由

• 月額料金が安い
• 実質再生可能エネルギー100％
• サポート体制が評判が良い

オクトパスエナジーは、実質再生可能エネルギーを100%使用しながらも新電力で最安値クラスです。

＼料金が安い／

オクトパスエナジー

一人暮らしでauでんきを検討中によくある質問

一人暮らしでauでんきを検討中に、よくある質問にお答えします。

auでんきを契約するとお得になる人の特徴を再度チェックして、電力会社選びの参考にしてください。

また、auでんきでポイントを獲得する方法や注意点も回答しているため、しっかり確認しましょう。

まとめ

最後に、auでんきが一人暮らしでもおすすめなのかをおさらいしましょう。

一人暮らしでUQモバイルユーザーなら、auでんきを契約すると月額最大1,100円も割引が受けられるため、auでんきがおすすめです。

一人暮らしの使用量である100〜200kWh/月なら、全てのエリアで大手電力会社よりもauでんきがお得です。

ただし、スマホセット割はUQモバイルだけで、auユーザーは割引が適用されません。

UQモバイルユーザー以外は、シン・エナジーのきほんプランを選択すると、東京エリアで年間2,000円以上もauでんきよりお得です。

また、電気使用量100kWh/月以下と少ない一人暮らしなら、オクトパスエナジーのシンプルオクトパスが関西エリアでauでんきよりも年間4,000円以上も安いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。