電気自動車(EV)の電気代は?自宅・外部充電の料金やガソリン車の走行コストも比較

電気自動車の電気代

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「電気自動車の電気代はいくら?」
「自宅充電と外部充電ではどれくらい違うの?」
「ガソリン車よりもお得って本当?」

電気自動車の電気代について、このような疑問があるのではないでしょうか。

電気自動車の普及が進む中、電気代や維持費がどれくらいかかるのか気になって購入を迷っている方もいるかもしれません。

柴田 今日子
柴田 今日子

電気自動車の電気代は、月額6,000円前後が目安です。

走行コストは1kmあたり約5.2円で、ガソリン車のおよそ半分です。

この記事は、電気自動車の電気代を解説します。

自宅充電と外部充電の料金やガソリン車の走行コストを比較しているので、ぜひ参考にしてください。

電気自動車(EV)の電気代は月額6,000円前後が目安

電気自動車の電気代目安は1ヶ月で6,000円

電気自動車の電気代は、月額6,000円前後が目安です。

電気自動車の電気代は「自宅充電」と「外部充電」の料金を合わせたもので、実際の金額は走行距離や充電方法によって変動するのが一般的です。

自宅充電の場合は月間走行距離が長いほど電気代が高く、外部充電の場合は充電カードやプランによって月額料金が異なります。

走行距離が短い場合は6,000円以下に抑えられますが、走行距離が長い場合は約10,000円かかるケースもあります。

1kmあたりの電気代は約5.2円

距離電気自動車の電気代の目安
1km約5.2円
500km約2,583円
1,000km約5,167円
※標準的な電費6km/kWh、電気料金単価31円/kWhとした場合

電気自動車が1km走行するのにかかる電気代は、約5.2円です。

近所の買い物に行ったり、休日にレジャーを楽しんだりする場合、月間走行距離はおよそ500kmで、電気代は約2,583円です。

一方で、平日に車で通勤したり、休日にレジャーで利用したりすると、月間走行距離はおよそ1,000kmとなり、電気代は約5,167円かかります。

ただし、これは標準的な電費6km/kWhで計算したものであり、実際には車種のスペックや電気料金プランによって異なります。

電費とは?

電費とは、電気自動車の「燃費」にあたる指標で、電気1kWhあたりに何km走れるかを示す指標です。例えば電費6km/kWhであれば、1kWhの電力で6km走行できます。電費の数値が大きいほど、効率が良いです。

主要EV車種の電気代目安

EV車種バッテリー容量航続距離1kmの電気代
日産 サクラ20.0kWh180km約3.4円
レクサス RZ71.4kWh494km約4.5円
スバル ソルテラ71.4kWh567km約3.9円
トヨタ bZ4X71.4kWh559km約4.0円
※電気料金単価31円/kWhとして計算した場合

電気自動車の電気代は1kmあたり約5.2円と説明しましたが、実際の電気代は車種によって異なります。

これはバッテリー容量や航続距離によって電費効率が異なるからです。

航続距離とは?

航続距離とは、電気自動車が満充電の状態で走行できる最大距離のことで、「一充電走行距離」とも呼ばれます。カタログ値として示される数値ですが、実際には走行スタイル、エアコンの使用、道路状況、天候などによって大きく変動します。

例えば日産サクラの電費は9.0 km/kWhと他の車種に比べて高く、電気代は1kmあたり約3.4円と経済的です。

一方で、走行性能が高いレクサス RZの電費は約7.8 km/kWhと他の車種より劣っており、電気代は1kmあたり約4.5円と割高な傾向にあります。

性能が高くても電費が低いと電気代が高くなるため、使用目的に応じて車種を選ぶ必要があります。

自宅充電の電気代計算方法とメリット・デメリット

項目自宅充電
電気代約1,000~2,000円/回
メリット料金が比較的安い
順番待ちの心配がない
デメリット設置費用が必要
充電時間が長い
集合住宅での設置が難しい
※電気料金単価31円/kWhとして計算した場合

自宅充電の電気代は1回あたり約1,000~2,000円で、正確な電気代はバッテリー容量と電気料金単価を掛けて計算できます。

自宅充電のメリットは、電気代が比較的安く、順番待ちの必要がない点です。

一方で、充電に時間がかかる点や、設置費用の高さ、集合住宅では設置が難しいといったデメリットもあります。

自宅充電は戸建てに住んでいて設備設置が可能な人や、すでに集合住宅に充電設備がある人におすすめです。

自宅充電の電気代と計算方法

項目自宅充電
電気代約1,000~2,000円/回
計算方法バッテリー容量(kWh)× 電気料金単価(円/kWh)
※電気料金単価31円/kWhとして計算した場合

自宅充電の電気代は、フル充電すると1回あたり約1,000~2,000円です。

ただし、車種によってバッテリー容量が異なるため、電気代にも差が出ます。

正確な電気代を求めたい時は、「バッテリー容量(kWh)× 電気料金単価(円/kWh)」で計算可能です。

例えば日産 サクラはバッテリー容量20kWhで約620円、レクサス RZはバッテリー容量71.4kWhで約2,213円です。

バッテリー容量が大きいほど、自宅充電にかかる電気代も高くなります。

自宅充電のメリット

自宅充電の主なメリットは、コストの安さと利便性です。

自宅充電の充電にかかる電気代は1回あたり約1,000〜2,000円で、1ヶ月で約2,500〜5,000円に収まります。

外部充電の場合は月額1,000~10,000円程度かかり、基本的には自宅充電の方が割安です。

時間帯別の電気料金プランや電気自動車向けのプランを活用すると、さらに電気代を抑えられます。

自宅充電ならいつでも好きなタイミングで充電できる点も、自宅充電の魅力です。

外部充電では順番待ちが発生する可能性がありますが、自宅充電なら自分の都合に合わせて充電できます。

出発前にフル充電の状態にできるため、精神的なゆとりも確保できます。

自宅充電のデメリット

自宅充電の主なデメリットは、充電時間が長い点です。

例えばバッテリー容量20kWhの車を充電する場合、自宅充電(3kW)でフル充電するまでに約7時間必要です。

一方で、外部の充電スタンドで急速充電(50kW)で充電すると約30分で済みます。

自宅で充電すると時間がかかるのは、自宅用充電器の出力が外部の充電スタンドよりも小さいからです。

また、自宅充電の設備を導入するハードルの高さもデメリットです。

自宅に充電設備を設置すると10万円前後の初期費用がかかります。

集合住宅では共用設備の扱いとなり、充電器の設置には管理組合などの許可や住民全体の合意が求められます。

充電設備の導入が難しい場合は、すでに設置されている物件に引っ越すのも一つの解決策です。

外部充電の電気代計算方法とメリット・デメリット

外部充電の電気代計算方法とメリット・デメリット
項目外部充電
電気代月額1,000~10,000円程度
メリット充電時間が短い
自宅への設備設置が不要
デメリット料金が比較的高い
充電待ちが発生する可能性がある
充電スポットまで行く必要がある

外部充電の電気代は月額1,000〜10,000円程度が目安で、使用頻度やプランによって異なります。

外部充電のメリットは、急速充電により短時間で充電できる点や、自宅に設備を設置する必要がない点です。

一方で、料金が比較的高くなる傾向があり、充電待ちや移動の手間がかかるのがデメリットです。

集合住宅に住んでいて自宅充電が難しい方は、月額料金の安い充電スポットを探すとコストを抑えられます。

外部充電の電気代と計算方法

日産
ZESP3
プレミアム100
~600km/月
プレミアム200
~1,350km/月
プレミアム400
1,350km~/月
月額基本料金4,400円6,600円11,000円
プラン内の
充電分数
急速充電
100分
普通充電
600分
急速充電
200分
普通充電
600分
急速充電
400分
普通充電
600分
超過分
急速充電
44円/分
普通充電
3.3円/分
急速充電
38.5円/分
普通充電
3.3円/分
急速充電
33円/分
普通充電
3.3円/分

外部充電の電気代は、主に「充電カード」の料金プランによって決まります。

充電カードは自動車メーカーや充電サービス会社が発行しており、料金体系は「月会費+都度料金」が基本です。

例えば日産のZESP3プランは、月額基本料金と充電可能時間がセットになっています。

普通充電は共通で、急速充電の使用可能分数に応じて3つのプランから選べます。

普通充電・急速充電とは?

普通充電とは、出力が低い(3~6kW)の充電方法で、充電時間が比較的長いです。自宅や商業施設などに多く設置されています。急速充電は、出力が高い(50kW以上)充電方法で、短時間で充電できます。高速道路のSAや道の駅などに設置されており、長距離移動時に便利です。

充電可能時間を超えると、超過した分は1分あたりの単価と充電分数をかけ合わせて計算する仕組みです。

月間走行距離を目安に、使用状況に応じてプランを選択するとコストを抑えられます。

外部充電のメリット

外部充電の最大のメリットは、充電にかかる時間を短縮できる点です。

外出先や長距離ドライブ中でも短時間で充電でき、時間の節約になります。

例えば、バッテリー容量20kWhの車を充電する場合、自宅の普通充電(3kW)では約7時間かかるのに対し、外部の急速充電器(50kW)であれば約30分で済みます。

外部充電を利用すれば自宅に充電設備を設置する必要がなく、初期費用や工事の手間も不要です。

ショッピングセンターや道の駅などに設置された一部の充電スタンドでは、無料で充電できるケースもあります。

うまく活用すれば、コストの節約にも繋がります。

外部充電のデメリット

外部充電の主なデメリットは、自宅充電に比べてコストが高い点です。

自宅充電の電気代は1ヶ月あたり約2,500~5,000円であるのに対し、外部充電にかかるコストは月額1,000~10,000円程度です。

自宅に充電設備がない場合は、月額料金の安い充電カードや無料の充電スポットを活用すると、コストを抑えられます。

移動の手間や充電待ちが発生する点も、外部充電のデメリットです。

自宅に充電設備がないと、その都度充電スポットまで移動しなければなりません。

充電したい時にすぐできないため、外出の予定に合わせた計画的な充電が必要です。

また、休日やサービスエリアなどでは充電スタンドが混雑するケースもあり、煩わしさを感じるかもしれません。

電気自動車(EV)とガソリン車を比較

項目電気自動車ガソリン車
走行コスト
月間走行距離
500km~1,000km
約2,500~
5,000円
約6,000~
11,000円
維持費の目安
(年間)
約69,425円約118,775円
※電費6km/kWh、単価31円/kWh、ガソリン代178円/Lとする

電気自動車とガソリン車を比較すると、走行コスト・維持費ともに電気自動車の方が安いです。

例えば月間1,000km走行した場合の走行コストは、電気自動車で約5,000円、ガソリン車で約11,000円と約2倍の差があります。

さらに、電気自動車には税金の優遇措置があり、年間の維持費もお得になります。

長期的なコストを抑えたい方には電気自動車がおすすめです。

走行コストを比較

走行コスト電気自動車ガソリン車
1km約5.2円約11.9円
500km約2,583円約5,933円
1,000km約5,167円約11,867円
※電費6km/kWh、単価31円/kWh、ガソリン代178円/Lとする

走行コストを比較すると、電気自動車の方がガソリン車よりも安いです。

電気自動車の走行コストは1kmあたり約5.2円で、月1,000km走行した場合の電気代は約5,167円です。

一方、ガソリン車は1kmあたり約11.9円で、同じ距離を走ると約11,867円となり、電気自動車の約2倍のコストがかかります。

走行距離が長いほど差は大きくなるため、通勤などで日常的に長距離を運転する方には、電気自動車の方がお得です。

維持費を比較

維持費の目安電気自動車ガソリン車
メンテナンス費用約17,500円約17,500円
自動車税約6,250円約25,000円
自動車重量税0円
(購入後5年間)
約32,800円
自賠責保険約8,825円約8,825円
車検点検料金約36,850円約34,650円
合計約69,425円約118,775円

電気自動車の維持費は、ガソリン車に比べて安いです。

特に大きいのが自動車重量税で、電気自動車は購入後5年間は免除され、約3万円以上の差が出ます。

また、自動車税も電気自動車には軽減措置があり、ガソリン車の約4分の1に抑えられます。

車検や免税のタイミングで維持費は変動しますが、全体を通して電気自動車の方が維持費は安いです。

電気自動車(EV)の電気代を抑える方法

電気自動車の電気代は、充電方法や契約内容を見直すと大きく節約できます。

例えば自宅の電気料金プランを電気自動車向けに切り替えたり、自分の利用スタイルに合う充電カードを選んだりすると、無駄な出費を防げます。

また、施設にある無料充電スポットの活用や、太陽光発電の導入などもコスト削減に役立つ工夫です。

ここでは、電気自動車の電気代を抑える方法を解説します。

自宅の電気料金プランを見直す

料金項目オクトパスエナジーロゴ
EVオクトパス 東京電力エリア
基本料金
(10A毎)
9.7円/日
電力量料金
EVナイトタイム

(1:00~5:00)
14.6円
EVデイタイム
(11:00~13:00)
12.6円
スタンダードタイム
(上記以外)
25.77円

自宅で充電している方は、電気自動車向けの電気料金プランに変更すると電気代を節約できる可能性があります。

例えばオクトパスエナジーは、「EVオクトパス」という電気自動車向けのプランを用意しています。

EVナイトタイムとEVデイタイムの電力量料金が安く、充電時間の工夫により電気代の削減が可能です。

電力自由化により現在は全国で多様なプランが選べるため、電力会社の乗り換えもおすすめです。

充電カードのプランを見直す

電気自動車の充電カードは、利用頻度や充電スタイルに合わせて選ぶと電気代を抑えられます。

外出先での充電が少ない方は、月額料金が安く、使用した分だけ支払う従量課金型のプランがおすすめです。

頻繁に外部充電を利用する場合は、定額制のプランや普通充電が無料のプランを選ぶとお得になる場合もあります。

自身の利用状況を見直して、最適なプランを選ぶことがポイントです。

無料の充電スポットを活用する

電気自動車の充電費用を抑えるには、無料充電スポットを上手に活用するのが効果的です。

ショッピングセンターやレジャー施設、宿泊施設などには、利用者向けに無料開放されている場合があります。

買い物やお出かけ、旅行のついでに利用すると、効率的に充電できます。

ただし、一部では駐車料金が別途かかるため、事前に確認しておくと安心です。

太陽光発電を導入する

自宅に太陽光発電システムを導入すれば、自家発電した電力で電気自動車を充電でき、電気代を大幅に削減できます。

発電した電力は基本的に無料で使え、充電コストを実質ゼロにすることも可能です。

ただし、導入には初期費用が必要で、住宅用太陽光発電の設置費用は容量1kWあたり約28.8万円が目安です。

一般的には3~5kWが多く、約86万~144万円の費用がかかりますが、補助金制度の活用や長期的な節約効果を考慮すると、導入メリットは十分にあります。

電気自動車の電気代だけでなく、家全体の電気代の節約にも繋がります。

電気自動車(EV)向けの電力会社

自宅に充電設備がある場合は、電気自動車向けの電力会社を選ぶと電気代の節約が可能です。

例えばidemitsuでんきの「EVコース」は、充電器を設置していると毎月の電気代が200円引きになります。

他にも、市場連動型プランを採用しているLooopでんきや、電気自動車向けのプランを用意しているオクトパスエナジーもおすすめです。

ここでは、電気自動車向けの電力会社を3社紹介します。

idemitsuでんき

idemitsuでんき
idemitsu
でんき
詳細情報
提供エリア全国
沖縄離島除く
電気料金料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円

idemitsuでんきは、出光興産株式会社が提供している新電力サービスです。

車を持っている人専用の特典が用意されており、日常的に車を利用する人におすすめの電力会社です。

idemitsuでんきがおすすめな理由
  • ガソリン代の値引きがある
  • 従量料金が地域の電力供給会社より安い
  • オール電化プランがあり地域の電力供給会社より安い

idemitsuでんきは、マイカー所有者におすすめです。クルマ特割を活用しましょう。

\マイカー所有者におすすめ/

Looopでんき

Looopでんき
Looop
でんき
詳細情報
提供エリア全国
離島など一部除く
電気料金エリア毎の料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
解約費用0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由
  • 基本料金が安い
  • 安い時間に使えば節約できる
  • 使用量が家庭多いほど安く利用できる

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

\新電力におすすめ/

オクトパスエナジー

オクトパスエナジー
オクトパスエナジー詳細情報
提供エリア全国
沖縄と離島を除く
電気料金料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
コンビニ払い
解約費用0円

オクトパスエナジーは、もともとイギリス発の電力会社で、2021年に東京ガスと合弁でTGオクトパスエナジー株式会社が提供する新電力サービスです。

オクトパスエナジーがおすすめな理由
  • 月額料金が安い
  • 実質再生可能エネルギー100%
  • サポート体制が評判が良い

オクトパスエナジーは、実質再生可能エネルギーを100%使用しながらも新電力で最安値クラスです。

\料金が安い/

電気自動車(EV)の電気代でよくある質問

電気自動車の電気代で、よくある質問をお答えします。

電気自動車の電気代に関して、「月々の電気代はいくらかかるの?」「ガソリン車よりもお得?」といった疑問がよく寄せられます。

実際のコストは使用状況や契約プランによって変わりますが、基本的にはガソリン車よりも安く、工夫次第で大幅なコスト削減が可能です。

ここでは、電気自動車の電気代や節約方法について詳しく解説します。

電気自動車の電気代はいくら?
電気自動車の電気代は、月額6,000円前後が目安です。自宅で充電する場合は約2,500~5,000円程度で、外部充電を併用すると合計で約3,500~10,000円になります。また、1kmあたりの電気代は約5.2円で、走行距離が長いほど電気代は高くなります。
>> 電気自動車の電気代をくわしく見る
自宅充電と外部充電ではどちらが安い?
基本的には、自宅充電の方が外部充電よりも電気代は安いです。自宅充電は1回あたり約1,000~2,000円で済むのに対し、外部充電はプランによって月額1,000~10,000円程度かかります。ただし、自宅で充電するには充電設備が必要で、集合住宅の場合は管理会社や住民の合意が必要です。自宅充電が難しい場合は、月額料金が安い充電カードや、施設にある無料の充電スポットを活用するとコストを抑えられます。
>> 自宅充電の電気代をくわしく見る
電気自動車とガソリン車の走行コストはどちらが安い?
電気自動車の方が、ガソリン車よりも走行コストが安いです。月間1,000kmを走行した場合、電気自動車の電気代は約5,000円ですが、ガソリン車では約11,000円かかり、約2倍の差があります。さらに、電気自動車はエコカー減税などの優遇措置により、維持費も抑えられます。走行コストと維持費の面から、電気自動車の方が経済的に有利です。
>> EVとガソリン車の比較をくわしく見る
電気自動車の電気代を抑える方法は?
自宅に充電設備がある場合は、電気料金プランを電気自動車向けの深夜割引プランなどに見直すのがおすすめです。また、月額費用が安い充電カードや、無料充電が可能なプランを選ぶと、外部充電の費用も抑えられます。さらに、商業施設などの無料充電スポットを活用したり、自宅に太陽光発電を導入したりすると、大幅な削減が期待できます。
>> EVの電気代の節約方法をくわしく見る
電気自動車向けの電力会社は?
電気自動車向けの電気料金プランを用意している電力会社がおすすめです。idemitsuでんきの「EVコース」は、自宅に充電器を設置していると毎月200円の割引が受けられます。オクトパスエナジーは電気自動車ユーザー向けのプランを提供しており、夜間の充電が安くなるのが特徴です。また、電気自動車専用プランではなくても、Looopでんきの市場連動型プランなら、利用時間の工夫によりお得に充電できます。
>> EV向けの電力会社をくわしく見る

まとめ

最後に、電気自動車の電気代をおさらいしましょう。

  • 電気自動車の電気代は月額6,000円前後
  • 走行コストはガソリン車の約2分の1
  • 電気自動車向けの電気料金プランで節約可能

電気自動車の電気代は、月額およそ6,000円前後が目安です。

内訳は自宅充電と外部充電にかかるコストの合計から成り、走行距離や充電カードのプランによって変動します。

電気自動車の1kmあたりの走行コストは約5.2円で、ガソリン車の約半分に抑えられます。

電気自動車には免税措置や減税措置があり、基本的にはガソリン車の維持費よりも安いです。

電気自動車の電気代を節約するには、電気自動車向けの電気料金プランの利用がおすすめです。

他にも、施設にある無料の充電スポットの活用や、太陽光発電の導入なども効果があります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。