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「電気代の補助金はいつまでもらえる?」
「補助金の申請方法は?」
「補助金で電気代はいくら安くなる?」
電気代の補助金がもらえるというニュースを聞いたことはあるものの、具体的な給付期間や金額が気になっている人も多いのではないでしょうか。

国からの補助金は定期的に実施されており、1kWhあたり約2円前後になるケースが多いです。
本記事では、政府から給付される電気代補助金の内容を、過去分も含めて分かりやすく解説します。
補助金により電気代がどれくらい安くなるのか、世帯人数別の料金シミュレーションも掲載するので、ぜひ参考にしてください。
\補助金無しでもお得/
電気代の補助金がもらえるのはいつからいつまで?

時期 | 補助金額(低圧電気) |
---|---|
2025年 7~9月 | 2.0~2.4円/kWh |
1~3月 | 1.3~2.5円/kWh |
電気の補助金は、夏場や冬場など電気代が高くなる時期に支給されるケースが多く、1kWhあたり2円ほど割引されます。


1ヶ月に300kWhの電気を使用したなら、月600円ほど割り引かれるイメージです。
例えば2025年に実施された「電気・ガス料金支援」の場合、7月と9月に2.0円/kWh、8月2.4円の補助金が給付されています。
また、同年1~2月に2.5円/kWh、3月に1.3円/kWhの料金支援も実施されました。
補助金が支給される際は、電力会社の公式サイトやニュースで事前に告知されるので、金額や支給時期をよくチェックしておきましょう。
電気代補助金の申請方法と対象者
電気代補助金 | 内容 |
---|---|
申請方法 | 申請不要 |
対象者 | 対象の電力会社の契約者 |
電気代の補助金をもらうための申請手続きは一切不要で、対象期間に自動的に電気代から割引されます。
また、補助金を受けられる条件等も特になく、電力会社と契約をしている人全員が対象です。

値引きを実施する事業者は、資源エネルギー庁のサイトで確認できます。
補助金をもらうに際して利用者側でやるべき事は何もありませんが、電気代の料金支援は、電気代が上がるタイミングで実施されるケースが多いです。
そのため、補助金が給付される理由や電気代の値上げ情報は、こまめにチェックしておくのがおすすめです。
補助金で電気代はどれくらい安くなる?
![]() 従量電灯B (2025年7~9月) | 補助金あり | 補助金なし |
---|---|---|
一人暮らし (30A 200kWh/月) | ||
2人暮らし (30A 400kWh/月) | ||
3~4人暮らし (40A 600kWh/月) |
- 基本料金・電力量料金・再エネ賦課金は2025年6月時点のデータで試算
- 燃料費調整額は2024年7~9月分の単価を反映
東京電力の従量電灯Bで2025年7~9月の補助金を適用した場合、3ヶ月分の電気代は、補助金がない料金と比べて1,200~3,840円安いです。
一人暮らしでも補助金により1,000円以上の割引を受けられますが、補助金給付は期間限定で、実施も不定期です。
電気代をさらに安くしたい場合は、電力会社の乗り換えも検討してみましょう。
一人暮らしのケース
![]() 従量電灯B (30A 200kWh/月) | 補助金 あり | 補助金 なし |
---|---|---|
2025年 9月 | ||
8月 | ||
7月 |
一人暮らしの7~9月の電力使用量を200kWh/月と想定すると、補助金により毎月の電気代から400~480円割引されます。
一人暮らしは電気の使い方をある程度自由に決められるため、エアコンの温度調節など節電対策も併用して、電気代を下げましょう。
2人暮らしのケース
![]() 従量電灯B (30A 400kWh/月) | 補助金 あり | 補助金 なし |
---|---|---|
2025年 7月 | ||
8月 | ||
9月 |
2人暮らしの電力使用量を400kWh/月で試算すると、7~9月の補助金で合計2,560円が電気代から割引されます。
共働き世帯の場合は日中の電力使用量が少ないケースが多いため、夜トク8など深夜~早朝の電力量料金が安いプランも検討してみましょう。
3~4人暮らしのケース
![]() 従量電灯B (40A 600kWh/月) | 補助金 あり | 補助金 なし |
---|---|---|
2025年 7月 | ||
8月 | ||
9月 |
3~4人のファミリー世帯で600kWh/月の電力を使用すると、補助金により7月と9月は1,200円、8月は1,440円の割引を受けられます。
補助金は定額ではなく1kWhにつき給付されるため、電力使用量の多い世帯ほど受けられる恩恵は大きくなります。
2024年以前の電気代補助金
時期 | 補助金額 (低圧電気) | 対象エリア |
---|---|---|
2024年 8~10月 | 2.5~4.0円/kWh | 全国 |
2023年1月~ 2024年5月 | 1.8~7.0円/kWh | 全国 |
2023年6月~ 2024年5月 | 0.7~3.0円/kWh | 沖縄 |
政府による電気代の補助金給付は2023年1月から始まり、期間を延長しながら2024年5月まで続いた後に一旦終了しています。
3ヶ月後の2024年8月から再び料金支援が始まり、以降は社会情勢や景気動向に合わせて断続的に実施されてきました。

電力使用量が多くなる夏や冬は、2023年から毎年補助金が給付され続けています。
また、沖縄は他のエリアより電気代が高い傾向にあるため、国からの補助金に加えて県独自の負担軽減策を約1年間にわたり実施しています。
酷暑乗り切り緊急支援(2024年8~10月)

時期 | 補助金額 (低圧電気) | 補助金額 (都市ガス) |
---|---|---|
2024年 10月使用分 | 2.5円/kWh | 10.0円/㎥ |
9月使用分 | 4.0円/kWh | 17.5円/㎥ |
8月使用分 | 4.0円/kWh | 17.5円/㎥ |
円安が進んでいた時期と電気代が高くなる夏季が重なった2024年8~10月、酷暑乗り切り緊急支援として電気代は最大4.0円/kWh、都市ガス代は最大17.5円/㎥の補助金が給付されました。
当時の岸田内閣総理大臣により決定された補助金ですが、発表が6月21日と初夏を過ぎた頃合いだったこともあってか、秋口の10月まで支援が続きました。

2024年は例年以上に残暑が厳しかったので、10月まで補助金が続いて家計の負担が減った家庭も多いのではないでしょうか。
なお、2025年夏の電気・ガス料金支援は7~9月が対象期間のため、前年より1ヶ月ズレて給付されます。
電気・ガス価格激変緩和対策(2023年1月~2024年5月)

時期 | 補助金額 (低圧電気) | 補助金額 (都市ガス) |
---|---|---|
2024年 5月使用分 | 1.8円/kWh | 7.5円/㎥ |
2023年9月~ 2024年4月使用分 | 3.5円/kWh | 15.0円/㎥ |
2023年 1~8月使用分 | 7.0円/kWh | 30.0円/㎥ |
電気・ガス価格激変緩和対策は、国際情勢の変化によりエネルギー価格が急騰したのを受けて、約1年半にわたって電気とガスの料金支援が実施された事業です。
補助金の給付は当初2023年12月までの予定でしたが、2023年11月2日の「デフレ完全脱却のための総合経済対策」の閣議決定により、2024年5月までの延長が決定されました。
実施当初は電気が7.0円/kWh、都市ガスが30.0円/㎥と過去最大の補助金額が給付されていましたが、燃料価格の落ち着きとともにだんだん金額は減っていきました。

最終的に電気は1.8円/kWh、ガスは7.5円/㎥と、事業実施当初の約4分の1にまで補助金が減っています。
沖縄電気料金高騰緊急対策事業(2023年6月~2024年5月)
時期 | 補助金額 (低圧電気) | 補助金額 (LPガス) |
---|---|---|
2024年 5月使用分 | 0.7円/kWh | 150円/月 |
2023年9月~ 2024年4月使用分 | 1.5円/kWh | 300円/月 |
2023年 6~8月使用分 | 3.0円/kWh | 300円/月 |
電気・ガス価格激変緩和対策と並行して2023年6月、沖縄は独自に電気3.0円/kWh、都市ガス300円/月の料金支援を開始しました。
火力発電の割合が多い沖縄は燃料価格高騰の影響を受けやすく、他県より電気代が高い傾向にあったためです。
電気・ガス価格激変緩和対策と同様に、期間延長をしながらだんだん補助金額は減少していき、2024年5月に当事業は終了しています。
補助金のみで不安なら電力会社乗り換えも検討
補助金で電気代はある程度割引されますが、さらに電気代を下げたい人や根本から電気代を安くしたい場合は、電力会社の乗り換えがおすすめです。

補助金は期間限定かつ不定期に実施されますが、安い電力会社に乗り換えればずっとお得に電気を使い続けられます。
一人暮らしの人は、かけつけサービスなどの特典が充実している楽々でんきや、単身者向けプランがあるCDエナジーが向いています。
電気料金の安さにこだわる人は、使い方しだいで大幅に節約可能なLooopでんきや、大手より大幅に安いシン・エナジーを選びましょう。
楽々でんき
楽々でんきは、無料のかけつけサービスが付帯する新生活安心プランやU-NEXTがお得に楽しめるオプションなど、特典が充実している新電力です。
基本料金0円のライトシンプルプランも選べるため、使用量の少ない人にもおすすめです。
楽々でんきは、株式会社エクスゲートが運営する新電力で、電気代が業界最安級に安いサービスです。
電気代がお得なだけでなく、水道・ガス・電気のトラブル時の「かけつけサービス」も無料で利用できます。
当サイトからの申し込み限定で
デジタルギフト5,000円分プレゼントされます。
楽々でんきは、U-NEXTやオンライン診療などサービスも充実しているため、特典重視の方にもおすすめです。
\新電力におすすめ/

CDエナジー
CDエナジーは、毎月100円引きされる一人暮らし向けプランやオール電化プランなど、ライフスタイルに合わせた様々なプランが用意されています。
対応エリアは東京電力管内のみですが、東電から乗り換えればほぼ確実に電気代が安くなるため、ぜひ検討してみましょう。
CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。
電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。
CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。
料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。
電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。
\首都圏で人気/
Looopでんき
Looopでんきは、一般的な従量制プランとは異なり、30分ごとに電力量料金が変動する市場連動型プランを採用しています。
やや特殊な料金体系ですが、料金単価が安い時間帯に集中して電気を使えば、他社より大幅に電気代を下げられます。
シン・エナジー
シン・エナジーは、大手電力会社や他社の新電力より圧倒的に安い電気料金を実現している新電力です。
昼間や深夜にお得に電気を使えるプランも用意されているため、在宅ワーカーや夜型の生活をする人にもおすすめです。
シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。
他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。
シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。
\最安クラスに安い/
電気代の補助金でよくある質問
電気代の補助金で、よくある質問にお答えします。
補助金が給付される期間や具体的な金額を解説するので、電気代の計算に役立ててください。
過去に実施された補助金情報や、より効果的に電気代を安くする方法も、ぜひチェックしてみましょう。
- 電気代の補助金はいつからいつまで?
- 電気代の補助金は、電気代が高くなる夏季や冬季に数か月間実施されるケースが多いです。例えば、2025年は1~3月および7~9月に、約2円/kWhの補助金が給付されました。補助金が実施される際は、契約中の電力会社から事前に告知されるため、具体的な期間や金額を確認しておきましょう。
>> 補助金の期間を詳しく見る
- 補助金をもらうための申請方法は?
- 補助金をもらうための申請手続きは不要で、対象期間に電気代やガス代から自動的に割引されます。電気やガスの契約をしていればほぼ間違いなく割引の対象となるため、利用者側は何もせずに補助金を受けられます。
>> 補助金の申請方法を見る
- 補助金で電気代は安くなる?
- 補助金の給付金額は1kWhあたり2円前後のケースが多いため、例えば1ヶ月に300kWh/月の電力を使用すると、おおよそ600円が割引されます。2025年7~9月の補助金を例に試算すると、一人暮らし(200kWh/月)の3ヶ月間の電気代は本来20,609円ですが、補助金の適用で19,329円となり1,280円の割引を受けられます。補助金は1kWhにつき給付されるため、電力使用量が多いほど、割引額も大きくなります。
>> 補助金適用後の電気代を見る
- 2024年以前も電気代の補助金は実施された?
- 電気代の補助金は2023年1月から始まり、以降は断続的に実施されてきました。例えば、2023年は社会情勢の変動によりエネルギー価格が高騰したため、当初は7円/kWhもの補助金が給付されました。その後、エネルギー価格の落ち着きとともに給付金額も徐々に減っていき、2024年5月に補助金は一旦終了しています。しかし、3ヶ月後に酷暑乗り切り緊急支援として、再び補助金の給付が始まりました。
>> 電気代補助金の経緯を見る
- 電気代の補助金がなくなるとどうなる?
- 補助金の給付が終了すると電気代の割引がなくなり、再び補助金制度が始まるまでは本来の電気代が請求され続けます。しかし、補助金の実施は不定期で、割引額も自分自身でコントロールできません。そのため、根本から電気代を下げたい場合は電力会社の乗り換えがおすすめです。現在契約中の電力会社より安い新電力へ乗り換えれば、以降はずっとお得に電気を使えるうえ、将来的に補助金給付が再度開始された際の割引効果もより高まります。現在は大手より安い新電力会社が多数あるので、ぜひこの機会に乗り換えを検討してみましょう。
>> おすすめの新電力を見る
まとめ
最後に、電気代の補助金をおさらいしましょう。
- 電気代の補助金は、夏や冬に実施されるケースが多い
- 補助金の金額は、おおよそ2円/kWh
- 補助金の申請手続きは不要
政府による電気代の補助金は、電力使用量が多くなる夏や冬に、2円程度支給される傾向にあります。
補助金の申請手続きは不要で、電力会社と契約していれば毎月自動的に割引されるため、利用者側でやるべき事はありません。
電気代の補助金は家計を助けてくれる存在ですが、実施時期が限定されており、実施の予測も困難です。
電気代を根本から下げたい場合は、料金が安い新電力への乗り換えが手っ取り早く効果的なため、補助金が終了する前にぜひ1度検討してみましょう。

一人暮らしなら、かけつけサービスが無料で付帯する楽々でんきがおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。