一人暮らしの電気代がおかしい?高い原因や調べ方を解説

一人暮らしの電気代がおかしい

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「一人暮らしの電気代が高くておかしい」
「電気代がおかしい原因を調べたい」
「一人暮らしの電気代の平均は?」

一人暮らしの方には、このような疑問があるのではないでしょうか。

原因が分からないまま高い電気代を請求されると心配になりますよね。

柴田 今日子
柴田 今日子

最初に疑うべき原因は、電力会社や契約プランが自分に合っていないことです。

ライフスタイルに合うプランを契約することで、同じ電気使用量のまま電気代を安くできます。

この記事は、一人暮らしの電気代が高い原因を解説します。

電気代が高い原因を調べる方法や、節約に繋がる具体的な対策も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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一人暮らしなのに電気代がおかしい原因

一人暮らしなのに電気代がおかしい原因

一人暮らしで電気代が高いと感じたら、まずは電力会社や契約プランが合っていないことを疑いましょう。

電力会社によっては、電気使用量が少なくても電気代が高くなることもあります。

他にも、家電の使い方や契約アンペア数の選び方が原因になっている可能性があるため、自分に当てはまる原因を確認しましょう。

電力会社・契約プランが合っていない

30Aシン・エナジー ロゴ新日本エネルギー
100kWh3,480円5,600円
200kWh6,572円10,814円

契約している電力会社や料金プランがライフスタイルに合っていないと、電気代が無駄に高くなることがあります。

なぜなら、同じ電気使用量でも契約する電力会社によって電気代が大きく変わるからです。

一人暮らし向けのプランだから、必ずしも最適とは限りません。

使用量やライフスタイルによっては、他の電力会社の方が割安になるケースもあります。

自分の生活スタイルに合っているかを確認したうえで、電力会社を契約しましょう。

契約アンペア数が必要以上に大きい

アンペア数基本料金
(従量電灯B)
10A311.75円
20A623.50円
30A935.25円
40A1,247.00円
50A1,558.75円
60A1,870.50円

契約アンペア数が大きいほど同時使用できる電力が増えますが、その分だけ基本料金も高くなります。

契約アンペア数とは?

契約アンペア数とは、家庭で同時に使用できる電力を示す値のことです。契約アンペア数が大きいほど、同時にたくさんの家電を使用できます。

実際に東京電力の基本料金を比較すると、20Aしか使用していないのに30Aで契約している場合、基本料金だけで1ヶ月あたり311.75円、年間で3,741円損します。

契約アンペア数が大きいとブレーカーが落ちるリスクは減りますが、料金を重視するなら適切なアンペア数を選びましょう。

電気使用量が多い

1ヶ月あたりの電気使用量が多いと、その分だけ電気代が高くなります。

総務省のデータによると、一人暮らしの電気使用量の平均は関東甲信越で1ヶ月あたり178.9kWhです。

電気使用量が増える原因のひとつが、冷暖房の使用です。

夏や冬にはエアコンやその他暖房器具の使用頻度が上がるため、使用量が増えます。

その他にも、電子レンジやドライヤーなどの消費電力が高い家電を頻繁に使用していることが考えられます。

電気代が急に上がったと感じた場合は、電気の使い方を再度確認してみましょう。

電気代が値上がりしている

電力会社の電気代が値上がりしていると、電気使用量が変わらなくても電気代は高くなります。

値上がりの原因として考えられるのが、料金プランの値上がりや調達コスト、再エネ賦課金の値上がりです。

いずれもユーザーに対処できる要因ではありませんが、外的要因で値上がりする可能性があることを覚えておきましょう。

契約している電力会社だけ値上がりするなら、電力会社の変更を検討しましょう。

10年以上前の古い家電を使用している

家電買い替えによる
消費電力の削減率
冷蔵庫約28〜35%
エアコン約15%
温水洗浄便座約8%

10年以上前の古い家電を使い続けていると、無駄な電力消費によって電気代が高くなりやすいです。

近年の家電製品は省エネ性能が向上しており、同じ使い方をしても大幅に電力を節約できます。

例えば最新の冷蔵庫は、10年前の製品と比べて約30%前後の省エネ効果が期待できます。

特に冷蔵庫やエアコンなど24時間稼働する家電は消費電力の影響が大きく、電気代が高くなる要因になります。

政府の補助金が終了した

適用期間(使用分)値引き単価
2025年1~2月2.5円/kWh
2025年3月1.3円/kWh
2024年8~9月4.0円/kWh
2024年10月2.5円/kWh

政府の補助金が終了すると電気代の値引きがなくなるため、その分料金が高くなります。

補助金は自動的に適用されるので、割引されていることに気づかないことも多いです。

補助金によって光熱費の負担を軽減できますが、終了後は値引きがなくなり元の電気代に戻るため、請求額が高くなって驚く人も少なくはありません。

一人暮らしの電気代の平均

2024年1ヶ月の電気代の平均
単身世帯6,756円
勤労者世帯5,810円

一人暮らし全体の平均電気代は6,756円で、そのうち勤労者世帯の平均は5,810円です。

この金額と自身の電気代を比べることで、電気を使い過ぎかどうかを判断できます。

月々の電気代は、検針票や電力会社のマイページから確認可能です。

検針票が見つからなかったり、マイページにログインできなかったりする場合は、銀行口座やクレジットカードの利用明細をチェックしてみましょう。

一人暮らしの電気代がおかしい原因の調べ方

一人暮らしの電気代が高い原因を調べるには、まず電気料金の内訳を確認することが大切です。

内訳を把握することで、どの項目が過剰に使われているかが見えてきます。

契約アンペア数が大きすぎると余計に基本料金が高くなるため、アンペア数が適切かどうかを振り返る必要があります。

さらに、普段よく使用する家電の消費電力をチェックして、どれが特に電力を多く消費しているかを把握することも重要です。

ここからは、電気代がおかしい原因の調べ方について解説します。

電気料金を内訳ごとに確認する

電気代がおかしい時、まずは電気料金の内訳を確認しましょう。

検針票に記載されている内訳をチェックすることでどの項目が高くなっているのかを把握できるため、改善策を見つけられます。

電気料金の内訳は「基本料金」「電力量料金」「再エネ賦課金」の3つです。

基本料金や電力量料金の単価、再エネ賦課金が値上がりしている場合、利用者個人の電気の使い方は影響していません。

そのため、電力会社の切り替えによって電気代を安くできます。

一方で、電気使用量が増えていて電力量料金が高くなっている場合、まずは電気の使い方の見直しが必要です。

前年の同時期の電気代と比較すると、値上がりの原因をより正確に判断できます。

契約アンペア数が最適か振り返る

家電アンペア数
電子レンジ15A
IHクッキング
ヒーター
14A
ドライヤー12A
電気ケトル10A
掃除機10A
電気ストーブ9.9A
エアコン6.6A
洗濯機3A
テレビ2.1A
冷蔵庫(200L)1A
LED照明0.4A

契約アンペア数が大きいほど基本料金が高くなるため、最適な数値を選択できているか考え直してみましょう。

一人暮らしの場合は20~30Aを目安に、同時に使う家電の組み合わせを意識してアンペア数を選択します。

例えば、エアコンと冷蔵庫(200L)、電子レンジを同時に使用すると合計22.6Aになるため、30A必要です。

これらの目安を参考に、同時使用する家電を想定して最適なアンペア数を出してみましょう。

頻繁に使用する家電の消費電力と使用時間を確認する

頻繁に使用する家電の消費電力と使用時間を確認することで、どの家電によって電気代が高くなっているのか見つけられます。

消費電力とは?

消費電力とは、家電が動作する際に使用する電力の量です。単位はワット(W)で表され、多くの家電には消費電力が記載されています。消費電力が高いほど電気を多く使い、電気代も高くなります。

特に、ドライヤーや電子レンジ、炊飯器などの消費電力が高い家電は、一度の使用時間が短くても電気代がかさむ原因になりやすいです。

電気代は「家電の消費電力(W)÷1000×時間(h)×使用量単価(円/kWh)」で計算できます。

例えば電気ストーブ(1000W)の場合、使用量単価を31円とすると1時間あたりの電気代は31円です。

電気代の原因を明確にするためにも、まずは家電の消費電力と使用時間を確認してみましょう。

一人暮らしの電気代を節約する方法

電力会社や契約プランを見直して自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことで、同じ使用量でも電気代を安くできます。

また、契約しているアンペア数が適切かどうかを確認し、必要以上に大きい場合は変更を検討しましょう。

さらに、家電や照明は使わない時にこまめに消したり、古い家電を最新のものに買い替えたりすることも効果的です。

ここからは、それぞれの方法について解説します。

自分に合う電力会社や料金プランを選ぶ

関東エリア東京電力ロゴ
従量電灯B
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
基本料金
(30A)
935.25円796.06円
~120kWh29.80円19.67円
120~300kWh36.40円24.78円
300kWh~40.49円27.71円

電気代を節約する方法としておすすめなのが、電力会社や契約プランの見直しです。

現在は多くの電力会社がさまざまなプランを提供しており、ライフスタイルに合ったプランを選ぶことで同じ使用量でも電気代を抑えることが可能です。

例えば、料金の安さで人気のシン・エナジーは、東京電力よりも基本料金と従量料金がどちらも安く、乗り換えるだけでお得になります。

申し込み手続きもWEBから簡単に進められるので、まず初めに検討したい方法です。

適切なアンペア数に変更する

必要最低限のアンペア数に見直すことで、基本料金が安くなり電気代を抑えられます。

一人暮らしの場合は20~30Aが目安ですが、必要以上に大きなアンペア数を契約して、無駄な固定費を支払っているケースも多いです。

ここからは、自分に必要なアンペア数を割り出す方法を解説します。

家電の同時使用シーンを想定する

初めに、日常生活で複数の家電を同時使用するシーンを思い返してみましょう。

  • エアコン
  • 冷蔵庫
  • 照明
  • 電子レンジ
  • 洗濯機

ここでは在宅ワークをしている一人暮らしの方の朝を想定します。

時間帯によって同時使用する家電は異なるため、いくつかのシーンを想定してみましょう。

家電のアンペアを確認する

ピックアップした家電のアンペア数をそれぞれ確認します。

  • エアコン…6.6A
  • 冷蔵庫(200L)…1A
  • 照明…1A
  • 電子レンジ…15A
  • 洗濯機…3A

各家電のアンペア数は家電のラベルや取扱説明書から確認可能です。

それぞれの家電のアンペアを合計する

最後に、それぞれの家電のアンペアを合計します。

今回の例では合計26.6Aになるため、最適な契約アンペア数は30Aです。

このように、普段どのような家電を使用しているのか思い返すと、最適なアンペア数を求められます。

家電や照明をこまめに消す

家電や照明をこまめに消すことは、電気代を抑えるための基本的な方法です。

不要な電気を消すことで余計な電気使用量を抑えられ、電気代を削減できます。

経済産業省によると、テレビを見ない時に消すと年間で約895円の節約が可能です。

一つひとつの節約効果は小さいですが、積み重ねることで無駄な消費電力を減らし、電気代の節約に繋がります。

その都度家電の電源を切り替えるのが面倒な場合は、節電タップを活用するのもおすすめです。

節電タップとは、複数の家電の電源を一括で管理できる電源タップのことです。

一括でオン・オフの管理ができるため、家電の消し忘れを防止できます。

古い家電を買い替える

古い家電を使い続けている場合は、買い替えをおすすめします。

特に10年以上前の製品は最新のものに比べてエネルギー効率が低く、消費電力が大きいため、電気代が高くなります。

例えば10年前のエアコンから最新のエアコンに買い替えると、約15%の省エネが可能です。

最近の家電は省エネ性能が向上しており、同じ使い方でも電気代を大幅に節約できます。

一度にすべてを買い替えるのは難しくても、電気代が高い家電から順に見直していきましょう。

初めての一人暮らしには楽々でんきがおすすめ

初めて一人暮らしをする人は、料金面よりもオプション面で優れた楽々でんきがおすすめです。

楽々でんきは、初めての一人暮らしでも安心のかけつけサービスが無料で使える新電力会社です。

電気やガス、水道のトラブルを24時間いつでも対応してくれるため、初めての一人暮らしに不安が残る人に向いています。

人気のVODサービスであるU-NEXTやオンライン診療サービスのSOKUYAKUが最大2ヶ月無料で使える点も魅力です

楽々でんき
楽々でんき詳細情報
提供エリア全国
沖縄と離島を除く
初期費用3,850円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用プランによる

楽々でんきは、株式会社エクスゲートが運営する新電力です。

引っ越しの際、新居の電気の契約を忘れていた場合でも、最短で電気の即日開通ができるのが楽々でんきの特徴です。

楽々でんきがおすすめな理由
  • 基本料金が10%も安い
  • 引っ越し当日に対応してくれる
  • 水漏れなど緊急対応のサポートが充実

楽々でんきはU-NEXTやオンライン診療などサービスが充実しているので、今後さらに注目を集めるでしょう。

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一人暮らしの電気代によくある質問

一人暮らしの電気代によくある質問をお答えします。

一人暮らしの電気代が高い場合は、電気代の料金設定が値上がりしていることや、電気使用量が増えていることが原因として挙げられます。

電気代が高くておかしいと感じている方や、電気代がおかしい原因を調べたい方は、よくある質問の内容をしっかり確認しましょう。

一人暮らしなのに電気代がおかしい理由は?
最初に疑うべき理由は、電力会社や契約プランが合っていないことです。この場合それほど電気を使用していないのに、余計な電気代が発生している可能性が高いです。それ以外の理由として考えられるのが、電気使用量の増加や電気代の値上がり、古い家電を使い続けていることが挙げられます。時期によっては政府の補助金が終了し、値引きが適用されなくなった結果、電気代が高くなっていることもあります。
>> 一人暮らしの電気代がおかしい原因をくわしく見る
一人暮らしの電気代の平均は?
2024年の一人暮らしの電気代の平均は6,756円、勤労者世帯に絞ると5,810円です。勤労者世帯は、日中電気を使わないので、全体と比較して1,000円ほど安くなっています。平均額と自身の電気代を比較することで、支出が多いかどうか判断できます。月々の電気代は、検針票や電力会社のマイページから確認しましょう。
>> 一人暮らしの平均電気代をくわしく見る
一人暮らしの電気代がおかしい原因を調べる方法は?
初めに電気料金の内訳を確認し、どの項目で電気代が高くなっているのかを確認することが重要です。次に、契約しているアンペア数が適切かどうかを振り返ります。これらに問題がない場合は、普段よく使用する家電の消費電力をチェックし、どの家電で多くの電力を消費しているか確認しましょう。
>> 電気代がおかしい原因の調べ方をくわしく見る
一人暮らしの電気代を節約する方法は?
最もおすすめの方法が、電力会社や契約プランの見直しです。自分に合う電力会社を選択することで、電気使用量が同じでも今より電気代が安くなります。この時契約アンペア数が必要以上に大きい場合は、あわせて変更すると効率的です。ほかにも、電気をこまめに消したり、10年以上前の古い家電を買い替えたりする方法も効果的です。
>> 電気代の節約方法をくわしく見る
一人暮らしにおすすめの電力会社は?
料金プランがシンプルで、急なトラブルに対応できる「かけつけサービス」が無料で付いてくる楽々でんきがおすすめです。水漏れや電気の不具合、ガスのトラブルなど、万が一の際に60分以内で応急処置をしてくれます。自分では対処できないトラブルに対応してもらえる点が、一人暮らしの方にとって心強いです。
>> 一人暮らしにおすすめの電力会社をくわしく見る

まとめ

最後に、一人暮らしの電気代がおかしい時の原因をおさらいしましょう。

  • 電力会社・契約プランが合っていないから
  • 電気料金を内訳ごとに確認すると原因が分かる
  • 自分に合うプランを選ぶことが大切

一人暮らしの電気代が高い時に最初に疑うべき原因は、電力会社・契約プランが合っていないことです。

この場合、電気使用量が平均的でも、余計に電気代がかかっている可能性があります。

電気代が高い原因を調べる際は、電気料金を内訳ごとに確認しましょう。

どの項目で電気代が高くなっているのかが分かり、具体的な対策を立てられます。

電気代節約のために電力会社を切り替える際は、自分のライフスタイルに合うプランを選択しましょう。

最適なプランを選択することで同じ電気使用量のまま、今よりも電気代を安くできます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。