新電力会社と東京電力の違いは?電気や料金の違いを徹底解説

東京電力と新電力会社の違い

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「新電力会社と東京電力との違いは何?」
「新電力会社と東京電力はどちらが安い?」
「新電力会社でも電気の品質は同じ?」

新電力会社への切り替えを検討している方には、このような疑問があるのではないでしょうか。

新電力会社は安いと聞いても、電気の供給やサービスに不安を感じてなかなか踏み切れない方もいるかもしれません。

柴田 今日子
柴田 今日子

新電力会社は使える電気は同じなまま、東京電力よりも安い料金で電気を提供しています。

この記事は、新電力会社と東京電力との違いを解説します。

サービスの比較も行っているので、ぜひ参考にしてください。

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新電力会社と東京電力の違い

新電力会社と東京電力の違い

新電力会社と東京電力の違いは、料金の仕組みから独自のサービスまで多岐にわたります。

最も大きな違いは料金の仕組みですが、それに伴い料金の安さやセット割、オプションなどに大きな違いが生まれています。

今現在、電力会社を契約するなら圧倒的に新電力会社がおすすめです。

東京電力と同じ電気を使いながら、料金面やオプション面などにメリットがあるため、東京電力よりも満足度が高くなるでしょう。

各違いは記事内で細かく解説しますが、今契約するなら新電力会社が断然おすすめです。

新電力会社と東京電力の最大の違いは料金の仕組み

新電力会社と東京電力の最も大きな違いは、料金の仕組みです。

東京電力は規制料金を採用しており、政府が法的に料金を決めています。

一方で、新電力会社は独自に料金を設定できるため、東京電力よりも安いプランを提供できます。

自分に合う料金プランを選択するためにも、料金の仕組みの違いを理解しましょう。

東京電力は規制料金

東京電力の従量電灯Bなどのプランは、政府が価格を設定する規制料金プランです。

規制料金は「総括原価方式」に基づき、発電や送電コストに各社の利益を加えた料金で設定されます。

電力会社は自由に料金を変更できず、消費者が過剰な料金を支払うリスクが低いですが、その分大幅に安くはなりません。

規制料金には調達コストの上限があり、燃料費の高騰の影響をある程度抑えられます。

規制料金は、ユーザーにとって安くはならないものの、安定した料金で使える料金の仕組みになっています。

新電力会社は自由料金

新電力会社の料金プランは、各社が自由に価格を設定する自由料金プランです。

自由料金の特徴は政府による価格の制限がなく、提供している電力会社が柔軟に料金を変更できる点です。

自由に料金が設定できるため、新電力会社間での価格競争が活発になり、東京電力と比較して料金が引き下げられます。

自由料金は料金が安くなりやすいですが、その分各電力会社が薄利になりがちです。

自由料金は薄利営業になるため、燃料の高騰などで電気の仕入れ価格が高くなってしまうと、その分電気代も高くなってしまいます。

ただし現在は、国単位で燃料価格高騰に備えているため、大幅に高騰する可能性は低く、安定して安く使えます。

新電力会社と東京電力で電気の質は変わらない

新電力会社と東京電力で電気の質に違いはありません。

どの新電力会社を選んでも、電気は同じ送配電ネットワークを通じて家庭に届くからです。

ここでは、新電力会社と東京電力で電気の質が変わらない理由にを詳しく解説します。

発電から家に届くまでの過程は同じ

電気はどの会社で契約しても、発電所から家庭に届くまでの過程に大きな違いはありません。

どのような形で発電された電気も、同じ送電網を利用して家まで届けられます。

この送電・配電のインフラは全国共通で、東京電力を含む地域ごとの送配電網が使用されるため、新電力会社と契約しても電気の供給経路は変わりません。

つまり、東京電力から新電力会社に切り替えても、停電の頻度や安定性に違いはないです。

一部の新電力会社は発電所を持っていない

新電力会社の多くは自社で発電を行っておらず、顧客管理や販売のみを行っています。

発電所を持たない新電力会社は、大手電力会社が管理している電力会社や発電業者から電力を購入して消費者に供給します。

そのため、どの電力会社を契約しても、使える電気に違いはないということです。

新電力会社が発電所を持たなくても電気の供給に問題はなく、どの会社を選んでも従来通り電気を使えます。

新電力会社と東京電力の実際のサービスを比較

新電力会社は自由料金プランを採用し、調達コストの上限がないため、基本的には東京電力よりも安いです。

さらに、新電力会社は独自の付属サービスを付けられたり、複数のプランが作れたりと多種多様なサービスを提供していますセット割や独自のキャンペーンを実施している会社もあり、電気代以外のメリットも多いです。

ここでは、新電力会社と東京電力の実際のサービスを比較しながら、両者の違いを解説します。

新電力会社の方が料金が安い

料金項目シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
東京電力ロゴ
従量電灯B
基本料金
(30A)
796.06円935.25円
電力量料金
第1段階

(〜120kWh)
19.67円29.80円
第2段階
(120〜300kWh)
24.78円36.40円
第3段階
(300kWh〜)
27.71円40.49円

新電力会社の料金プランは、基本的に東京電力よりも安いです。

その理由は、電力自由化によって価格競争が起こり、料金が低く設定されているプランが増えているからです。

電力自由化とは?

電力自由化とは、消費者が電力会社を自由に選べるようにした制度です。これまでは電力は地域ごとに特定の会社が独占して供給していました。しかし自由化によって複数の電力会社や新電力会社が登場し、消費者は自分に合った料金プランを選べるようになりました。

例えば、シン・エナジーの「きほんプラン」は東京電力の従量電灯Bプランより安く、使用量が同じでも電気代が大幅に節約できます。

シン・エナジーに限らず、新電力会社の多くは東京電力よりも安い金額でサービスを提供しています。

料金を重視して選ぶなら、新電力会社が圧倒的におすすめです。

新電力会社は料金プランの種類が豊富

プラン例特徴
市場連動型市場価格に連動して
料金が変動する
時間帯別料金使用時間帯に応じて
料金が異なる

新電力会社は東京電力よりも料金プランの種類が豊富で、中でも「市場連動型プラン」と「時間帯別料金プラン」が特徴的です。

市場連動型プランは市場価格に連動して料金が変動し、電力の需要が低いと料金が安くなり、高まると値上がりします。

時間帯別料金プランは使用時間帯に応じて料金が異なり、昼間の電気料金が高く、夜間は安くなるのが一般的です。

このように、東京電力の規制料金プランは単価が使用量で決まりますが、市場連動型プランや時間帯別料金プランは使用量以外で単価が変動します。

電力市場の価格が安い時期を狙える人や、電気の使用時間を調整できる人には新電力会社がお得です。

実は、東京電力にも「スタンダードプラン」や「夜トクプラン」のような自由料金のプランはあります。

しかし新電力会社の方がプランの種類が豊富であるため、自分に合う電力会社を見つけると、より安く電気を使えます。

新電力会社はセット割の種類が豊富

料金項目おてがるでんきロゴ
ファミリーMプラン
東京電力ロゴ
従量電灯B
セット割おてがる光セット割
毎月2.8%割引
ガスセット割
毎月102円割引
基本料金
(30A)
0935.25円
電力量料金
第1段階

(〜120kWh)
30.85円29.80円
第2段階
(120〜300kWh)
30.85円36.40円
第3段階
(300kWh〜)
30.85円40.49円

新電力会社は、他のサービスを組み合わせることで料金が割引される「セット割」が充実しています。

東京電力にも、東京ガスとのセット契約で適用されるガスセット割がありますが、新電力会社の方がセット割の種類が豊富です。

例えば、おてがるでんきは光回線とのセット契約で、おてがる光セット割が適用されます。

ファミリーMプランの場合、東京電力の従量電灯Bよりも基本料金や電力量料金が安いため、さらに電気代を抑えられます。

さらに、おてがるでんきはガスとセットで申し込むと、基本料金が10%お得になります。

新電力会社ならインターネットやスマホなどの生活に必要なサービスをまとめて契約すると、よりお得に利用できます。

新電力会社は独自の特典やキャンペーンがある

項目東京電力ロゴ
特典加入特典ポイント
10,000ポイント
毎月ログインボーナス
100ポイント

新電力会社では独自の特典やキャンペーンを実施しており、東京電力よりもお得に利用できる場合があります。

例えば楽天でんきなら、新規加入で楽天ポイントを最大10,000ポイント獲得できるキャンペーンがあります。

東京電力では毎月「くらしTEPCO」へログインすると100ポイントがもらえますが、還元率では楽天でんきの方が高いです。

電気代だけでなくポイントや特典も重視する方は、新電力会社のキャンペーンを比較すると良いです。

新電力会社には調達コストの上限がない

新電力会社には調達コストの上限がない点も、東京電力との違いです。

調達コストとは?

調達コストとは電力会社が電気を仕入れる際にかかる費用のことです。燃料調整費や電源調達調整費、市場価格調整額などが含まれ、世界情勢や燃料価格などの影響を受けます。

調達コストの上限がないため、市場価格が安定している時は新電力の方が割安ですが、電力需給が逼迫すると割高になるリスクもあります。

一方で、東京電力の規制料金プランには調達コストの上限がありません。

そのため、新電力会社に比べて市場価格による料金変動が少なく、料金が安定しやすいです。

料金の安定性を重視するか安さを追求するか、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

電気代の安さを重視するなら新電力会社がおすすめ

新電力会社と東京電力にはさまざまな違いがありますが、電気代の安さを重視して選ぶなら新電力会社がおすすめです。

新電力会社は発電設備や送配電網を持たず、市場から電力を調達することで運用コストを抑え、大手電力会社よりも安く提供します。

一部の新電力会社ではポイント還元やセット割などの特典があり、よりお得に電気を利用できます。

新電力会社は非常に増えており、今後はさらに価格競争が活発になるかもしれません。

電気代を少しでも安くしたい人は、東京電力ではなく新電力会社を選ぶと良いでしょう。

おすすめの新電力会社

電気代を節約したい方や、お得なサービスを活用したい方は、新電力会社への切り替えを検討しましょう。

新電力会社には、生活トラブルに対応してくれる楽々でんきや、料金が安いシン・エナジーなどさまざまなサービスがあります。

ここでは、おすすめの新電力会社を3社紹介します。

楽々でんき

楽々でんきは、東京電力の標準的なプラン「スタンダードS」より基本料金が100円以上安く、電力量料金も最大17円ほどい新電力です。

さらん、スタンダードSと同様に電気・ガス・水回りのトラブルに対応してくれる「かけつけサービス」が無料で利用できます。

突然電気が点かなくなったり、トイレが詰まって流れなくなったりした際は、担当スタッフが駆けつけて対応してくれます。

東京電力より安く、同レベルのサービスを探している人にもおすすめです。

楽々でんき
楽々でんき詳細情報
提供エリア全国
沖縄と離島を除く
初期費用3,850円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用プランによる

楽々でんきは、株式会社エクスゲートが運営する新電力で、電気代が業界最安級に安いサービスです。

電気代がお得なだけでなく、水道・ガス・電気のトラブル時の「かけつけサービス」も無料で利用できます。

当サイトからの申し込み限定
デジタルギフト5,000円分プレゼントされます。

楽々でんきがおすすめな理由
  • 基本料金と使用料金(電力量料金)が大手より安い
  • 水漏れなど緊急対応のサポートが充実
  • 引っ越し当日でも即日契約可能

楽々でんきは、U-NEXTやオンライン診療などサービスも充実しているため、特典重視の方にもおすすめです。

\新電力におすすめ/

楽々でんき デジタルギフト

シン・エナジー

電気代を安くしたい方には、シン・エナジーがおすすめです。

東京電力の従量電灯Bに相当する「きほんプラン」は、基本料金・従量料金ともに割安に設定されています。

きほんプランに切り替えるだけで、電気の使い方を変えなくても節約が可能です。

シン・エナジー
シン・エナジー詳細情報
供給エリア全国
離島など一部除く
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円

シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。

シン・エナジーがおすすめな理由
  • JALマイルが貯まる
  • 毎月の電気代が安い
  • プランが豊富にある

他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。

シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。

\最安クラスに安い/

Looopでんき

Looopでんきは、電気代を賢く節約したい方におすすめの新電力会社です。

市場連動型プランの「スマートタイムONE」は単価が30分ごとに変動し、電気代が安い時間帯に利用することで、大幅にコストを抑えられます。

Looopでんきは、ライフスタイルに合わせて電気の使い方を工夫できる方に最適なプランです。

Looopでんき
Looop
でんき
詳細情報
提供エリア全国
離島など一部除く
電気料金エリア毎の料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
解約費用0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由
  • 燃料費調整額が0円
  • 安い時間に使えば節約できる
  • 最大10,000円分プレゼント実施中

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

\新電力におすすめ/

新電力会社と東京電力の違いでよくある質問

新電力会社と東京電力の違いで、よくある質問にお答えします。

新電力会社への乗り換えを検討する際、多くの人が東京電力との違いを気にしますが、最大の違いは料金の仕組みにあります。

新電力会社の契約に不安がある方や、契約に際しての疑問点が残っている方は、よくある質問の内容を確認してから契約に進みましょう。

新電力会社と東京電力の最大の違いは?
新電力会社と東京電力の最大の違いは、料金の仕組みです。東京電力は規制料金で、政府が料金を定めます。そのため、大幅に料金が値上がりするリスクが低いです。一方、新電力会社は自由料金で、各社が独自に料金を設定します。価格競争が生じ、安く電気を使えます。
>> 新電力と東京電力の違いをくわしく見る
新電力会社と東京電力で電気の質は同じ?
新電力会社と東京電力で電気の質は変わりません。なぜなら、どちらを選んでも電気は同じ送配電ネットワークを通じて家庭に届くからです。一部の新電力会社は発電所を持ちませんが、他社から電力を購入し、東京電力と同じインフラで供給されます。そのため、電気の安定性や品質に差はなく、安心して使用できます。
>> 電気の質は変わらないをくわしく見る
新電力会社と東京電力はどちらが安い?
新電力会社は、東京電力よりも料金が安いことが多いです。その理由は、電力自由化によって登場した新電力会社間で価格競争が行われ、より安いサービスが提供されるからです。そのため、東京電力よりも安いプランに切り替えれば、大幅に電気代を節約できる場合があります。
>> 新電力と東京電力の比較をくわしく見る
新電力会社と東京電力はどちらがおすすめ?
料金の安さを重視するなら、新電力会社がおすすめです。新電力会社のプランは種類が豊富で、東京電力よりも安いプランがあります。また、ポイント還元やセット割によって、お得に利用できることが多いです。どの電力会社を利用しても電気の品質は変わらないため、電気代を抑えたい方は安心して新電力会社に切り替えられます。
>> 新電力会社がおすすめをくわしく見る
おすすめの新電力会社は?
楽々でんきは、東京電力よりお得で、生活トラブルへの対応を無料で提供する「かけつけサービス」が特徴です。電気やガスの急なトラブルにも対応してもらえるため、初めて一人暮らしする方に向いています。電気代の安さを重視する方には、基本料金や電力量料金単価が安いシン・エナジーが最適です。また、Looopでんきは30分ごとに単価が変動する市場連動プランがあり、電気の使い方次第で節約できます。
>> おすすめの新電力会社をくわしく見る

まとめ

最後に、新電力会社と東京電力の違いをおさらいしましょう。

  • 新電力と東京電力の最大の違いは料金の仕組み
  • 新電力と東京電力で電気の質は変わらない
  • 電気代を安くするなら新電力会社がおすすめ

新電力会社と東京電力の最大の違いは、料金の仕組みです。

東京電力は規制料金で価格変動が少ないのに対し、新電力会社は自由料金で多様なプランを提供しています。

電気の使い方に合うプランを選ぶと、電気代の節約が可能です。

なお、どの電力会社を選んでも送配電網は共通であるため、電気の質や供給の安定性は同じです。

新電力会社に乗り換えても、停電しやすくなったり、家電の動作に影響が出たりすることはありません。

今よりも電気代を安くしたい方には、新電力会社への切り替えをおすすめします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。