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「東京ガスと東電の電気代はどちらがお得?」
「オール電化プランはどちらが安い?」
「一人暮らしなら東電と東京ガスどっち?」
東京ガスと東京電力はどちらの方が電気代が安いのか、気になりますよね。

東電より東京ガスの方が電気代が安く、使用量が多いケースなら年間最大1万円ほど東京ガスの方が安いです。
この記事は、東京ガスと東京電力の電気代を比較して、どちらが安くなるのか具体例を紹介しながら解説します。
また、オール電化向けプランの比較も紹介していくため、ぜひ参考にしてください。
\東電よりお得/
電気契約は東電より東京ガスがお得

東京電力と東京ガスの標準的なプランを比較すると、どの使用量でも東京ガスの方がお得で、100kWh/月だと年額で約700円ほど500kWh/月だと約1万円ほど東京ガスの方が安い※です。
※東京ガスには燃料費調整の上限がないため、燃料費高騰時に他社の料金よりも高くなる場合有り。
東京ガスの電気は、基本料金と電力量料金が東京電力よりも安く設計されており、調達コストや再エネ賦課金は同額のため総額計算すると東京電力より安くなります。
両社の比較だけなら東京ガスがお得ですが、電気代の安さで比べるなら、東京ガスの電気よりおすすめの新電力は複数あります。
東京ガスの電気は、新電力業界でも最大手のため、大手の電力会社でそれなりに電気代を安くしたいケースでおすすめです。
東京ガスは、ガス屋のイメージがありますが、自社で大規模発電所を持ち、電気の販売にも本格的に取り組んでいます。
新電力では全国No.1の販売量※1で、多くの人から選ばれています。
※資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2023年11月時点)におけるみなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値
供給エリアは、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、静岡(富士川以東)です。
電気代を節約したいなら、東京ガスの電気「基本プラン」にしておけば間違いありません。
\新電力におすすめ/
東電と東京ガスの標準プランの電気代を比較
- 3~4人家族を想定し、契約アンペア数は40Aとします。
- 東京ガスと東京電力の電気の料金は、実際の各家庭の電気料金に含まれる基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金の全てを計算に含め、リアルな数値で求めています。
- 2024年の1年間を通して、東京ガスの電気と東京電力の燃料費調整額は同額で計算しました。
- 燃料費調整額には、国による激変緩和措置(急激な値上がりを抑えるために、一定期間国による割引を行う制度)を適用していません。
- 2024年時点の基本料金と電力量料金で試算しています。
東京ガスと東京電力の標準的なプランの電気代を比較すると、一人暮らし想定なら年額700〜1,600円ほど東京ガスが安く、ファミリー世帯でも6,000〜10,000円ほど東京ガスが安い※です。
※東京ガスには燃料費調整の上限がないため、燃料費高騰時に他社の料金よりも高くなる場合有り。
東京ガスの電気プランは、基本プラン・さすてな電気・時間帯別プランの3種類で、基本プランが標準的なプランです。
一方、東京電力は、規制料金で燃料費調整額に上限のある「従量電灯B」と、自由料金で燃料費調整額に上限のない「スタンダードS」が標準プランです。

従量電灯BとスタンダードSの違いは、燃料費調整額に上限があるかどうかだけで、基本料金と電力量料金は全く変わりません。
燃料費が高騰しない限り、東京ガスと東京電力の燃料費調整額は同じ額になるため、基本料金と電力量料金が安い分だけ東京ガスの方がお得になります。
100kWh/月で30アンペア契約の場合
100kWh/月 (30A契約時) | 東京ガスの電気 基本プラン | 東京電力 従量電灯B | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 12月 | -6.33円 | ||
11月 | -6.17円 | ||
10月 | -6.19円 | ||
9月 | -6.37円 | ||
8月 | -6.31円 | ||
7月 | -6.09円 | ||
6月 | -5.80円 | ||
5月 | -5.64円 | ||
4月 | -5.71円 | ||
3月 | -5.78円 | ||
2月 | -6.06円 | ||
1月 | -6.15円 | ||
平均 | ー |
東京ガスの電気「基本プラン」料金計算の一例(30A契約100kWh・2024年12月)
- 電気料金=① 基本料金+(②電力量料金単価×使用量)±(③燃料費調整額×使用量)+(④再エネ賦課金× 使用量)
- ①295.24円×3=885.72円
- ②29.90×100=2,990円
- ③-6.33×100=-633円
- ④3.49×100=349円
- ①から④の合計:885.72円+2,990円-633円+349円=3,591円
100kWh/月・30アンペア契約で、東電と東京ガスの電気代を年額で比較すると、東京ガスの方が約500円お得です。
300kWh/月で30アンペア契約の場合
300kWh/月・30アンペア契約で、東電と東京ガスの電気代を年額で比較すると、東京ガスの方が約2,600円お得です。
500kWh/月で60アンペア契約の場合
500kWh/月・60アンペア契約で、東電と東京ガスの電気代を年額で比較すると、東京ガスの方が約10,400円お得です。
東電と東京ガスのオール電化プランを比較
東京ガスの電気のオール電化プラン「時間帯別プラン」と、東京電力のオール電化プラン「スマートライフS」を比較すると、基本料金も電力量料金も東京ガスが安い設計です。
基本料金と電力量料金以外の調達コストや再エネ賦課金は、両社同じ価格帯のため、トータルで試算すると東京ガスのオール電化プランの方がお得になります。

例えば、300kWh/月30A契約で年間1,164円も東京ガスの方が安くなります。
- 電力使用量は6~AM1時(日中)が58%、AM1~6時(深夜)が42%の割合で算出しています。
- 2024年の1年間で実際に適用された燃料費調整額を用いています。
- 再エネ賦課金は、2024年1~4月:1.40円、2024年5~12月:3.49円を適用しています。
- 激変緩和対策措置による燃料費調整額の割引や酷暑乗り切り緊急支援の電気使用量に応じた値引きは含みません。
100kWh/月で30アンペア契約の場合
100kWh/月 (30A契約時) | 東京ガスの電気 時間帯別プラン | 東京電力 スマートライフL | 燃調費 両社共通 |
---|---|---|---|
2024年 12月 | -6.37円 | ||
11月 | -6.31円 | ||
10月 | -6.09円 | ||
9月 | -5.80円 | ||
8月 | -5.64円 | ||
7月 | -5.71円 | ||
6月 | -5.78円 | ||
5月 | -6.06円 | ||
4月 | -6.15円 | ||
3月 | -6.17円 | ||
2月 | -5.97円 | ||
1月 | -5.73円 | ||
平均 | ー |
東京ガスの電気「時間帯別プラン」料金計算の一例(30A契約100kWh・2024年12月)
- 電気料金=① 基本料金+(②日中の電力量料金単価×使用割合×使用量)+(③夜間の電力量料金単価×使用割合×使用量)±(④燃料費調整額×使用量)+(⑤再エネ賦課金× 使用量)
- ①292.28円×3=876.84円
- ②35.6円×0.58×100=2,065円
- ③27.7円×0.42×100=1,163円
- ④-6.37×100=-637円
- ⑤3.49×100=349円
- ①から⑤の合計:876.84円+2,065円+1,163円-637円+349円=3,822円
100kWh/月・30アンペア契約で、東電と東京ガスの電気代を年額で比較すると、東京ガスの方が約900円お得です。
300kWh/月で30アンペア契約の場合
300kWh/月・30アンペア契約で、東電と東京ガスの電気代を年額で比較すると、東京ガスの方が約1,200円お得です。
500kWh/月で60アンペア契約の場合
500kWh/月・60アンペア契約で、東電と東京ガスの電気代を年額で比較すると、東京ガスの方が約2,200円お得です。
さすてな電気は東京電力のスタンダードS/Lと同水準
さすてな電気の料金は、東京電力のスタンダードS/Lプランとほぼ同じ料金設定で、電力量料金の差は0.2円程度です。

さすてな電気は、東京ガスの電気のプランのひとつで、非化石証書を利用した再エネ系の電気です。
一般に、再エネ系の電力は火力発電の電力よりも料金が高くなる場合が多いですが、さすてな電気は東京電力の基本プランとほぼ同価格のため比較的お得です。
ただし、電気代のみで比較すると、東京ガスの基本プランの方がさすてな電気よりも安くなるため、電気代を安くしたいなら基本プランの方がおすすめです。
東京ガスと東京電力の電気代比較でよくある質問
東京ガスの電気と東京電力の料金で、よくある質問をお答えします。
東京ガスと東京電力のプランをしっかり比較してから決めたい人は、よくある質問の内容を読んでから電力の切り替えをしましょう。
- 東京ガスの電気代は東京電力よりも安い?
- 東京ガスの方が東京電力より、どの電気使用量でも電気代を安くできます。例えば、40A契約の場合、東京ガスに切り替えると年間最大で約1万円ほど安くできます。電気代には、基本料金・電力量料金・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金が含まれ、現在は東京ガスと東京電力の燃料費調整額に、大きな差はありません。そのため、基本料金と電力量料金の安い東京ガスの方が電気代は安いです。
>> 東京ガスがお得な理由を見る
- 標準的なプランはどっちがお得?
- 東京ガスの標準プラン「基本プラン」と東京電力の標準プラン「従量電灯B」「スタンダードS」は、東京ガスの方がお得※です。例えば、標準プランで電気代の料金比較をすると、300kWh/月30A契約で年間2,592円も東京ガスの方が安くなります。
>> 標準プランの比較を見る
- オール電化プランは東京ガスと東電どっち?
- オール電化向けプランは、東京ガスの電気の時間帯別プランの方が東京電力のスマートライフSより、電気代を安くできます。例えば、300kWh/月30A契約の電気代は年間で1,164円も東京ガスの方が安いです。
>> オール電化プランの比較を見る
- さすてな電気はお得?
- 東京ガスの再エネ系電力プラン「さすてな電気」は、他社の同じタイプのプランよりお得な料金設計です。一般に、再エネ系の電力は火力発電を使う電力よりも料金が高いですが、さすてな電気は東京電力の基本プランとほぼ同価格のためお得です。
>> さすてな電気を見る
- スタンダードSと従量電灯Bの違いは?
- スタンダードSは、自由料金で燃料費調整額に上限がないのに対し、従量電灯Bは規制料金で燃料費調整額に上限があります。2つのプランの違いは、燃料費調整額の上限があるかどうかだけで、基本料金と電力量料金は全く変わりません。現在、どちらのプランでも燃料調整費は同額に設定されているため、どちらと契約していても電気代は同じです。
※東京ガスには燃料費調整の上限がないため、燃料費高騰時に他社の料金よりも高くなる場合有り。
まとめ
最後に、東京ガスと東京電力の料金プランをおさらいしましょう。
- 東京ガスと東京電力の標準的な電気プランは、東京ガスの方が安い
- 両社のオール電化プランも東京ガスの電気が安い
東京電力と東京ガスの標準プランやオール電化プランは、どちらも東京ガスの方がお得です。
関東エリアで安い電力会社を探すなら、東京ガスの電気よりもお得な新電力は複数社あります。
一方、東京ガスは自社発電所なども有しており、新電力の中でも最大手です。

電力会社は大手から選びたい!それなりに安いところが良い!というバランス重視の人は、東京ガスの電気を選びましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。