エアコンの送風運転の電気代はいくら?冷房・扇風機よりお得な使い方を解説

エアコンの送風の電気代

【PR】記事内に広告を含む場合があります

「エアコンの送風運転で、電気代はどのくらい?」
「冷房や暖房より、送風の方が本当に安いの?」
「送風をつけっぱなしにしたら、いくらかかる?」

電気代を節約したいけど、エアコンの送風って本当に節電になるのか、気になりますよね。

柴田 今日子
柴田 今日子

送風運転の電気代は1時間あたり約1.6円で、冷房(約15.2円)や暖房(約16.7円)に比べて非常に安いです。

この記事は、エアコンの送風モードの電気代や冷暖房との違いを解説します。

送風の活用シーンや、電気代を根本的に下げる方法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

送風の電気代は1時間1.6円が目安

エアコンの電気代目安は1時間で1.6円
  • 6畳用インバーター機、電気料金は31円/kWhで試算しています。

エアコンの送風運転は、1.6円が目安です。

送風モードは、エアコンの内部ファンのみを動かし、冷媒やコンプレッサーは作動しないため、消費電力が非常に低く、電気代も安く抑えられます。

機種や風量設定によっては送風時でも消費電力が増加することがあります。

送風は冷房と比べて電力消費が少なく、空気の循環や内部乾燥にも有効な、非常に経済的な運転モードです。

畳数別送風運転の電気代

畳数消費電力電気代
60.05kWh1.6円
8畳0.05kWh1.6円
10畳0.05kWh1.6円
14畳0.06kWh1.9円
  • 室内ファン8~10畳は50W14畳は60Wを基準として試算しています。
  • 電気料金は31円/kWhで試算しています。

送風は冷房や暖房より電気代が圧倒的に安いのが特徴です。

送風運転では、冷媒を使わず内部ファンのみを動かすため、冷房時のように部屋の広さに応じて消費電力が大きく変わることはありません。

サイズが変わっても、消費電力と電気代はほぼ一定です。

大型エアコンでも送風時はファンモーターのみが稼働する構造のため、6畳用でも14畳用でも電気代の差はわずかです。

送風モードは部屋の広さにかかわらず、非常に省エネで経済的に使えます。

24時間送風をつけっぱなしにしたときの電気代早見表

使用時間電気代
1時間1.6円
8時間12円
24時間37円
1ヶ月1,110円

送風運転は、1日中つけっぱなしにしても電気代は約37円で、1ヶ月(30日間)使用しても、合計で約1,110円に抑えられます。

送風の電気代は冷房や暖房に比べて極めて低く、1日あたりの負担もわずかです。

送風モードは空気の循環やエアコン内部の乾燥を目的とした常時稼働にも適しており、長時間使っても家計に与える影響は軽微です。

電気代を抑えながら快適さや衛生面を保てる、コストパフォーマンスに優れた運転モードと言えます。

送風・冷房・除湿・扇風機の電気代を比較

air-conditioner-blower-denkidai
モード/機能消費電力電気代
冷房0.49kWh約15.2円
除湿0.39kwh約12.1円
送風0.05kWh約1.6円
扇風機0.015kWh約0.5円
暖房0.54kWh約16.7円
  • 6畳用インバーター機、電気料金は31円/kWhで試算しています。

送風は、冷房や暖房に比べ1時間あたり15円前後の節約効果があり、除湿と比べても、電気代は約7分の1です。

扇風機単体よりやや高くなりますが、空気循環と内部乾燥の効果があり、室内環境維持に優れてます。

送風だけで利用するのは難しいですが、冷房や除湿の前後に送風を活用すれば、開始時の冷暖房負荷を下げ、効率的に運転できます。

送風モードの活用シーン

送風モードの活用シーン

送風モードの主な活用シーンとしては、寝る前の室温リセット、部屋干し乾燥、カビ防止の喚起運転などです。

冷房や除湿と比べて運転コストが圧倒的に安いため、必要に応じて使い分けると、無駄な電気代をかけずに快適な室内環境を維持できます。

寝る前の室温リセット

寝る前の室温リセットには、送風モードがおすすめです。

一度冷房で部屋を冷やしたあと、送風に切り替えると、室温を保ちながら体が冷えすぎるのを防げます。

送風は空気を循環させるため、こもった熱を逃し、寝つきがよくなり、電気代も1時間あたり約1.6円と非常に安く、一晩つけっぱなしでも経済的です。

冷房と送風の切り替えで室温を整えつつ、快適な睡眠環境を低コストで実現できます。

部屋干し乾燥

部屋干しの乾燥にも、送風モードがおすすめです。

送風モードは空気を循環させるため、洗濯物の水分を効率よく飛ばし、乾燥時間を短縮できます。

エアコンの上部から広く風を送れるため、部屋全体の空気が動きやすく、洗濯物が多い時にも効果的です。

サーキュレーターや扇風機も乾燥には使えますが、風の届く範囲が狭く、送風力も限定的ですが、エアコンの送風なら、より広い空間に均一な風を送れるため、乾きムラを抑えられます。

電気代も1時間あたり約1.6円と安く、夜間に数時間使っても負担は少なめです。

カビ防止の換気運転

カビ防止の換気運転にも、送風モードがおすすめです。

エアコン内部や室内に湿気がこもると、カビが発生しやすくなりますが、送風モードで空気を循環させて湿気を飛ばせば、エアコン内部や壁・天井の乾燥ができます。

冷房や除湿を使用したあとに送風運転を行うことで、内部の結露を乾燥させ、カビの繁殖を防ぎ、エアコンの寿命を延ばす効果もあります。

電気代も約1.6円/時と低いため、定期的に換気目的で送風を使うと経済的です。

カビ対策としては、冷房の使用後や湿気の多い季節に、送風を30分〜1時間程度運転する習慣が効果的です。

冷房代を下げる送風活用テクニック

送風運転を取り入れると、冷房にかかる電気代を抑えられます。

冷房を始める前に送風で室内の空気を循環させると、こもった熱気が均一に広がり、冷房運転の立ち上がり負荷を軽減できます。

また、冷房中に扇風機などを併用すれば、冷気が部屋全体に効率よく広がり、設定温度を高めにしても快適です。

体感温度を下げながら、設定温度を1〜2℃上げれば、節電も可能です。

冷房前後に送風を使うと、快適さを保ちながら電気代を効率よく節約できます。

送風と冷房の切り替えタイミング

使用時間消費電力電気代
冷房8時間3.92kWh約122円
冷房4送風4時間1.96kWh約74円
冷房2送風6時間1.64kWh約51円
  • 6畳用インバーター機、設定温度26℃、電気料金は31円/kWhで試算しています。
  • 外気温35℃想定で送風運転時の気温上昇を0.5℃で試算しています。
  • 冷房、送風併用は冷房→送風→冷房での再冷却コストを加味して試算しています。

送風と冷房を切り替えて使うと、電気代を大きく節約できます。

冷房だけを8時間使うと、約122円の電気代がかかりますが、半分を送風に切り替えると約74円、さらに6時間を送風にすれば約51円まで抑えられます。

冷房は温度を下げるために大きな電力を消費しますが、送風は1時間あたり約1.6円と非常に省エネです。

涼しさを感じやすい夜間や、外気温が下がった時間帯は冷房から送風へ切り替えるだけで、体感温度を維持しつつ電気代を抑えられます。

冷房の効きすぎを防ぎ、室内を快適に保つためにも、送風の併用は効果的な節約手段です。

扇風機・サーキュレーターの併用

扇風機やサーキュレーターを併用すると、空気の循環効率が大きく向上し、冷房の電気代を節約できます。

エアコンだけで冷房すると、冷気が部屋の下部にたまり、温度ムラが発生しやすくなりますが、扇風機やサーキュレーターを使えば、冷気が部屋全体に均一に行き渡り、体感温度を効率的に下げられます。

送風と扇風機で一気に空気に循環させられます。

例えば、1日8時間冷房を使うとして、設定温度を27℃から28℃にするだけでも、月間360円程度の節電につながります。

特にサーキュレーターは直線的で強い風を送れるため、部屋全体の空気を循環させるには効果的で、扇風機と比べて目的の方向へピンポイントに風を送れるため、冷気を持ち上げる用途にも適しています。

エアコンの電気代を抑えたいなら電力会社の乗り換えもおすすめ

新電力会社楽々でんきロゴシン・エナジー ロゴCDエナジーロゴLooopでんきロゴ東京ガスの電気ロゴ
東電と比較安いかなり安い安い安い安い
付帯サービス充実シンプル充実シンプル充実
基本料金0円必要必要必要必要
ガスセット有り無し有り無し有り
ポイント無し無し有り無し有り
特徴かけつけサービス無料
即日開通にも対応
電気代が安い
昼夜プランもある
一人暮らし向け
プランがある
30分おきに
電力量料金が変動
東京ガスと
セットにできる
おすすめな人一人暮らしが初めて
新生活スタートする人
安さにこだわる人使用量別でお得な
電気を契約したい人
電気代が安い時間帯で
集中して電気を使える
大手で安心できる
新電力を選びたい人

電気代を根本的に抑えたいなら、電力会社の乗り換えがおすすめです。

エアコンを長時間使う家庭では、電気料金単価の見直しが効果的で、プランを変えるだけでも年間数千円の節約ができることもあります。

現在の使用量を把握して、ライフプランに合った電力会社を選べば、電気代の効率的な削減が可能です。

中でも楽々でんきは、電気代を抑えるだけでなく、トラブル時のかけつけサービスなどの、付帯サービスも充実しています。

冷房の使い方を見直すだけでなく、電力会社を見直すことで、電気代全体を抑えられます。

楽々でんき
楽々でんき詳細情報
提供エリア全国
沖縄と離島を除く
初期費用3,850円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用プランによる

楽々でんきは、株式会社エクスゲートが運営する新電力で、電気代が業界最安級に安いサービスです。

電気代がお得なだけでなく、水道・ガス・電気のトラブル時の「かけつけサービス」も無料で利用できます。

当サイトからの申し込み限定
デジタルギフト5,000円分プレゼントされます。

楽々でんきがおすすめな理由
  • 基本料金と使用料金(電力量料金)が大手より安い
  • 水漏れなど緊急対応のサポートが充実
  • 引っ越し当日でも即日契約可能

楽々でんきは、U-NEXTやオンライン診療などサービスも充実しているため、特典重視の方にもおすすめです。

\新電力におすすめ/

楽々でんき デジタルギフト

エアコンの送風時の電気代によくある質問

エアコンの送風時の電気代で、よくある質問にお答えします。

送風は冷房よりも電気代が安いといわれていますが、「本当に節約になるのか」「長時間使っても問題ないのか」など、細かな疑問を持つ方も多いはずです。

こうした疑問に対して、対策方法を確認しておくと、電力会社の乗り換えを検討している方も、不安を感じずに契約に進めます。

送風運転の電気代はどれくらい?
送風運転の電気代は、1時間あたり約1.6円が目安です。
送風モードではエアコン内部のファンのみが稼働し、冷媒やコンプレッサーは作動しません。
そのため消費電力は10〜50W程度と非常に低く、1日8時間使っても約12円、1ヶ月(30日)連続運転しても約1,100円程度に収えられます。
冷房や除湿と比べて圧倒的に省エネなため、長時間の空気循環や内部乾燥目的でも安心して使える運転モードです。
>> 送風の電気代目安をくわしく見る
送風運転は冷房や暖房より安い?
送風運転は冷房や暖房より圧倒的に安いです。
送風はファンのみを動かすため、消費電力は50W程度に抑えられるため、電気代は1時間あたり約1.6円と非常に低コストです。
一方、冷房は約0.49kWh(約15.2円/時間)、暖房は約0.54kWh(約16.7円/時間)と、送風の10倍以上の電気代がかかることもあります。
室温調整はできませんが、軽い暑さや空気の循環、エアコン内部の乾燥目的などには送風モードが経済的です。
>> 電気代比較をくわしく見る
送風運転はどんな時に使える?
送風運転は、冷房や暖房の前後に空気を循環させたいときや、寝る前に涼しさを保ちたいときに効果的です。室温を変えずに体感温度を調整できるため、夜間や季節の変わり目にも使いやすいモードです。
部屋干しの洗濯物を乾かす際に使用すれば、空気を動かすことで湿気がこもらず、乾燥が早まります。
また、冷房や除湿後に送風を使えば、エアコン内部の湿気を飛ばし、カビの予防もできます。
消費電力が少なく、長時間の使用でも電気代を抑えられるのが大きなメリットです。
>> 活用シーンをくわしく見る
送風運転で冷房代の節約が出来る?
送風運転を併用すれば冷房代の節約が可能です。
冷房を使う前に送風で室内の熱気を逃がしておけば、冷房開始時の消費電力を抑えられます。
また、外気温が下がる夜間などは冷房から送風に切り替えると、体感温度を保ちつつ電気代を大きく削減できます。
使い方を工夫すれば、冷房の使用時間を減らし、無理なく節約につなげることが可能です。
>> 節約方法をくわしく見る
エアコンの電気代を抑えるには?
エアコンの電気代を抑えるには、電力会社の乗り換えが効果的です。
電力自由化により、多くの新電力会社が登場しており、基本料金や電力量単価が大手より安いプランを選べば、月々の電気代を確実に下げられます。
特にエアコンの使用が多い家庭では、年間で数千円〜数万円の節約になるケースもあります。
冷房の使い方の工夫に加えて、電力会社の見直しもあわせて行えば、無理なく電気代の節約が可能です。
>> 新電力会社をくわしく見る

まとめ

最後に、エアコンの送風時の電気代をおさらいしましょう。

  • 送風運転の電気代は1時間あたり約1.6円と非常に安い
  • 冷房と送風を切り替えると、電気代を大幅に節約できる
  • 電力会社を乗り換えれば、電気代そのものを根本から抑えられる

エアコンの送風モードは、消費電力が少なく、空気の循環や内部乾燥などに活用できる経済的な運転方法です。

冷房や除湿と適切に切り替えて使えば、体感温度を保ちながら冷房費を大きく抑えられます。

電気代そのものを見直す手段として、電力会社の乗り換えも非常に有効です。

送風モードの正しい使い方と、電気契約の見直しを組み合わせれば、快適さを保ちながら無駄な出費を抑える暮らしが実現できます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。