LooopでんきとTERASELでんきはどっちが安い？エリアおよび電力量ごとに徹底比較

「LooopでんきとTERASELでんきはどっちが安い？」
「オール電化にはどっちがおすすめ？」
「セット割やポイント付与はある？」

LooopでんきとTERASELでんきで悩んでいる人は、どっちがお得に使えるか気になりますよね。

柴田 今日子

北海道エリアはLooopでんき、その他の地域はTERASELでんきがお得に使えます。

この記事は、エリア別・使用量別の料金比較をもとに、どちらが安くなるのかを詳しく解説します。

料金だけでなく、オール電化住宅との相性やセット割の違いも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

北海道エリアはLooopでんきが安い

比較項目
標準プラン	高い	安い
オール電化住宅	安い	高い
電気ガス割	有り	無し
ポイント	無し	有り

LooopでんきとTERASELでんきを比較すると、北海道のみ一人暮らしからファミリー世帯まで、全ての使用量でLooopでんきがおすすめです。

一方、北海道以外のエリアは100kWhから300kWhで、TERASELでんきがお得に使えます。

500kWhを使うファミリー世帯では、北海道・東北・北陸でLooopでんきが割安になり、それ以外のエリアではTERASELでんきがおすすめです。

北日本エリアや電気の使い方を工夫できる家庭はLooopでんき、その他のエリアではTERASELでんきを選びましょう。

Looop でんき	詳細情報
提供エリア	全国 離島など一部除く
電気料金	エリア毎の料金確認
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード
解約費用	0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由

• 燃料費調整額が0円
• 安い時間に使えば節約できる
• 最大10,000円分プレゼント実施中

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

＼新電力におすすめ／

Looopでんき

LooopでんきとTERASELでんきを使用量別に比較

東京		TERASEL プラン	超TERASEL プラン
100kWh 30A/2kw	48,857円	41,692円	43,072円
300kWh 40A/3kw	125,913円	120,780円	120,144円
500kWh 50A/4kw	202,968円	210,788円	201,608円

北海道は、一人暮らしからファミリー世帯まで、すべての使用量でLooopでんきがおすすめです。

一方、北海道以外の地域では、電気の使用量に応じてTERASELプランまたは超TERASELプランの方が安くなる傾向があります。

ただし、北日本エリアでは、料金試算上はTERASELでんきが安くても、電気の使い方を工夫すればLooopでんきの方が安く利用できます。

エリアや使用量、電気の使い方によって最適なプランは異なるため、試算結果を参考に、自分にぴったりなプランを検討しましょう。

100kWhのケース

100kWh 30A/2kw		TERASEL プラン	超TERASEL プラン
東京	48,857円	41,692円	43,072円
北海道	48,070円	52,040円	53,672円
関西	44,322円	34,070円	35,314円

その他のエリア

100kWh 30A/2kw		TERASEL プラン	超TERASEL プラン
東北	46,109円	44,030円	45,158円
北陸	43,131円	42,488円	43,484円
中部	44,895円	43,266円	43,578円
中国	47,474円	35,166円	36,429円
四国	47,522円	36,481円	37,815円
九州	44,339円	38,042円	39,410円

一人暮らし世帯を想定した100kWhの場合、北海道のみLooopでんきが最安で、それ以外の全エリアではTERASELプランがお得です。

特に関西や九州では、Looopでんきとの差額が年間1万円以上になるTERASELプランがおすすめです。

Looopでんきは、30分ごとに電力量料金が変動する市場連動型を採用しており、電気を使う時間を工夫すれば、試算結果よりも安く使えます。

ただし、100kWh程度の使用量では、時間帯を工夫しても大幅な節約効果は見込めません。

100kWh程度の電力量である一人暮らし世帯の場合は、北海道ではLooopでんき、その他のエリアはTERASELプランを検討しましょう。

300kWhのケース

300kWh 40A/3kw		TERASEL プラン	超TERASEL プラン
東京	125,913円	120,780円	120,144円
北海道	129,508円	146,712円	146,100円
関西	120,343円	107,830円	109,510円

その他のエリア

300kWh 40A/3kw		TERASEL プラン	超TERASEL プラン
東北	127,939円	124,710円	125,958円
北陸	118,463円	117,960円	119,316円
中部	125,000円	120,330円	119,838円
中国	128,625円	112,564円	114,440円
四国	127,379円	114,564円	116,470円
九州	120,458円	107,538円	109,578円

300kWhを使う世帯でも、北海道ではLooopでんきが最安で、その他のエリアではTERASELでんきの方が割安です。

東京や中部エリアでは、TERASELプランよりも使用量が多い家庭にとってお得な超TERASELプランの方が安くなります。

一方、北海道・東北・北陸などの北日本エリアでは、LooopでんきとTERASELでんきの差額が月数百円程度にとどまります。

電気を使う時間を工夫すればLooopでんきの方が安く利用できます。

300kWhを使う世帯は、北日本エリアではLooopでんき、その他のエリアは使用量に応じてTERASELプランもしくは超TERASELプランがおすすめです。

500kWhのケース

500kWh 50A/4kw		TERASEL プラン	超TERASEL プラン
東京	202,968円	210,788円	201,608円
北海道	210,948円	250,540円	245,296円
関西	196,365円	189,634円	183,226円

その他のエリア

500kWh 50A/4kw		TERASEL プラン	超TERASEL プラン
東北	209,767円	216,034円	212,170円
北陸	193,794円	198,268円	197,068円
中部	205,105円	205,410円	200,550円
中国	209,778円	196,310円	189,858円
四国	207,239円	202,150円	194,552円
九州	196,580円	185,146円	184,294円

500kWhを使うファミリー世帯では、北海道に加えて東北や北陸の北日本エリア全体でLooopでんきが割安です。

北日本エリアでは、300kWhまでは電気の使い方を工夫することでLooopでんきが有利でしたが、500kWhを超えると、工夫しなくてもLooopでんきの方が安く使えます。

一方、北日本エリア以外の地域ではTERASELでんきが割安です。

中でも関西や九州では、Looopでんきよりも超TERASELプランが年間で1万円以上安く、使用量が多い家庭ほど料金差が大きくなります。

500kWhを目安とするファミリー世帯は、北日本エリアではLooopでんき、それ以外のエリアでは超TERASELプランを選ぶことで、電気代を節約できます。

LooopでんきとTERASELでんきにオール電化プランはない

東京		超TERASEL プラン	マーケット プラン
400kWh 60A/5kW	164,439円	166,492円	176,550円
600kWh 60A/5kW	241,494円	244,212円	253,605円
800kWh 80A/6kW	318,551円	329,408円	338,144円

LooopでんきとTERASELでんきには、いずれもオール電化専用のプランは用意されていません。

しかし、Looopでんきは市場連動型を採用しており、日中や深夜の単価が安くなる傾向があるため、エコキュートなどを活用するオール電化住宅との相性が良好です。

また、TERASELでんきは、超TERASELプランとマーケットプランがオール電化住宅に向いています。

特に、超TERASELプランは使用量が増えるほど電力量単価が下がるため、オール電化住宅との相性が良いです。

ちなみに、マーケットプランはLooopでんきと同じ市場連動型ですが、試算した結果、全ての利用量でLooopでんきの方が割安でした。

オール電化住宅でLooopでんきとTERASELでんきを比較する場合は、料金の安さを重視するならLooopでんき、安定した料金で使いたい場合は超TERASELプランを選びましょう。

LooopでんきとTERASELでんきのポイントを比較

	詳細
楽天ポイント	電気料金200円につき 1ポイント
選べる特典	楽天ポイント2,000ポイント PayPayポイント2,000円 Amazonギフト2,000円分 Apple Gift Card2,000円分 StockPoint2,000ポイント 電気料金の2%相当を寄付

Looopでんきには、ポイント付与や特典制度がありません。

一方、TERASELでんきにはポイント制度があり、電気料金200円につき楽天ポイントが1ポイント付与されます。

例えば、毎月の電気料金が1万円なら月に50ポイント、年間で合計600円相当のポイントが貯まります。

さらに、契約時には「選べる特典」として、楽天ポイントやPayPayポイント、Amazonギフト券などの中から、2,000円相当の特典を1つ受け取れます。

ポイント制度や契約特典はTERASELでんきが充実しているため、お得に電気を使いたい人にはぴったりです。

LooopでんきとTERASELでんきの料金プランを比較

項目
プラン	スマートタイムONE	TERASELプラン 超TERASELプラン マーケットプラン マーケットあんしんプラン
基本料金	制度対応費	基本料金
電力量料金	市場連動型	従量制 市場連動型
セット割	東京エリアのみ ガスセット 1kWh＝1円割引	なし

Looopでんきは、スマートタイムONEの1種類のみです。

対して、TERASELでんきは使用量や契約スタイルに応じて複数のプランから選べます。

料金体系は、Looopでんきは市場連動型のみ、TERASELでんきは従量制と市場連動型を併用しており、柔軟に選択できます。

セット割の有無や基本料金の制度も違うため、料金以外の違いについても確認しましょう。

プラン

電力会社	プラン
	スマートタイムONE
	TERASELプラン 超TERASELプラン マーケットプラン マーケットあんしんプラン

Looopでんきは、市場連動型のスマートタイムONEの1種類のみ提供されています。

一方、TERASELでんきは、使用量や目的に応じて4つのプランから選択可能です。

基本のプランは、大手電力会社と同様に、使用量に応じて段階的に単価が上がる従量制のTERASELプランです。

さらに、電気を多く使う家庭向けには、超TERASELプランが用意されています。

また、Looopでんきと同じく、市場連動型を採用したマーケットプランと、電力量単価に上限を設けたマーケットあんしんプランもあります。

プラン選びの手間を減らしたい人はLooopでんき、使用量や生活スタイルに合わせて柔軟に選びたい人はTERASELでんきを選びましょう。

基本料金

電力会社	基本料金
	託送従量料金＋ 容量拠出金相当の合計
	契約Aもしくは最低料金制

Looopでんきは、直近1年間で最も電力を使った30分間をもとに契約kWが決まる制度対応費が発生します。

一方、TERASELでんきは大手電力会社と同水準の基本料金設定です。

エリアによって契約アンペア制と最低料金制があり、例えば関西エリアでは最低料金制、東京エリアでは契約アンペアに応じた基本料金が発生します。

電力使用量を意識しながら節約したい人はLooopでんきがおすすめです。

料金体系の分かりやすさを重視する人はTERASELでんきを選びましょう。

電力量料金

項目	内容
スマートタイムONE マーケットプラン	市場連動型 電力市場の価格に連動し 30分毎に電力量単価が変動
TERASELプラン	従量制 使用量に応じて 段階的に単価が上がる

LooopでんきのスマートタイムONEと、TERASELでんきのマーケットプランは、30分ごとに電力量単価が変動する市場連動型の料金体系です。

日中や夜間帯に料金が安くなる傾向があり、時間帯を意識して電気を使うことで、電力量料金を抑えられます。

一方、TERASELでんきのTERASELプランは、大手電力会社と同じく使用量に応じて段階的に単価が上がる従量制です。

時間帯で電力料金が変動しないため、時間帯を気にせず安定した料金で利用できます。

ライフスタイルと電気の使い方から、自分に合ったプランを選びましょう。

セット割

項目
内容	東京エリアのみ ガスセット 1kWh＝1円割引	なし

TERASELでんきは、でんきとガスのセットプランはありますが、セット割は提供していません。

一方、Looopでんきでは、東京エリア限定で「Looopでんき＋ガス」が提供されています。

セットで契約すると電力量料金が1kWhあたり1円割引されます。

例えば、毎月600kWhを使用するファミリー世帯であれば、年間で7,200円の割引が受けられます。

Looopでんき＋ガスは、他社のセット割と比較しても割引額が大きいです。

セット割を活用して電気代を節約したい人にはLooopでんきがおすすめです。

北海道エリアはLooopでんきがおすすめ

北海道エリアでは、使用量にかかわらずLooopでんきがおすすめです。

また、北海道に限らず北日本エリアでは、300kWh程度の使用量であれば、時間帯を意識して使うことでLooopでんきの方が安く使えます。

さらに、500kWhを超える使用量になると、特別な工夫をしなくてもLooopでんきが割安です。

北日本を中心に、電気の使い方を調整できる家庭にはLooopでんきがぴったりです。

Looop でんき	詳細情報
提供エリア	全国 離島など一部除く
電気料金	エリア毎の料金確認
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード
解約費用	0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由

• 燃料費調整額が0円
• 安い時間に使えば節約できる
• 最大10,000円分プレゼント実施中

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

＼新電力におすすめ／

Looopでんき

北海道エリア以外はTERASELでんきがおすすめ

北海道を除くエリアでは、TERASELでんきがおすすめです。

一人暮らしから二人暮らしの場合は、TERASELプランがお得です。

500kWhを超えるファミリー世帯では、使用量が増えるほど電力量単価が下がる超TERASELプランが割安になります。

北海道を除くエリアの人は、自分の電気使用量に合わせて、TERASELプランもしくは超TERASELプランを検討しましょう。

TERASEL でんき	詳細情報
提供エリア	全国 沖縄と離島を除く
電気料金	料金確認
初期費用	0円
支払方法	クレジットカード 口座振替
解約費用	0円

TERASELでんきは、伊藤忠グループのエネルギー商社株式会社エネクスライフサービスが運営する新電力です。

契約期間は1年間ですが解約金はなく、契約プランのタイプは段階制料金と市場連動型の2種類で、オール電化プランはありません。

TERASELでんきがおすすめな理由

• 楽天ポイントがたまる
• 一人暮らしで安くなりやすい
• 最適なプランが選べる

TERASELでんきはポイント還元や乗り換え特典も豊富で、毎月の電気代に応じて楽天ポイントが付与されるほか、乗り換え特典も充実していいるので、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

＼新電力におすすめ／

TERASELでんき

LooopでんきとTERASELでんきの比較でよくある質問

LooopでんきとTERASELでんきの比較で、よくある質問をお答えします。

LooopでんきとTERASELでんきの契約に不安がある人や、契約に際しての疑問点が残っている人は、よくある質問の内容をしっかり確認してから契約に進みましょう。

なお、個別契約に関しての詳細は、各電力会社のカスタマーサポートへお問い合わせください。

まとめ

最後に、LooopでんきとTERASELでんきの比較をおさらいしましょう。

Looopでんきは、北海道および北日本エリアでおすすめです。

北海道ではすべての使用量で割安で、北陸や東北でも使い方を工夫すればLooopでんきが安くなります。

500kWhを使うファミリー世帯では、工夫がなくてもTERASELよりLooopでんきの方が割安です。

一方、北日本以外のエリアではTERASELでんきが割安で、使用量に応じてプランを選べます。

100〜300kWhはTERASELプラン、300kWh以上は超TERASELプランが適しています。

住んでいる地域と使用量をもとに、自分に合った電力会社を選びましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。