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「東京電力の料金は値上げされる?」
「次の料金見直し時期はいつ?」
「今年の料金単価は?」
東京電力の電気料金はいつ値上げされて、いくらになるのか、気になりますよね。

東京電力は、2025年4月に深夜プランの基本料金を最大293.37円値上げし、オール電化割引も終了します。
この記事では、東京電力の料金改定情報と改定理由のほか、過去に実施された値上げの推移も詳しく解説します。
電気代を安くする方法も紹介しているので、値上げに対応したい人もぜひ参考にしてください。
\東京電力よりお得/
東京電力の一部プランが2025年4月に料金見直し

![]() 2025年4月の 料金見直し | 変更内容 |
---|---|
深夜電力Aプラン | 基本料金 146.69円値上げ |
深夜電力Bプラン | 基本料金 293.37円値上げ |
第2深夜電力プラン | 基本料金 293.37円値上げ |
全電化住宅割引 (オール電化割引) | 提供終了 |
東京電力は、2025年4月1日から3つの深夜電力プランを値上げするとともに、同年3月31日をもって全電化住宅割引(オール電化割引)を終了します。
深夜電力プランは基本料金が最大293.37円上がり、オール電化割引の終了により5%割引もなくなるため、今回の改定は特にオール電化住宅の人への影響が大きいです。
電気料金の値上げに対処するために、おすすめの電力会社も参考に、早めにプラン変更を検討しましょう。

深夜電力プランから乗り換えるなら、東電より安いオール電化プランを提供している東京ガスがおすすめです。
3つの深夜プランが値上げ
![]() 対象プラン | ~2025年 3月31日 | 2025年 4月1日~ |
---|---|---|
深夜電力A 基本料金 | 182.50円 | 329.19円 |
深夜電力B 基本料金 | 355.75円 | 649.12円 |
第2深夜電力 基本料金 | 245.75円 | 539.12円 |
2025年4月1日より、深夜電力Aの基本料金が146.69円、深夜電力Bと第2深夜電力の基本料金が293.37円値上げされます。
値上げ理由は、2016年の電力自由化以降に深夜電力の費用構造が変化し、現行料金では継続的な電力供給が困難になったためです。

東京電力は深夜電力プランを50年以上前から提供していましたが、現在は新規契約の受付を停止しています。
深夜電力プランは特定の時間帯しか電気を使えないため、従量電灯Bなど他のプランと組み合わせて運用する必要がありましたが、現在は新電力でも安くて使い勝手の良いプランが多数あります。
例えば東京ガスのオール電化プランは、夜間の電力量料金が27.77円で、東電の深夜電力Aの電力量料金(28.85円)より割安です。
1日中電気を使えて契約容量も選べるので、東電の深夜電力プランを使い続けるより遥かにお得です。
オール電化割引が終了
![]() 対象プラン | ~2025年 3月31日 | 2025年 4月1日~ |
---|---|---|
季節別時間帯別電灯 (電化上手) | 電力量料金から 5%割引 | 適用終了 |
再エネおあずかり プラン | 電力量料金から 5%割引 | 適用終了 |
電力量料金から5%割引されるオール電化割引は、季節別時間帯別電灯(電化上手)と再エネおあずかりの2つのプランで適用されていましたが、2025年4月1日から適用が終了します。

近年はオール電化住宅が定着し、電力使用量も減少傾向にあるため、オール電化割引の適用終了が決定されました。
一般的な住宅より電気を多く使うオール電化住宅において、電力量料金の割引がなくなるのはマイナスポイントのため、該当プラン契約中の人は、どれくらい影響があるか必ずチェックしましょう。
なお、オール電化割引額の上限は2,200円/月なので、電気代の値上げ幅は年間最大26,400円になります。
2025年の東京電力の料金単価は?
![]() 従量電灯B/スタンダードS | 料金 (2024年4月1日~) |
---|---|
基本料金 (10A) | 311.75円 |
電力量料金 1段階 (~120kWh) | 29.80円 |
2段階 (121~300kWh) | 36.40円 |
3段階 (301kWh~) | 40.49円 |
東京電力の従量電灯BやスタンダードSは、2025年も基本料金311.75円、電力量料金29.80~40.49円で利用できます。
執筆時点で、低圧において2025年に料金改定が発表されているのは深夜電力プランのみなので、基本プランは2024年4月1日改訂後の料金から変更はありません。
ただし、今後の社会情勢により料金単価が値上げされる可能性は充分にあります。
実際に、2022年の燃料価格高騰の際、東京電力は翌2023年にほぼ全てのプラン料金の値上げを実施しました。

最終的に、従量電灯BやスタンダードSの電力量料金は約10円も値上げされました。
電気料金が値上げされる際は数ヶ月前から公式サイトでアナウンスされるので、こまめにチェックしておきましょう。
東京電力の電気料金は値上げ傾向

![]() 平均モデル料金の推移 | 月間電気代 (30A 260kWh/月) |
---|---|
2016年5月 | 6,479円 |
2017年1月 | 6,157円 |
2018年1月 | 6,650円 |
2019年1月 | 7,353円 |
2020年1月 | 7,127円 |
2021年1月 | 6,317円 |
2022年1月 | 7,631円 |
2023年1月 | 9,126円 |
2024年1月 | 8,374円 |
2025年1月 | 8,821円 |
東京電力が設定している平均モデル料金の推移を見ると、電力が自由化された2016年と比べて、2025年は2,000円以上も値上がっています。

東京電力は2016年5月以降、30アンペア契約で260kWh/月の電力使用量を平均モデルに設定しています。
2016年から断続的に値上げされているわけではありませんが、増減を繰り返しながら少しずつ電気料金は高くなっており、今後も大幅な値下げは見込めません。
現在まで値上げが続いている要因は様々ですが、近年の電気料金値上がりの理由は燃料価格や託送料金の高騰などです。
東京電力の値上げは年1~2回実施される傾向にあり、年度初めの4月1日に何らかの料金改定が行われるケースが多い点にも注意しましょう。
値上げ理由は燃料価格や託送料金の高騰
料金改定時期 | 改定理由 |
---|---|
2025年4月 | 深夜電力の費用構造の変化等 |
2024年4月 | 託送料金の見直し |
2023年6月 | 燃料価格の高騰 |
2023年4月 | 託送料金の値上げ |
東京電力の近年の料金値上げ理由は、燃料価格の高騰や託送料金の変化によるものが多いです。
例えば、2023年6月は世界情勢の悪化により石炭や石油などの発電燃料が高騰し、増加した発電コストを回収するために料金見直しが行われています。

2023年4月は、送配電設備の利用料金(託送料金)が値上げされたことを受けて基本料金と電力量料金が値上げされました。
燃料価格や託送料金は電気料金に密接に関わりますが、利用者側の努力でどうにもならない費用です。
そのため、電気代を安くするには新電力への乗り換えが最も効果的です。
料金の見直しは年1~2回行われる
![]() 従量電灯B | ~2023年4月1日 | 2023年6月1日~ 2024年4月1日 |
---|---|---|
電力量料金 1段階 | 19.88円 | 30.00円 |
2段階 | 26.48円 | 36.60円 |
3段階 | 30.57円 | 40.69円 |
東京電力の料金改定は基本的に年1~2回実施されるケースが多く、2023年は従量電灯Bの電力量料金が約10円も上がりました。

2023年は燃料価格と託送料金の値上げにより、4月と6月の2回、料金が改定されています。
料金改定は、今後も社会情勢と連動して定期的な実施が予想されるので、大幅に値上げされる前に電力会社の乗り換えを検討しましょう。
電気代を下げるなら新電力への切り替えがおすすめ
電気料金の値上げに対処するには、節電をするより新電力へ乗り換える方法が手っ取り早くおすすめです。
新電力会社は総じて大手電力会社より電気料金を低く設定しているため、東電から乗り換えるだけで電気代を下げられます。
各社が提供する料金プランも多種多様なので、自身のライフスタイルや電力使用量に応じて柔軟な契約が可能です。

もちろん新電力へ乗り換えても電気の質は東電と変わらないので、安心して使い続けられます。
東電より電気料金が安い
料金項目 | ![]() ベーシックでんき | ![]() 従量電灯B |
---|---|---|
基本料金 (30A) | ||
電力量料金 1段階 (〜120kWh/月) | ||
2段階 (120〜300kWh/月) | ||
3段階 (300kWh/月〜) |
東京電力と新電力のCDエナジーの基本プランを比べると、基本料金は約10%、電力量料金も最大で約4円CDエナジーの方が安いです。

東電より割高な要素がないので、基本プランの場合はCDエナジーに乗り換えればほぼ確実に電気代が下がります。
新電力会社は新規契約者を獲得するため、大手電力会社より料金を低く設定しているケースが多いです。
また、近年は次々と新電力会社が設立されている背景から、新電力同士で激しい価格競争も起きています。
そのため、今後も新電力会社の電気料金が東電より高くなるケースは考えにくく、新電力の方がお得な状況は続く見込みです。
ライフスタイルに応じて柔軟に契約できる
新電力会社の プラン例 | 特徴 |
---|---|
![]() シングルでんき | 毎月100円割引 |
![]() 【夜】生活フィットプラン | 夜の電気料金が 安い |
![]() さすてな電気 | CO2排出量実質ゼロの 電気を使える(※) |
新電力各社は、一人暮らしでおすすめのプランやオール電化専用など様々なプランを提供しており、ライフスタイルに合わせて柔軟な契約ができます。
例えば、CDエナジーのシングルでんきは毎月の電気代から無条件で100円引きされるため、電力使用量の少ない一人暮らしにおすすめです。
他にも夜型の生活に最適なシン・エナジーの【夜】生活フィットプランや、地球環境に優しい東京ガスのさすてな電気など、独自性のあるプランが多数あります。

新電力のプランは非常に選択肢が多いので、自分にぴったりなプランが見つかる可能性が高いです。
自身の電力使用量や電気の使い方を把握したうえで、各社のプランを比較検討して乗り換え先を見つけましょう。
電気の質は東電と変わらない
新電力を含む全ての電力会社は、大手電力会社の送配電設備を使って利用者に電気を送り届けるため、東電から新電力へ乗り換えても電気の質は変わりません。

東京エリアの場合は、東京電力パワーグリッドが電力を供給してくれます。
光回線やモバイル回線は会社によって通信速度にバラつきがあるので、回線品質も重視して選ぶ必要がありますが、電力会社の場合は基本的に料金のみを比較すれば問題ありません。
そのため、大手より安い新電力を選んだ方が断然お得です。
東京電力より安いおすすめの新電力
- 2024年の料金データをもとに、以下の契約を想定して諸費用を含めて試算
- 契約アンペア:30A
- 電力使用量:260kWh/月
新電力会社は多数存在しますが、その中でもシン・エナジーは東電より年間6,000円以上も電気代が安いので、料金重視の人におすすめです。
CDエナジーは料金の安さはもちろん、光熱費が1%割引される電気ガスセットも用意されており、サービスが充実しています。
東京ガスは基本プランのほか、オール電化プランも東電より割安なので、値上げが発表された深夜電力プランからの乗り換えにも最適です。

ライフスタイルや住宅環境に応じて、最適な電力会社を選びましょう。
シン・エナジー
シン・エナジーのきほんプランは、東京電力の従量電灯Bと比べて電力量料金が10円以上安いため、電力使用量に関わらずお得に使えます。
昼間や夜間の料金が安いプランも用意されているので、特定の時間帯のみ電気を多く使う家庭にもおすすめです。
シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。
他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。
シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。
\最安クラスに安い/
CDエナジー
CDエナジーは東電と全く同じ料金体系のまま、電気料金を低く設定しているので、東電から乗り換えればほぼ確実に電気代が安くなります。
光熱費が1%割引される電気ガスセットも利用できるので、料金の安さだけでなく、サービス重視で選びたい人にもおすすめの新電力です。
CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。
電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。
CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。
料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。
電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。
\首都圏で人気/
東京ガスの電気
東京ガスはオール電化プランが安いので、東電の深夜電力やスマートライフからの乗り換えに最適です。
光熱費が割引される電気ガスセットも用意されているので、すでに東京ガスの都市ガスを利用中の人や、オール電化住宅に住んでいる人以外にもおすすめです。
東京ガスは、ガス屋のイメージがありますが、自社で大規模発電所を持ち、電気の販売にも本格的に取り組んでいます。
新電力では全国No.1の販売量※1で、多くの人から選ばれています。
※資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2023年11月時点)におけるみなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値
供給エリアは、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、静岡(富士川以東)です。
電気代を節約したいなら、東京ガスの電気「基本プラン」にしておけば間違いありません。
\新電力におすすめ/
東京電力の料金見直しでよくある質問
東京電力の料金見直しで、よくある質問にお答えします。
東京電力の値上げ情報や、これまでの料金推移も再度解説するので、新電力へ乗り換える前にもう1度確認してみてください。
料金の見直しは今後も定期的に実施される可能性が高いため、値上げへの対処法も把握しておきましょう。
- 次の東京電力の料金見直しはいつ?
- 2025年4月に深夜電力A・深夜電力B・第2深夜電力の3つのプランで料金改定が発表されており、基本料金が最大293.37円上がります。また、季節別時間帯別電灯と再エネおあずかりプランで適用されているオール電化割引も、同じく2025年4月に終了します。オール電化住宅に住んでいる人にとっては電気代への影響が大きい改定なので、新電力への乗り換えなど早めに対策をしましょう。
>> 料金改定情報を見る
- 東京電力の2025年の料金は?
- 従量電灯BやスタンダードSなどの基本プランは、2025年2月時点で値上げに関する情報は発表されておらず、基本料金は311.75円/10A、電力量料金は29.80~40.49円のまま変わりありません。ただし、今後の社会情勢の変化により燃料価格上昇などが起こる可能性もゼロではないため、公式サイトで料金改定情報はこまめにチェックしておきましょう。
>> 2025年の料金を詳しく見る
- 東京電力の料金は以前と比べてどのくらい値上げされた?
- 東電が設定している平均モデル料金で比較すると、2025年1月時点の料金は、電力が自由化された2016年より2,392円上がっています。2016年からずっと値上げが続いているわけではありませんが、増減を繰り返しながら少しずつ電気料金は高くなっている状況です。今後も同じような傾向が続くと予想されるため、大幅な値上げが行われる前に安い新電力へ乗り換えるのがおすすめです。
>> 料金推移を詳しく見る
- 東京電力の料金の値上げ理由は?
- 直近の東電の値上げ理由は、燃料価格の上昇や託送料金の見直しが多いです。例えば、2023年はウクライナ戦争による燃料価格の高騰を背景に、電力量料金が大幅に値上げされました。また、2024年の託送料金見直しを受けて、東電は同年4月に基本料金を約5%値上げしています。託送料金とは、電力会社が利用者に電気を送り届ける際に使用する送配電設備の維持費や運用コストで、電気代の中にあらかじめ含まれているケースが多いです。
>> 東電の値上げ理由を詳しく見る
- 東京電力より安いおすすめの電力会社は?
- 東電より安いおすすめの新電力は、シンエナジー・CDエナジー・東京ガスの3社です。シンエナジーは東京エリアで圧倒的な安さを誇る電力会社で、料金重視で選びたい人に最適です。CDエナジーは東電より安いのはもちろん、独自のポイント制度やガスセット割などのサービスが充実しており、東京エリアのみの提供にも関わらず70万件の契約実績があります。東京ガスはオール電化プランが安いので、東電の深夜電力やスマートライフからの乗り換えにおすすめです。
>> おすすめの新電力を詳しく見る
まとめ
最後に、東京電力の料金見直しをおさらいします。
- 2025年4月に、東京電力の深夜電力プラン3つの料金が値上げ
- 基本プランの料金は、現状は変更なし
- 値上げへ対処するには新電力への乗り換えがおすすめ
東京電力は、2025年4月に深夜電力プラン料金の見直しを行い、オール電化割引の適用も終了します。
従量電灯Bなどの基本プランは現状維持ですが、これまで複数回にわたって値上げされており、今後の社会情勢しだいで料金が見直される可能性もゼロではありません。

値上げへ対処したい場合や、電気代が高いと感じたら、東電より安い新電力へ乗り換える方法が効果的です。
新電力の中でもシン・エナジーは他社より圧倒的に安いので、東電から乗り換えれば大幅に電気代を抑えられます。
電気とガスをまとめたい人や、ポイントをお得に貯めたい人はCDエナジー、東電のオール電化プランから乗り換えるなら東京ガスも検討してみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。