3人家族の電気代の平均は?高くなる原因と節約ポイントを詳しく解説

3人暮らしの電気代

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「3人家族の電気代の平均は?」
「電気代が高くなる原因が知りたい」
「節約する方法は?」

3人家族の電気代の平均や、電気代が高くなる原因を知りたいですよね。

柴田 今日子
柴田 今日子

3人家族の平均電気代は12,651円です。手軽に節約したい人は、新電力への乗り換えがおすすめです。

この記事は、3人家族の平均の電気代を詳しく解説します。

電気代が高くなる原因や節約ポイントもあわせて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

3人家族の電気代の平均は12,651円

3人家族電気代の平均は?

3人家族の電気代は、季節によって大きく変動します。

総務省統計局のデータによると、2024年の平均電気代は12,651円でしたが、夏や冬は冷暖房の使用が増えるため高くなり、春や秋は安くなる傾向があります。

例えば、冬は暖房や給湯、夏は冷房の使用量が増えることが主な要因です。

自宅で電力を多く消費している家電を把握し、使い方を工夫することで、無理なく電気代を抑えられます。

3人家族の平均電気使用量

電力会社使用量
東京電力ロゴ360kWh
関西電力ロゴ415kWh
北海道電力ロゴ300kWh
東北電力ロゴ363kWh
北陸電力ロゴ377kWh
中部電力ミライズ ロゴ373kWh
中国電力ロゴ380kWh
四国電力ロゴ372kWh
九州電力ロゴ410kWh

大手電力会社は、エリアによって基本料金や電力量料金が異なります。

例えば、3人家族の平均電気代である12,651円を各エリアの使用量を試算すると、最も少なかったのは北海道電力の300kWhで、最も多かったのは関西電力の415kWhでした。

電力量単価が安い地域ほど、より多くの電気を使っても料金を抑えられます。

自分のエリアでどれくらい使えるのかを把握し、電気の使い方の参考にしてみてください。

最も高くなる季節は冬

四半期平均電気代
1〜3月13,762円
4〜6月11,585円
7〜9月12,769円
10〜12月12,486円

3人家族の電気代は、1年の中でも冬に最も高くなります。

原因は、寒さにより暖房や給湯の使用が増えるためです。

実際、四半期ごとの平均電気代を比較すると、1〜3月は13,762円で最も高い結果です。

暖房機器や電気温水器の使い方を工夫すれば、冬の電気代を効率よく抑えることができるでしょう。

3人家族の電気代が高くなる理由

3人家族の電気代が高くなる理由

3人家族で電気代が高くなる理由は、部屋数が増えたり、使う家電が多くなったりするためです。

例えば、リビングと子ども部屋の二部屋で生活する場合、二人暮らしのときは一部屋で済んでいた照明や冷暖房が、それぞれの部屋に必要です。

さらに、家族が増えることで洗濯物の量も増え、洗濯乾燥機の稼働時間も長くなります。

3人家族で電気代が増える原因は他にもあるため、ここからは更に詳しく紹介します。

寝室や子ども部屋の冷暖房の稼働時間が増える

使用部屋数1日の電気代1ヶ月の電気代
1部屋約248円約7,440円
2部屋約496円約14,880円

3人暮らしになると、冷暖房の使用が増えて電気代が高くなります。

家族が増えることで、リビングに加えて子ども部屋や寝室でもエアコンを使う場面が増えるためです。

例えば、エアコンを1日9時間使うと、1部屋あたり月7,440円の電気代が発生します。

2部屋になると14,880円となり、エアコンだけで月1万円以上かかる計算です。

冷暖房の使用は避けられませんが、使用時間や使い方を見直すことで、電気代の負担を抑えることができます。

洗濯物が増えて乾燥機の稼働時間が増える

内容消費電力量電気料金
洗濯のみ0.077kWh約2.3円
洗濯〜乾燥1.980kWh約59.0円

洗濯のみで稼働する場合と、乾燥まで稼働する場合では、電気代に約25倍の差が出ます。

洗濯はそれほど電力を使いませんが、乾燥機能は多くの電力を消費します。

例えば、洗濯のみの電気代は約2.3円ですが、乾燥まで行うと約59円必要です。

家事や育児で忙しい中でも、可能な場面では自然乾燥を取り入れることで、電気代の負担を大きく抑えることができます。

育休やテレワークで在宅時間が増える

子育てのために育児休暇を取ったり、テレワークになったりすると、在宅時間が増えて電気代が高くなります。

例えば、日中も常に照明をつけたり、空気清浄機や加湿器、ミルク用の電気ポットなどを長時間使うことで、二人暮らしでは発生しなかった電気代がかかります。

育児休暇中やテレワークで電気代が高くなるのは当然のことです。

必要な家電の優先順位を見直したり、使う時間帯や使い方を工夫して、可能な範囲で電気代を節約しましょう。

3人家族の電気代を節約する方法

3人家族の電気代を節約する方法

3人家族の電気代は、ちょっとした工夫で無理なく節約できます。

特にエアコンや洗濯乾燥機など、使用頻度の高い家電の使い方を見直すことで、電力消費を大きく抑えられます。

さらに、電気を使うタイミングを意識するだけでも、基本料金を下げることが可能です。

ここからは、3人家族で効果的な節電方法を紹介します。

サーキュレーターを活用して冷暖房の稼働数を減らす

種類消費電力電気代
ACモーター扇風機0.030kWh約0.9円
DCモーター扇風機0.015kWh約0.5円
サーキュレーター0.018kWh約0.6円

エアコンの稼働数を減らして節約したい場合は、サーキュレーターの活用がおすすめです。

3人家族では、リビングや子ども部屋など複数の部屋でエアコンを同時に使うことが多く、電気代が高くなりがちです。

例えば、エアコンを1日9時間使うと、1部屋で約7,440円、2部屋なら14,880円もの電気代がかかります。

隣り合った部屋であれば、サーキュレーターで空気を循環させることで、1台のエアコンでも快適に過ごせるため、より電気代を抑えられます。

エアコンよりも消費電力の少ないサーキュレーターを導入し、無理のない節電を心がけましょう。

可能な限り洗濯物を自然乾燥させる

洗濯物は可能な限り自然乾燥させましょう。

洗濯乾燥機は便利ですが、乾燥まで稼働させると、洗濯だけと比較して25倍の電気代が必要です。

例えば、洗濯だけなら1回約2.3円で済みますが、乾燥まで行うと約59円かかります。

毎日3回稼働させた場合、1ヶ月で5,000円以上になる計算です。

時間や天気の都合で使わざるを得ない場面もありますが、1回分だけでも自然乾燥に切り替えることで、着実に電気代を抑えられます。

お風呂を同じタイミングで済ませる

お風呂のタイミングを家族で揃えると、電気代を節約できます。

時間を空けて入浴すると、その度に給湯器が作動し、電力を余計に消費します。

例えば、昼に母親と子どもが入り、夜に父親が追い焚きすると、2回分の加熱が必要です。

できるだけお湯が冷めないうちに順番に入浴することで、お風呂に必要な電力消費を節約できます。

電気を使うタイミングを家族で工夫する

電気を使うタイミングを家族で工夫すると、電気代を節約できます。

電気を一度に多く使うと、高いアンペア契約が必要になり、基本料金も上がります。

例えば東京電力では、30Aが935円、50Aは1,558円です。

差額は月600円以上あるため、契約アンペア数を50Aから30Aに変更すると、年間で約7,000円の節約が可能です。

電子レンジとドライヤーを同時に使わない、洗濯乾燥機と食洗機の稼働時間をずらすといった工夫が効果的です。

家族で電気を使う時間を調整できるなら、契約アンペアの見直しを検討しましょう。

省エネ家電に買い換える

家電製品10年前の
家電と比較
年間節約額
冷蔵庫約35%約4,340円
エアコン約19%約4,650円
テレビ約42%約1,890円

古い家電を使い続けている家庭は、省エネ家電への買い替えがおすすめです。

古い家電は省エネ性能が低く、最新の製品に比べて電力を多く消費します。

例えば、10年前の家電と比べると、最新の冷蔵庫では年間約4,340円、エアコンは約4,650円、テレビは約1,890円の節約効果が期待できます。

初期費用は必要ですが、長期的には確実に電気代の負担を軽減できるため、家族と相談して買い替えを検討しましょう。

家族世帯向けの新電力に切り替える

生活スタイルを変えずに節約したい人は、新電力への切り替えがおすすめです。

新電力は、大手電力会社に比べて、基本料金や電力量単価が安く設定されています。

例えば、500kWh使う家庭の場合、東京電力の従量電灯Bからシン・エナジーの「きほんプラン」に乗り換えると、年間で約2万円の節約が可能です。

エリアや使用量によって差はありますが、ほとんどの場合で新電力に乗り換えた方が安くなる可能性が高いです。

生活スタイルを変えずに電気代を抑えたい人は、自分のエリアや使用量に合った新電力への乗り換えを検討しましょう。

3人家族で電気代を節約するなら新電力への切り替えがおすすめ

新電力会社楽々でんきロゴシン・エナジー ロゴCDエナジーロゴLooopでんきロゴ東京ガスの電気ロゴ
東電と比較安いかなり安い安い安い安い
付帯サービス充実シンプル充実シンプル充実
基本料金0円必要必要必要必要
ガスセット有り無し有り無し有り
ポイント無し無し有り無し有り
特徴かけつけサービス無料
即日開通にも対応
電気代が安い
昼夜プランもある
一人暮らし向け
プランがある
30分おきに
電力量料金が変動
東京ガスと
セットにできる
おすすめな人一人暮らしが初めて
新生活スタートする人
安さにこだわる人使用量別でお得な
電気を契約したい人
電気代が安い時間帯で
集中して電気を使える
大手で安心できる
新電力を選びたい人

3人家族で電気代を節約するなら、新電力への切り替えがおすすめです。

新電力は、東京電力などの大手と比べて、基本料金や電力量単価が安く設定されており、使い方を変えずに電気代を抑えることができます。

例えば、シン・エナジーは料金が安く、【昼】生活フィットプランや【夜】生活フィットプランなど、生活リズムに合わせて選べるプランがあります。

また、3人での生活にまだ慣れていない人には、電気・ガス・水道のトラブルに対応する無料の「かけつけサービス」がある楽々でんきがおすすめです。

料金やサービス内容を比較して、自分にぴったりの電力会社を選びましょう。

楽々でんき

楽々でんき
楽々でんき詳細情報
提供エリア全国
沖縄と離島を除く
初期費用3,850円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用プランによる

楽々でんきは、株式会社エクスゲートが運営する新電力で、電気代が業界最安級に安いサービスです。

電気代がお得なだけでなく、水道・ガス・電気のトラブル時の「かけつけサービス」も無料で利用できます。

当サイトからの申し込み限定
デジタルギフト5,000円分プレゼントされます。

楽々でんきがおすすめな理由
  • 基本料金と使用料金(電力量料金)が大手より安い
  • 水漏れなど緊急対応のサポートが充実
  • 引っ越し当日でも即日契約可能

楽々でんきは、U-NEXTやオンライン診療などサービスも充実しているため、特典重視の方にもおすすめです。

\新電力におすすめ/

楽々でんき デジタルギフト

シン・エナジー

シン・エナジー
シン・エナジー詳細情報
供給エリア全国
離島など一部除く
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円

シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。

シン・エナジーがおすすめな理由
  • JALマイルが貯まる
  • 毎月の電気代が安い
  • プランが豊富にある

他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。

シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。

\最安クラスに安い/

CDエナジーダイレクト

cdエナジーダイレクト公式
CDエナジー
ダイレクト
詳細情報
供給エリア東京電力区域内
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円
※一部プランを除く

CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資して2018年に設立されました。

電気の提供エリアは東京電力管内のみですが、独自のポイント制度などが利用者から評価されており、2024年時点の契約実績は70万件(取次事業者の獲得も含む)を突破しています。

CDエナジーがおすすめな理由
  • 電気の使用量がわかりやすい
  • プランが豊富にある

CDエナジーの標準的なプラン「ベーシックでんき」と、東京電力の自由料金の標準プラン「スタンダードS」を比べると、基本料金と電力量料金はCDエナジーの方が安いです。

料金プランも従量制からオール電化住宅向けまで多種多様に用意されているので、世帯人数やライフスタイルを問わず契約できるのが魅力です。

電気+ガスのセット割で、一般家庭向けのベーシックガスプランは0.5%割引になるなど、お得な電力会社です。

\首都圏で人気/

Looopでんき

Looopでんき
Looop
でんき
詳細情報
提供エリア全国
離島など一部除く
電気料金エリア毎の料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
解約費用0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由
  • 基本料金が安い
  • 安い時間に使えば節約できる
  • 使用量が家庭多いほど安く利用できる

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

\新電力におすすめ/

東京ガスの電気

東京ガスの新電力
東京ガスの
新電力
詳細情報
提供エリア東京電力区域内
初期費用0円
支払方法口座振替
クレジットカード払い
払込書払い
解約費用0円

東京ガスは、ガス屋のイメージがありますが、自社で大規模発電所を持ち、電気の販売にも本格的に取り組んでいます。

新電力では全国No.1の販売量※1で、多くの人から選ばれています。
※資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」(2023年11月時点)におけるみなし小売電気事業者以外の事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値

供給エリアは、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、静岡(富士川以東)です。

東京ガスの新電力がおすすめな理由
  • 全国No1の販売実績がある
  • 割引やサービスが充実している

電気代を節約したいなら、東京ガスの電気「基本プラン」にしておけば間違いありません。

\新電力におすすめ/

3人家族の電気代でよくある質問

3人家族の電気代で、よくある質問をお答えします。

3人家族の電気代で悩んでいる人には、手軽に節約できる新電力への乗り換えがおすすめです。

新電力会社の契約に不安がある人や、契約に際しての疑問点が残っている人は、よくある質問の内容をしっかり確認してから契約に進みましょう。

3人家族の平均電気代は?
3人家族の平均電気代は月12,651円です。世帯人数が増えると照明や家電の使用頻度が高くなり、電気代も上がります。例えばエアコンを2台稼働させたり、洗濯乾燥機をフル活用すると、二人暮らしの頃より割高になります。3人暮らしなら12,651円を目安に、使いすぎていないか確認しましょう。
>> 平均電気代をくわしく見る
3人家族の電気使用量の目安は?
3人家族の平均電気使用量は、東京エリアでおよそ360kWhが目安です。照明やエアコン、冷蔵庫などの使用頻度が増える、一人暮らしや二人暮らしよりも使用量は増えます。電気代は使用量に加えて、住んでいるエリアによる電力量料金の違いでも変動します。使用量の目安とあわせて、自分のエリアの料金単価も確認しましょう。
>> 電気使用量をくわしく見る
3人家族の電気代を節約するには?
契約アンペアを見直したり、省エネ家電に買い換えたりすることで節約できます。電気を同時に使う量を減らせばアンペアを下げられ、基本料金が安くなります。また、古い家電は電気を多く消費するため、最新の省エネ家電に替えると年間数千円の節約が可能です。生活スタイルを変えずに節約したい人は、新電力への乗り換えも効果的です。
>> 電気代を節約する方法をくわしく見る
3人家族の電気代が高くなる原因は?
世帯人数が増えると電気の使用量が増えるため、電気代は高くなります。例えば、赤ちゃんがいる家庭では、リビングや寝室など複数の部屋でエアコンや照明を使用する場面が増えるでしょう。さらに、洗濯乾燥機や食洗機などの家電も使用頻度が高まり、消費電力が大きくなります。世帯人数が増えると使用量が増えることは当然なので、できるところから節約を意識しましょう。
>> 電気代が高くなる原因をくわしく見る
3人家族におすすめの電力会社は?
3人家族には、シン・エナジー・TERASELでんき・CDエナジーダイレクト・楽々でんき・Looopでんきがおすすめです。これらの新電力は、それぞれのライフスタイルや使用量に合ったプランを提供しており、無理なく節約できます。例えば、昼によく電気を使う家庭にはシン・エナジーの【昼】生活フィットプランが向いています。また、楽々でんきには無料のかけつけサービスが付帯し、新生活を始めたばかりの家庭でも安心です。使用量や重視するサービス内容に合わせて、最適な電力会社を選びましょう。
>> おすすめの電力会社をくわしく見る

まとめ

最後に、3人家族の電気代について、おさらいしましょう。

  • 3人家族の平均の電気代は12,651円
  • 部屋数や家電の稼働数が増えるため電気代は高くなりがち
  • 3人家族で電気代を節約するなら新電力への乗り換えがおすすめ

2024年における3人家族の平均的な電気代は月12,651円でした。

電気代は、冷暖房を活用する夏と冬に高くなる傾向があります。

夏と冬の電気代を節約するには、冷暖房をつけるときはサーキュレーターを一緒に活用したり、お風呂はまとめて入ったりすることが効果的です。

手間なく電気代を節電したい人は、電力会社の乗り換えを検討しましょう。

記事内で紹介した新電力に乗り換えるだけでも年間で、数千円から数万円も節約できます。

この記事を参考に、自分に合った電力会社を選んでみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。